いっぱい失敗タルトタタン6
匠がよく失敗する
ので引っ込み思案になって
いることを
希は
悩んだ・・・。
「口で言うて聞かせても心
にしみないだろうから」と
圭太は言う。
洗濯物をたたむ希の横に
座る圭太。
そのとき、歩実の服のなかから
何やら出てきた。
それはあの、赤いハート
っぽいペンダントである。
「洗ってしまった、
大丈夫かな」と
希が言う。
圭太の顔が変わる。
「これは駄目だ、
使い物にならない」と
圭太がいってそれを
取り上げた。
「作り直さないとだめなのか」と
希が言う。
「見せてほしい」というが
圭太は隠そうとする。
希はやっと取り上げた。
「なんか変やね??
なんかあるんか?
これに??」
圭太は、謝った。
「上げようと思って作り
ました・・・」
「誰に?」
「一子・・・」
「はぁ??
昔の彼女に上げようと思った
ものを娘につけさせているの?」
希は驚いた。
圭太はそのつもりはない。
歩実が「ペンダントは?」
と探しに来る。
「あれはもう忘れろ、
新しいのを作ってやるから」と
圭太が言うが希は
「ポケットに入っていたよ」と
いった。
「ものに罪はないさけね。」
希は、圭太をにらんだ。
歩実は圭太に「漆をやりたい」と
いった。
「このペンダントをつけて学校へ
いったら、みんないいなといった」
という。
「これをつけて学校へ行くって」と希は
怒った。
しかし
圭太は
それは無視して「本当か!!!」と
喜ぶ。
歩実は
「うるし、教えてね」という。
圭太は大喜びだった。
「匠、あったよ~~」
と歩実は行ってしまった。
圭太は喜んだ。
「怪我の功名やね。」
そういって希は
「怪我の功名???
そんなケーキあったな・・・・
あ!!!」と・・・・。
翌日、圭太を巻き込んで
歩実と
匠と
希は
リンゴのタルトを
作ることにした。
四人でリンゴを切り
煮て
焼いて・・・
そして
「あああ!!!」
「ああ、お父さん、まちごうとる。」
と希はいう。
「焼く前にこれをつめてと
言ったのに」と
希は、パテをみていった。
「そうだ、これを上に載せて
もう一度焼こう」
といって
「おいしくなりますように」と
いって焼いた。
それは
まるで
魔法にかかったように
おいしそうなタルトと
なった。
翌日
桶作家ではその
タルトをみんなで食べることになった。
「これは、失敗なんだ」と
歩実が言うが
「もう一度やり直したら
上手くいった」と
希が言う。
皆で食べるとそれは
おいしい、リンゴのタルト
だった。
「何でこれが失敗なんか」と
圭太が聞く。
すごくおいしいと
好評だった。
「これはリンゴを直接焼いて
またパテを置いて焼いて
味が濃くなったからだ」と
希が言う。
「失敗してよかったという事だね」と
藍子が言う。
失敗してもいいのだと
いう。
圭太は「お父さんの手柄だ」と
いうと
「今度のことはそうだね」と
希が言う。
もちろん、このタルトを
作る過程はしっぱしてもいいという
趣旨の脚本である。
それを希と圭太は演じて
子供たちに教えたのだった。
みのりはそっと本当に
失敗なのかと聞く。
希はタルトタタンのいわれを話した。
「タタンさんの娘さんが
失敗してリンゴだけを
先に焼いた。
あわてて上からパテをかぶせて
焼き直したら
すごくおいしくなったという
話が実際ある」という。
「匠、失敗っていやだね。
お父さんも巧みに失敗したけど
そのたびにいいお父さんになって
いくから
匠も失敗してもいいから
なんでもやってみんか?」
と聞く。
希も「失敗してもいいのよ」という。
「失敗?」と匠。
「おっぱい?」と歩実。
「失敗や」と圭太。
「なんでもいいがね。」
「しっぱい、おっばい」
と子供たちは楽しそうに
いった。
希は思う。
「能登に戻って八年
ケーキにブランクやったと
思っていたけど
この八年を経験した私だから
できるケーキがきっと
あるげんね・・・」
あの、沙耶が帰ってきた。
「すみませんでした。
本当に世界をめざしているのですか?
私はその話を聞いて
勇気が出ました。
うち、やっぱりここのケーキがすき
だから、
母親を説得します。
バイト料で授業料を
返していきます。
ここで雇って下さい。
シェフに基礎の基礎を習って
世界へ行きます!!!」
沙耶の宣言に希は
「はい!!」と
笑顔で答えた。
ふみさん劇場は
希の話になっていた。
「昔、むかし
希という夢嫌いの娘がおった。
希は徹を見て育ったので
夢が怖くなって
しまったのです
ほんでも
やっぱりケーキをやりたくて
一生懸命修業して
まんでうまい
ケーキを作るようになりました。」
そのころ
一人の男が
スマホから
希の店のHPを
見ていた。
徹である・
どこかの食堂で
食事をしながら
である。
希と圭太と
子供たちの写真が
載っている・・・
そして、ぱりぱりと
音を出して食べながら
「まずいな・・・」と
つぶやいた。
ふみさん劇場・・
「お母さんになった希は
世界一のパテシエという
夢を思い出しました。
さぁ
これから希はどうするのでしょう?」
希はつぶやく
「まだ・・・
間に合うかね・・・・」
******************
結婚、出産、
子育て・・・
妻をやり
母をやり
嫁をやり
女性の人生はさまざま
に変わる。
その中で希は夢を追いかける
ことをやめない。
ブランクがあっても
ブランクと思わない。
その強さが
きっと
希だけの
まんでうまい
ケーキを
つくる
きっかけになると
思います。
そんな
ケーキ
食べたいよ~~~~。
+++++++++++++++
この番組にでてくるケーキの
美しさも好きなのでついつい
見入ってもはや
今月で終わりとなります。
土屋太鳳さんの
ドラマは
花子とアンでも見ましたが
一番最初見たのは
真夜中のパン屋さんです。
滝沢秀明さんと
もうひとり
名前が覚えられない
ジャニーズのメンバーとの
共演でした。
このとき
パン屋さんだったのでおいしそうなパンが
でてくるのです。
ついつい
パンにはまりました。
ちょっととんがった
主人公の演技が面白くて
ずっとみていました。
この変わった名前の女優さんを
いいなと思ったのはその時です。
花子とアンはちょっと違う役
でしたが・・あれからン年。
こんな縁の下の力持ちのような
役もできるんかと思いました。
そして、今回
大変、体力のいるパティシエって。
希の役は真面目な女の子だけど
どこかすっとんきょうな
それでいて
前向きの女の子なので
楽しかったです。
「まんでうまいケーキ」って私も
食べたいです。
で、私がいいと思ったのは・・
数点あげますね。
ここは京都なので
和菓子はすごいのですが
ケーキは・・・
よくわかりません。
一番好きなのが
神戸に本店のある
ミオールさんです。
わたしは、大阪梅田に行きます。
神戸よりちかいからね。
本格フランス菓子とはいえる
のかどうかわかりませんが・・
きっと違うと思うけど・・
ここのNYカットケーキが
好きです。
ふわっとしたかるい生クリームが
食べやすくて、レモンティーも
おいしいです。
京都では
イノダのケーキですね・・・
いまのところ。
見た目より、甘くなく
ぱくぱくいけれるとことなんか
驚きです。
レモンパイとアップルクーヘン
ナポレオンという名前の
ミルフィーユ。喫茶店ですが
ケーキのテイクアウトも
できます。京都駅八条店を利用しています。
デパ地下のテイクアウトのケーキは
ユーハイムとモロゾフがすきです。
ドイツ風の洋菓子です。
どっちも本店は神戸です。
やっぱりケーキは神戸ですね・・。
あとこちらには高島屋さんにしか
出店されていない
ブールミッシュもおすすめ。
もちろんシブーストです。
本格フランス菓子の店です。
匠がよく失敗する
ので引っ込み思案になって
いることを
希は
悩んだ・・・。
「口で言うて聞かせても心
にしみないだろうから」と
圭太は言う。
洗濯物をたたむ希の横に
座る圭太。
そのとき、歩実の服のなかから
何やら出てきた。
それはあの、赤いハート
っぽいペンダントである。
「洗ってしまった、
大丈夫かな」と
希が言う。
圭太の顔が変わる。
「これは駄目だ、
使い物にならない」と
圭太がいってそれを
取り上げた。
「作り直さないとだめなのか」と
希が言う。
「見せてほしい」というが
圭太は隠そうとする。
希はやっと取り上げた。
「なんか変やね??
なんかあるんか?
これに??」
圭太は、謝った。
「上げようと思って作り
ました・・・」
「誰に?」
「一子・・・」
「はぁ??
昔の彼女に上げようと思った
ものを娘につけさせているの?」
希は驚いた。
圭太はそのつもりはない。
歩実が「ペンダントは?」
と探しに来る。
「あれはもう忘れろ、
新しいのを作ってやるから」と
圭太が言うが希は
「ポケットに入っていたよ」と
いった。
「ものに罪はないさけね。」
希は、圭太をにらんだ。
歩実は圭太に「漆をやりたい」と
いった。
「このペンダントをつけて学校へ
いったら、みんないいなといった」
という。
「これをつけて学校へ行くって」と希は
怒った。
しかし
圭太は
それは無視して「本当か!!!」と
喜ぶ。
歩実は
「うるし、教えてね」という。
圭太は大喜びだった。
「匠、あったよ~~」
と歩実は行ってしまった。
圭太は喜んだ。
「怪我の功名やね。」
そういって希は
「怪我の功名???
そんなケーキあったな・・・・
あ!!!」と・・・・。
翌日、圭太を巻き込んで
歩実と
匠と
希は
リンゴのタルトを
作ることにした。
四人でリンゴを切り
煮て
焼いて・・・
そして
「あああ!!!」
「ああ、お父さん、まちごうとる。」
と希はいう。
「焼く前にこれをつめてと
言ったのに」と
希は、パテをみていった。
「そうだ、これを上に載せて
もう一度焼こう」
といって
「おいしくなりますように」と
いって焼いた。
それは
まるで
魔法にかかったように
おいしそうなタルトと
なった。
翌日
桶作家ではその
タルトをみんなで食べることになった。
「これは、失敗なんだ」と
歩実が言うが
「もう一度やり直したら
上手くいった」と
希が言う。
皆で食べるとそれは
おいしい、リンゴのタルト
だった。
「何でこれが失敗なんか」と
圭太が聞く。
すごくおいしいと
好評だった。
「これはリンゴを直接焼いて
またパテを置いて焼いて
味が濃くなったからだ」と
希が言う。
「失敗してよかったという事だね」と
藍子が言う。
失敗してもいいのだと
いう。
圭太は「お父さんの手柄だ」と
いうと
「今度のことはそうだね」と
希が言う。
もちろん、このタルトを
作る過程はしっぱしてもいいという
趣旨の脚本である。
それを希と圭太は演じて
子供たちに教えたのだった。
みのりはそっと本当に
失敗なのかと聞く。
希はタルトタタンのいわれを話した。
「タタンさんの娘さんが
失敗してリンゴだけを
先に焼いた。
あわてて上からパテをかぶせて
焼き直したら
すごくおいしくなったという
話が実際ある」という。
「匠、失敗っていやだね。
お父さんも巧みに失敗したけど
そのたびにいいお父さんになって
いくから
匠も失敗してもいいから
なんでもやってみんか?」
と聞く。
希も「失敗してもいいのよ」という。
「失敗?」と匠。
「おっぱい?」と歩実。
「失敗や」と圭太。
「なんでもいいがね。」
「しっぱい、おっばい」
と子供たちは楽しそうに
いった。
希は思う。
「能登に戻って八年
ケーキにブランクやったと
思っていたけど
この八年を経験した私だから
できるケーキがきっと
あるげんね・・・」
あの、沙耶が帰ってきた。
「すみませんでした。
本当に世界をめざしているのですか?
私はその話を聞いて
勇気が出ました。
うち、やっぱりここのケーキがすき
だから、
母親を説得します。
バイト料で授業料を
返していきます。
ここで雇って下さい。
シェフに基礎の基礎を習って
世界へ行きます!!!」
沙耶の宣言に希は
「はい!!」と
笑顔で答えた。
ふみさん劇場は
希の話になっていた。
「昔、むかし
希という夢嫌いの娘がおった。
希は徹を見て育ったので
夢が怖くなって
しまったのです
ほんでも
やっぱりケーキをやりたくて
一生懸命修業して
まんでうまい
ケーキを作るようになりました。」
そのころ
一人の男が
スマホから
希の店のHPを
見ていた。
徹である・
どこかの食堂で
食事をしながら
である。
希と圭太と
子供たちの写真が
載っている・・・
そして、ぱりぱりと
音を出して食べながら
「まずいな・・・」と
つぶやいた。
ふみさん劇場・・
「お母さんになった希は
世界一のパテシエという
夢を思い出しました。
さぁ
これから希はどうするのでしょう?」
希はつぶやく
「まだ・・・
間に合うかね・・・・」
******************
結婚、出産、
子育て・・・
妻をやり
母をやり
嫁をやり
女性の人生はさまざま
に変わる。
その中で希は夢を追いかける
ことをやめない。
ブランクがあっても
ブランクと思わない。
その強さが
きっと
希だけの
まんでうまい
ケーキを
つくる
きっかけになると
思います。
そんな
ケーキ
食べたいよ~~~~。
+++++++++++++++
この番組にでてくるケーキの
美しさも好きなのでついつい
見入ってもはや
今月で終わりとなります。
土屋太鳳さんの
ドラマは
花子とアンでも見ましたが
一番最初見たのは
真夜中のパン屋さんです。
滝沢秀明さんと
もうひとり
名前が覚えられない
ジャニーズのメンバーとの
共演でした。
このとき
パン屋さんだったのでおいしそうなパンが
でてくるのです。
ついつい
パンにはまりました。
ちょっととんがった
主人公の演技が面白くて
ずっとみていました。
この変わった名前の女優さんを
いいなと思ったのはその時です。
花子とアンはちょっと違う役
でしたが・・あれからン年。
こんな縁の下の力持ちのような
役もできるんかと思いました。
そして、今回
大変、体力のいるパティシエって。
希の役は真面目な女の子だけど
どこかすっとんきょうな
それでいて
前向きの女の子なので
楽しかったです。
「まんでうまいケーキ」って私も
食べたいです。
で、私がいいと思ったのは・・
数点あげますね。
ここは京都なので
和菓子はすごいのですが
ケーキは・・・
よくわかりません。
一番好きなのが
神戸に本店のある
ミオールさんです。
わたしは、大阪梅田に行きます。
神戸よりちかいからね。
本格フランス菓子とはいえる
のかどうかわかりませんが・・
きっと違うと思うけど・・
ここのNYカットケーキが
好きです。
ふわっとしたかるい生クリームが
食べやすくて、レモンティーも
おいしいです。
京都では
イノダのケーキですね・・・
いまのところ。
見た目より、甘くなく
ぱくぱくいけれるとことなんか
驚きです。
レモンパイとアップルクーヘン
ナポレオンという名前の
ミルフィーユ。喫茶店ですが
ケーキのテイクアウトも
できます。京都駅八条店を利用しています。
デパ地下のテイクアウトのケーキは
ユーハイムとモロゾフがすきです。
ドイツ風の洋菓子です。
どっちも本店は神戸です。
やっぱりケーキは神戸ですね・・。
あとこちらには高島屋さんにしか
出店されていない
ブールミッシュもおすすめ。
もちろんシブーストです。
本格フランス菓子の店です。
