復活マルジョレーヌ3
農協の融資の鬼とは・・・
津村みのり
だった・・・。
希の要望は受け入れられず
書類を突き返された。
しかし、あきらめない。
希は地元食材を使ったケーキを
毎晩、試作をする。
そして、設備は中古でも使えるものを
安く手に入れるために
探して交渉した。
そして、また農協を訪れた。
相手はもちろん
みのりだ。
「何度も考えましたが
地元食材を使うことと
材料の質は落とす頃はできない
こと、生ケーキにこだわりたい
こと、原価を落とすことはできない
こと。
そのかわりに、ほかも部分を徹底
敵に見直したこと。
厨房の設備は安くあげ
ケーキも4種類に限定した。
仕入れの無駄をなくすように限定して
いる。
どうでしょうか?400万円」
みのりは書類をチェックして
「まだまだ見直しが必要ですね。」
「・・・」
「次の方!!!」
また見直しをするために
書類を持って帰ることと
なった。
希は、大吾にテレビ電話をした。
「ご無沙汰しています。」
「なんだ?」
「その節は本当にお世話になり
ありがとうございました」
「用件を早く言え」
「パティシエに戻ることになりました。」
「フランスへはいつ行く?」
「フランスへはちょっと・・」
「どこで修業をする?」
「えっと、」
「なんだ?はっきり言え!!!」
相変わらずの大吾である。
希は、小さいながらも店を
出すことにしました。
といったとたん
テレビ電話が切れた。
「まだまだ、修行中で早すぎると
思いますが、それも承知の上ですが・・
ん?もしもし、シェフ???」
大吾は生意気だと
怒った。
塗師屋には高志がいて
シェフはどういっているのかと聞く。
「許してもくれないけど
何度も電話を切られて
やっと了解してもらった。
怒られて当然だけどね。」
「希はお父さんのことは大丈夫
なのか」と高志が聞く。
「しょうがないし・・・
でていってしまったから・・」
高志は、藍子はどうなのかと
遠まわしに聞いた。
「お母さんは相当ショックだった
と思うよ。
今度こそと思ったはずなのにね。」
そこへ客が来た。
高志は、じっと考えた。
メールが来た。
「明日収録があるので
至急帰ってきて」と
事務所からだった。
高志は
「スミマセンでした。
明日、帰ります」
とメールを打った。
そして塗師屋を出て行った。
藍子は、離婚届を
開いてはじっと見ていた。
そこに電話が鳴った。
「はい、桶作です。
もしもし・・・聞こえてますか?」
無言である。
「徹さん?
徹さんでしょ?
いまどこ?
輪島の駅?
今から行くから待っててね。
絶対だよ。」
藍子はあわてて家を出ようとして
高志とぶつかった。
実はあの無言電話は
高志だった。
そう分かった藍子は
がっかりした様子だった。
「ごめんなさい、
驚かせて。」
「こっちこそ」
「勘違いして。
びっくりしてきてくれた
のね。ごめんえ。
何か用事だった?」
藍子が聞くが
高志は無言だった。
「お茶でも入れるから」
というと
高志は藍子を抱きしめた。
「高志君???」
高志は藍子をじっとみた。
「ごめんえ、心配して電話をくれた
のね。おばちゃん、大丈夫やさけ・・」
高志は、「ごめんなさい」
といって去って行った。
その様子を久美子が見ていた。
まんで食堂では
希が店づくりのために
作業をしていた。
「ここにショーケース・・・」
そこへ一子が来た。
「高志は帰ったの?」
「昨日・・」
「なんや、独占インタビューしようと
思ったのに。」
圭太も、高志に電話をするが
でない。
「なんかあったら、いえよ・・」と
留守電にいれた。
高志のことで波乱の予感が
するのですが・・・
希はそれどころではない。
18回目の農協融資課を
訪問して、企画の提出をした。
「13時に約束の紺谷です!!!」
みのりは書類に目を通して
いった。
「350万ですね。
それで、ぎりぎり審査に上げます。」
「津村さんありがとうございます。」
「紺谷さん、頑張ってくださいね。」
ようやく、融資が決まった。
融資の書類にハンコを押す
のだが
なかなかつけない。
圭太が一緒に
「俺がついとるから」といって
希の手を取って
ハンコを一緒についた。
「ごめんね、保証人なんて。
地獄に蜜連れで。」
「地獄っていうなよ。」
いよいよ
希の店づくりのスタートと
なった。
洋一郎、みのり
一徹、圭太・・
みんなが手伝ってくれた。
小野から店のカギを受け取った。
拍手が沸いた。
みのりは一子に言った。
「ずっと手伝っているけど
仕事は大丈夫なの?」
「せっかくだから見届けようと
思って。
貧乏パティシエ故郷に店を出す・・・
オモシロかったらどっかに売り込むから。」
希はチラシを見て気づいた。
店の名前が違う。
「プティットゥ・ソルシエール」
なのに、「プチ」になっている。
一子は、「プチのほうが覚えやすい
わいね。」
と平然と言う。
「プチでは男になる。
魔法使いや・・・」
「あっちもこっちもプチって
かいてしまった」と
一子が言う。
ってことで
プチになってしまった。
朝市でチラシをまいた。
オープンのチラシである。
「11月11日
オープンです。」
「よかったらどうぞ。」
「プチソルシェールです~~~」
圭太も洋一郎も手伝って
くれた。
そのオープンに向けて
希は必死で
ケーキを試作した。
「決まったか?ケーキは?」
と圭太。
「これは
レーヌ・デ・フレーズ」
イチゴの女王 能登のイチゴを使って
いる。
「ジャン・ドウ・ラ・テール
土の人、」中島菜を使っている。
能登繰りを使った
「モン・ブラン・ドウ・ノト。」能登の
モンブラン。
能登のブルーベリーを使った
「レゾリュシオン。覚悟。」
・・・
「シェフに教わった
フランス菓子の味を
能登の材料で
能登の人たちに
食べてもらいたい。」
希は希望一杯にきらきらして
いった。
「俺がついとるさけな・・」
圭太がケーキを見ながら言った。
希は笑顔で圭太を見た。
「思いっきりやれや」
希はうなずいた
********************
修業が・・大事ではあるのですが
徹の夢をかなえるために
希は未熟ながらも
皆の手を借りて
努力をして
ここまでこぎつけ
ました。
しかし・・・
高志はどうなんでしょうか?
あの歌は
藍子へのラブソングなのでしょうか。
徹が失踪したとしって
それで高志は藍子にプロポーズを
しに来たのでしょうか??
藍子にはその気はありません。
どんなダメ男でも
徹が好きなのです。
久美子はどう思ったのでしょうか。
そして、希のケーキ・・
大吾ほど
見た目が洗練されていません。
そのために、フランスへ行けと
言われたのにですから。
なんだか、デザインが野暮ったい
のですが。
それでも私は
能登のくりで作った
モンブランドウノトが
食べたいです・・・
で、サブタイトルの
マルジョレーヌは???
いずこ????
++++++++++
毎週
デスノートを見ていますが
あのLの役ですが
山崎賢人君です。
メークが独特なので
山崎君には見えません
が
ときおり、ちらっと
かわいい目がわかります。
圭太役はそのまんま
山崎君ですが
Lをみながら、こんな役まで
できるんだ…と感心して
います。
農協の融資の鬼とは・・・
津村みのり
だった・・・。
希の要望は受け入れられず
書類を突き返された。
しかし、あきらめない。
希は地元食材を使ったケーキを
毎晩、試作をする。
そして、設備は中古でも使えるものを
安く手に入れるために
探して交渉した。
そして、また農協を訪れた。
相手はもちろん
みのりだ。
「何度も考えましたが
地元食材を使うことと
材料の質は落とす頃はできない
こと、生ケーキにこだわりたい
こと、原価を落とすことはできない
こと。
そのかわりに、ほかも部分を徹底
敵に見直したこと。
厨房の設備は安くあげ
ケーキも4種類に限定した。
仕入れの無駄をなくすように限定して
いる。
どうでしょうか?400万円」
みのりは書類をチェックして
「まだまだ見直しが必要ですね。」
「・・・」
「次の方!!!」
また見直しをするために
書類を持って帰ることと
なった。
希は、大吾にテレビ電話をした。
「ご無沙汰しています。」
「なんだ?」
「その節は本当にお世話になり
ありがとうございました」
「用件を早く言え」
「パティシエに戻ることになりました。」
「フランスへはいつ行く?」
「フランスへはちょっと・・」
「どこで修業をする?」
「えっと、」
「なんだ?はっきり言え!!!」
相変わらずの大吾である。
希は、小さいながらも店を
出すことにしました。
といったとたん
テレビ電話が切れた。
「まだまだ、修行中で早すぎると
思いますが、それも承知の上ですが・・
ん?もしもし、シェフ???」
大吾は生意気だと
怒った。
塗師屋には高志がいて
シェフはどういっているのかと聞く。
「許してもくれないけど
何度も電話を切られて
やっと了解してもらった。
怒られて当然だけどね。」
「希はお父さんのことは大丈夫
なのか」と高志が聞く。
「しょうがないし・・・
でていってしまったから・・」
高志は、藍子はどうなのかと
遠まわしに聞いた。
「お母さんは相当ショックだった
と思うよ。
今度こそと思ったはずなのにね。」
そこへ客が来た。
高志は、じっと考えた。
メールが来た。
「明日収録があるので
至急帰ってきて」と
事務所からだった。
高志は
「スミマセンでした。
明日、帰ります」
とメールを打った。
そして塗師屋を出て行った。
藍子は、離婚届を
開いてはじっと見ていた。
そこに電話が鳴った。
「はい、桶作です。
もしもし・・・聞こえてますか?」
無言である。
「徹さん?
徹さんでしょ?
いまどこ?
輪島の駅?
今から行くから待っててね。
絶対だよ。」
藍子はあわてて家を出ようとして
高志とぶつかった。
実はあの無言電話は
高志だった。
そう分かった藍子は
がっかりした様子だった。
「ごめんなさい、
驚かせて。」
「こっちこそ」
「勘違いして。
びっくりしてきてくれた
のね。ごめんえ。
何か用事だった?」
藍子が聞くが
高志は無言だった。
「お茶でも入れるから」
というと
高志は藍子を抱きしめた。
「高志君???」
高志は藍子をじっとみた。
「ごめんえ、心配して電話をくれた
のね。おばちゃん、大丈夫やさけ・・」
高志は、「ごめんなさい」
といって去って行った。
その様子を久美子が見ていた。
まんで食堂では
希が店づくりのために
作業をしていた。
「ここにショーケース・・・」
そこへ一子が来た。
「高志は帰ったの?」
「昨日・・」
「なんや、独占インタビューしようと
思ったのに。」
圭太も、高志に電話をするが
でない。
「なんかあったら、いえよ・・」と
留守電にいれた。
高志のことで波乱の予感が
するのですが・・・
希はそれどころではない。
18回目の農協融資課を
訪問して、企画の提出をした。
「13時に約束の紺谷です!!!」
みのりは書類に目を通して
いった。
「350万ですね。
それで、ぎりぎり審査に上げます。」
「津村さんありがとうございます。」
「紺谷さん、頑張ってくださいね。」
ようやく、融資が決まった。
融資の書類にハンコを押す
のだが
なかなかつけない。
圭太が一緒に
「俺がついとるから」といって
希の手を取って
ハンコを一緒についた。
「ごめんね、保証人なんて。
地獄に蜜連れで。」
「地獄っていうなよ。」
いよいよ
希の店づくりのスタートと
なった。
洋一郎、みのり
一徹、圭太・・
みんなが手伝ってくれた。
小野から店のカギを受け取った。
拍手が沸いた。
みのりは一子に言った。
「ずっと手伝っているけど
仕事は大丈夫なの?」
「せっかくだから見届けようと
思って。
貧乏パティシエ故郷に店を出す・・・
オモシロかったらどっかに売り込むから。」
希はチラシを見て気づいた。
店の名前が違う。
「プティットゥ・ソルシエール」
なのに、「プチ」になっている。
一子は、「プチのほうが覚えやすい
わいね。」
と平然と言う。
「プチでは男になる。
魔法使いや・・・」
「あっちもこっちもプチって
かいてしまった」と
一子が言う。
ってことで
プチになってしまった。
朝市でチラシをまいた。
オープンのチラシである。
「11月11日
オープンです。」
「よかったらどうぞ。」
「プチソルシェールです~~~」
圭太も洋一郎も手伝って
くれた。
そのオープンに向けて
希は必死で
ケーキを試作した。
「決まったか?ケーキは?」
と圭太。
「これは
レーヌ・デ・フレーズ」
イチゴの女王 能登のイチゴを使って
いる。
「ジャン・ドウ・ラ・テール
土の人、」中島菜を使っている。
能登繰りを使った
「モン・ブラン・ドウ・ノト。」能登の
モンブラン。
能登のブルーベリーを使った
「レゾリュシオン。覚悟。」
・・・
「シェフに教わった
フランス菓子の味を
能登の材料で
能登の人たちに
食べてもらいたい。」
希は希望一杯にきらきらして
いった。
「俺がついとるさけな・・」
圭太がケーキを見ながら言った。
希は笑顔で圭太を見た。
「思いっきりやれや」
希はうなずいた
********************
修業が・・大事ではあるのですが
徹の夢をかなえるために
希は未熟ながらも
皆の手を借りて
努力をして
ここまでこぎつけ
ました。
しかし・・・
高志はどうなんでしょうか?
あの歌は
藍子へのラブソングなのでしょうか。
徹が失踪したとしって
それで高志は藍子にプロポーズを
しに来たのでしょうか??
藍子にはその気はありません。
どんなダメ男でも
徹が好きなのです。
久美子はどう思ったのでしょうか。
そして、希のケーキ・・
大吾ほど
見た目が洗練されていません。
そのために、フランスへ行けと
言われたのにですから。
なんだか、デザインが野暮ったい
のですが。
それでも私は
能登のくりで作った
モンブランドウノトが
食べたいです・・・
で、サブタイトルの
マルジョレーヌは???
いずこ????
++++++++++
毎週
デスノートを見ていますが
あのLの役ですが
山崎賢人君です。
メークが独特なので
山崎君には見えません
が
ときおり、ちらっと
かわいい目がわかります。
圭太役はそのまんま
山崎君ですが
Lをみながら、こんな役まで
できるんだ…と感心して
います。
