潮時ジャガイモガレット6
希たちはみのりと一徹に
子供ができたことを
よろこぶ。
それと塩田を継ぐことの
関係性が
あるらしい・・。
一徹は「親父になるには
どういう親父になるのか
子供にどういう親父の背中を
見せたいのか・・」と考えたという。
徹は、「やばい・・・」と思った。
自分にはそれほどの父親の実績がない。
「俺が
自分の子供に見せたい背中は・・」
徹は立ち上がり
耳をふさいで
離れようとした。
「俺が自分の子供に見せたい背中は
元冶さんの背中だ。」
徹は「聞かないほうがいいでしょ?」
という。
希も「塩田にいる元冶さんの背中は
父親としての理想だ」という。
徹は「元冶につがせてやってくれよ」
という。
「うちからもお願い」と希・・
「一徹・・・」元冶がいった。
そこへ真人夫妻がきた。
「子供ができたって本当か?」
みのりは「うん」という。
『結婚はまだ早いと反対したけど
ディトレードも成功して
みのりを守ってくれている。
ありがとう、一徹!!」
「こんどは塩田で頑張るから」と
いうと真人は
「無理やろう~~一徹には!!」
と真人。
元冶は、「許すつもりはない」という。
「子供ができたなら余計許されん」と文。
文は「一徹が継いでくれるといってくれたとき
はうれしかった。
お父さんも一緒や。
これから人の親になろうというひとに
塩田という難しい仕事を
やらすわけにはいかない。
ディトレードは安定しているし。
あんたらが大事だ
一徹とみのりと
おなかの子供と
これからまた生まれてくる子供たち
のことが大事だ。
塩田よりあんたたちのほうが大事や。
それがお父さんのほんとうの
気持ちや。」
みのりは「だったら本当の気持ちを
言ったらどうだ」と一徹にきく。
「守りたいから
元冶さんと文さんが
守ってきた塩田を・・・
ふたりが必死で守ってきた
物を守りたいから。
亡くしたくない
後に続かせたい。
ほんとうの孫なら
いいやすいけど
違うから言いにくかった。
ほんとうの理由はそうなんだ」と
いう。
「守らしてくれんげ?
俺に・・・・」
文は希を見た。
元冶はまっすぐに一徹を見ている。
そして、
一徹がへっぴり腰で
塩水の入った桶を天秤にかついで
運び始める。
「守ってやっているつもりが
守ってもらっていたんだね・・・」
と文が言う。
元冶はじっと見守っている。
がんばる一徹だった。
そして塩水をまく・・・
地味で
体力がいる
辛い仕事である。
元冶はやってみせた。
そして、
「弧を描くように・・・
蒔くんだ
腰を落として・・・・
いいぞ・・」
皆見守った。
徹は藍子たち家族を呼んだ。
「ごめんな呼び出して。」
藍子、希、一徹、みのりのまえで
徹は「悪かった」と謝った。
「いつまでも落ち込んでいて
悪かった。
もう立ち直った。
もう二度と
いじけたことは言いません。
ごめんな一徹。
役に立たない背中で。」
「お父さんの背中も役に立っとるげよ。
ああはなりたくないってね。」
藍子は
「笑って乗り切ろう」という。
一徹は
「結構いけとったよ」という。
「3年間一人で頑張っていた背中は
かっこよかった・・」
徹は
思いっきり一徹にだきつき
「ごめんな!!」
といった。
一徹は苦しくて
「やめま!!」という。
みんな笑顔だった。
そして、
朝市食堂で高志と
みのりと希は
みのりの懐妊のお祝いをした。
希はお菓子をだしてマスターの小野にも
わけた。
みのりは「高志もおめでとうなんだ」
といった。
メジャーデビューをすることに
なったという。
「高志、おめでとう!!」
「希ちゃんは残念やったな
カマタキ小屋のケーキさんが。」
希は、いまは余裕がないという。
ケーキを考えて
材料を仕入れて
収入と支出の
計算をして・・・
作って売って
帳簿をつけて
大変なんだという。
「第一お金も場所もないわいね・・・」
そのとき小野が言った。
「そんなら希ちゃん
この店やらんけ?
この店でケーキ屋を。
この店を閉めようとおもって
いる」と小野が言った。
「えええ????」
驚く希だった。
******************
どこも後継者のことで
大変である。
ついにはいつもの集合場所になって
いた、朝市食堂が
後継者不在で閉店になろうと
していた。
初めて知った希。
たしかに、ここで
ケーキ屋をしても
いいかもしれない。
しかし塗師屋の女将はどうなる?
あんなこといっても
圭太を見放すことはできない。
希の夢はどうなるのだろうね???
いよいよ
お話はクライマックスへ
行こうとしていますね。
最後はどうなって終わるのか
わかりません。
しかし
まだ人生の途上で迷っている
徹のことが解決していません。
希もパティシエの件が
解決していません。
なかなか
思い通りにならないものです。
ただ、確かなのは
村のコミュニティは
永遠に不滅だと思いました。
希たちはみのりと一徹に
子供ができたことを
よろこぶ。
それと塩田を継ぐことの
関係性が
あるらしい・・。
一徹は「親父になるには
どういう親父になるのか
子供にどういう親父の背中を
見せたいのか・・」と考えたという。
徹は、「やばい・・・」と思った。
自分にはそれほどの父親の実績がない。
「俺が
自分の子供に見せたい背中は・・」
徹は立ち上がり
耳をふさいで
離れようとした。
「俺が自分の子供に見せたい背中は
元冶さんの背中だ。」
徹は「聞かないほうがいいでしょ?」
という。
希も「塩田にいる元冶さんの背中は
父親としての理想だ」という。
徹は「元冶につがせてやってくれよ」
という。
「うちからもお願い」と希・・
「一徹・・・」元冶がいった。
そこへ真人夫妻がきた。
「子供ができたって本当か?」
みのりは「うん」という。
『結婚はまだ早いと反対したけど
ディトレードも成功して
みのりを守ってくれている。
ありがとう、一徹!!」
「こんどは塩田で頑張るから」と
いうと真人は
「無理やろう~~一徹には!!」
と真人。
元冶は、「許すつもりはない」という。
「子供ができたなら余計許されん」と文。
文は「一徹が継いでくれるといってくれたとき
はうれしかった。
お父さんも一緒や。
これから人の親になろうというひとに
塩田という難しい仕事を
やらすわけにはいかない。
ディトレードは安定しているし。
あんたらが大事だ
一徹とみのりと
おなかの子供と
これからまた生まれてくる子供たち
のことが大事だ。
塩田よりあんたたちのほうが大事や。
それがお父さんのほんとうの
気持ちや。」
みのりは「だったら本当の気持ちを
言ったらどうだ」と一徹にきく。
「守りたいから
元冶さんと文さんが
守ってきた塩田を・・・
ふたりが必死で守ってきた
物を守りたいから。
亡くしたくない
後に続かせたい。
ほんとうの孫なら
いいやすいけど
違うから言いにくかった。
ほんとうの理由はそうなんだ」と
いう。
「守らしてくれんげ?
俺に・・・・」
文は希を見た。
元冶はまっすぐに一徹を見ている。
そして、
一徹がへっぴり腰で
塩水の入った桶を天秤にかついで
運び始める。
「守ってやっているつもりが
守ってもらっていたんだね・・・」
と文が言う。
元冶はじっと見守っている。
がんばる一徹だった。
そして塩水をまく・・・
地味で
体力がいる
辛い仕事である。
元冶はやってみせた。
そして、
「弧を描くように・・・
蒔くんだ
腰を落として・・・・
いいぞ・・」
皆見守った。
徹は藍子たち家族を呼んだ。
「ごめんな呼び出して。」
藍子、希、一徹、みのりのまえで
徹は「悪かった」と謝った。
「いつまでも落ち込んでいて
悪かった。
もう立ち直った。
もう二度と
いじけたことは言いません。
ごめんな一徹。
役に立たない背中で。」
「お父さんの背中も役に立っとるげよ。
ああはなりたくないってね。」
藍子は
「笑って乗り切ろう」という。
一徹は
「結構いけとったよ」という。
「3年間一人で頑張っていた背中は
かっこよかった・・」
徹は
思いっきり一徹にだきつき
「ごめんな!!」
といった。
一徹は苦しくて
「やめま!!」という。
みんな笑顔だった。
そして、
朝市食堂で高志と
みのりと希は
みのりの懐妊のお祝いをした。
希はお菓子をだしてマスターの小野にも
わけた。
みのりは「高志もおめでとうなんだ」
といった。
メジャーデビューをすることに
なったという。
「高志、おめでとう!!」
「希ちゃんは残念やったな
カマタキ小屋のケーキさんが。」
希は、いまは余裕がないという。
ケーキを考えて
材料を仕入れて
収入と支出の
計算をして・・・
作って売って
帳簿をつけて
大変なんだという。
「第一お金も場所もないわいね・・・」
そのとき小野が言った。
「そんなら希ちゃん
この店やらんけ?
この店でケーキ屋を。
この店を閉めようとおもって
いる」と小野が言った。
「えええ????」
驚く希だった。
******************
どこも後継者のことで
大変である。
ついにはいつもの集合場所になって
いた、朝市食堂が
後継者不在で閉店になろうと
していた。
初めて知った希。
たしかに、ここで
ケーキ屋をしても
いいかもしれない。
しかし塗師屋の女将はどうなる?
あんなこといっても
圭太を見放すことはできない。
希の夢はどうなるのだろうね???
いよいよ
お話はクライマックスへ
行こうとしていますね。
最後はどうなって終わるのか
わかりません。
しかし
まだ人生の途上で迷っている
徹のことが解決していません。
希もパティシエの件が
解決していません。
なかなか
思い通りにならないものです。
ただ、確かなのは
村のコミュニティは
永遠に不滅だと思いました。
