絶縁コンビニスイーツ6
一子はこのコンテストは一子が勝つように
できている出来レースだと
仙道から教えられる。
メイン会場以外の店舗での
集計結果があがってきたと
アナウンサーが告げる。
名古屋、大阪、埼玉である。
結果は、どこも一子の
わずかな勝ちであった。
でもこれからだと希は
がんばる。
しかしそこへ洋一郎がやってきた。
そして、DVDを徹に渡した。
能登から二人への応援メッセージだという。
一子に携帯が鳴った。
誰かわからないがでると
藍子だった。
会場にいる藍子は
携帯を置いて一子に近づいた。
「故郷に帰るには何かを
もって変える必要はないゲンよ.」
「能登とはもう縁を切ったさけ」と
一子は言う。
「ほしたらなして、携帯の番号を
変えてないの?
つながっていたいのではないの?」
一子はかたまった。
「何者にならなくてもなにも
持たなくても帰れるのが
故郷だよ」と
いう。
そこに応援メッセージが
会場に流れた。
「一子~~おまえのために作った」
と動画の中の洋一郎がいう。
そのDVDには幼馴染のメンバーがそろって
あのとき、このときの
様子を撮影したものだった。
一子が大阪へ行く宣言をした日
圭太が成人式で音程の外れた
歌を歌ったこと
またここであおうと
歌ったこと
サロンはるの様子、父と母。
帰れなかった成人式の様子・・
高志の一番大事な時こそと
の歌・・。
一子は涙が出た。
お祭りの時の映像
希のシュークリームを
食べる一子。
「元気ですか」
「東京の暮らしはどうですか」
「たまには、村にも帰ってきて~^」
「わすれないで~~」
との
メッセージが上映された。
一子はため息をついた。
そして、仙道に出来レースを
やめてほしいといった。
あの数字は嘘で本当は
希の勝ちだった。
「負けたら本は出ないし
コマーシャルもないし
何もかも失うんだよ、それでいいの?」
希は一子に「結果発表が始まるよ」
といった。
「それでもいいです。
でないとばらしますよ。
これは出来レースだって。
お願いしますよ。」
希は驚いた。
「出来レースだった??」
その時アナウンサーが
「さきほどの結果発表に
間違いがありました」という。
先ほどの結果は
一子と希が逆になっていたと
のこと。
つまり、希が勝っていたのだった。
そして、メイン会場の結果は
僅差で
一子が勝った。
それを合わせると
一子が6,046,512円
希が
6,040,086円・・・
勝者は一子となった。
Cショップの責任者五十嵐は
「ご迷惑をおかけしました」と
いう。
大吾は「もう少し時間をかけたら
勝っていたのではないか」と
いう。
そうのとおりだと責任者は
いった。
最初はわんこが勝っていたが
あとになればなるほど
希のスイーツが口コミで
広がっていったという。
コンビニスイーツでも高くても
うまいスイーツがうれるという
結果が出たと
いった。
しかし
一子のスイーツの商品化は
ないという。
一子が考えたものではなかった
ということが
ばれたのだった。
出来レースを嫌った一子。
希は一子を追いかけた。
一子は言った。
「別にあんたのためにやったこと
ではないのよ・・」と。
「インチキして勝ってもしょうがないから
だよ。
希・・・
あんたのこと大っ嫌い!!
ほんでも
大好きやネン。
もう、こじれすぎて自分でもどうしたら
いいのかわからん。」
一子は泣いた。
「もう・・・
帰りたい・・・」
希は一子の手を追った
「みんなのところへ
希の所へ帰りたい。
友だちでおってくれるけ?」
「やっと
能登の言葉でしゃべってくれたね。」
希は一子をだきしめた。
洋一郎もその様子を見て泣いた。
******************
やっぱり一子は一子だった。いいこだった。
まっすぐだった。
希の高級スイーツは
コンビニでも売れるという。
売れると思う。
安いだけがいいという
考えもあれば
高いものもたまには
食べたいと
思う時もある。
それが急にほしくなったとき
駆けつける店がコンビニで
そこには本格的スイーツも
並んでいる。
ああそうだったらいいのにね。
いまでもコンビに行くと
スイーツコーナーには
コンビニの安いスイーツが
並んでいる。
これが高級スイーツだったら
な~~~~と
思うこともある。
一子はこのコンテストは一子が勝つように
できている出来レースだと
仙道から教えられる。
メイン会場以外の店舗での
集計結果があがってきたと
アナウンサーが告げる。
名古屋、大阪、埼玉である。
結果は、どこも一子の
わずかな勝ちであった。
でもこれからだと希は
がんばる。
しかしそこへ洋一郎がやってきた。
そして、DVDを徹に渡した。
能登から二人への応援メッセージだという。
一子に携帯が鳴った。
誰かわからないがでると
藍子だった。
会場にいる藍子は
携帯を置いて一子に近づいた。
「故郷に帰るには何かを
もって変える必要はないゲンよ.」
「能登とはもう縁を切ったさけ」と
一子は言う。
「ほしたらなして、携帯の番号を
変えてないの?
つながっていたいのではないの?」
一子はかたまった。
「何者にならなくてもなにも
持たなくても帰れるのが
故郷だよ」と
いう。
そこに応援メッセージが
会場に流れた。
「一子~~おまえのために作った」
と動画の中の洋一郎がいう。
そのDVDには幼馴染のメンバーがそろって
あのとき、このときの
様子を撮影したものだった。
一子が大阪へ行く宣言をした日
圭太が成人式で音程の外れた
歌を歌ったこと
またここであおうと
歌ったこと
サロンはるの様子、父と母。
帰れなかった成人式の様子・・
高志の一番大事な時こそと
の歌・・。
一子は涙が出た。
お祭りの時の映像
希のシュークリームを
食べる一子。
「元気ですか」
「東京の暮らしはどうですか」
「たまには、村にも帰ってきて~^」
「わすれないで~~」
との
メッセージが上映された。
一子はため息をついた。
そして、仙道に出来レースを
やめてほしいといった。
あの数字は嘘で本当は
希の勝ちだった。
「負けたら本は出ないし
コマーシャルもないし
何もかも失うんだよ、それでいいの?」
希は一子に「結果発表が始まるよ」
といった。
「それでもいいです。
でないとばらしますよ。
これは出来レースだって。
お願いしますよ。」
希は驚いた。
「出来レースだった??」
その時アナウンサーが
「さきほどの結果発表に
間違いがありました」という。
先ほどの結果は
一子と希が逆になっていたと
のこと。
つまり、希が勝っていたのだった。
そして、メイン会場の結果は
僅差で
一子が勝った。
それを合わせると
一子が6,046,512円
希が
6,040,086円・・・
勝者は一子となった。
Cショップの責任者五十嵐は
「ご迷惑をおかけしました」と
いう。
大吾は「もう少し時間をかけたら
勝っていたのではないか」と
いう。
そうのとおりだと責任者は
いった。
最初はわんこが勝っていたが
あとになればなるほど
希のスイーツが口コミで
広がっていったという。
コンビニスイーツでも高くても
うまいスイーツがうれるという
結果が出たと
いった。
しかし
一子のスイーツの商品化は
ないという。
一子が考えたものではなかった
ということが
ばれたのだった。
出来レースを嫌った一子。
希は一子を追いかけた。
一子は言った。
「別にあんたのためにやったこと
ではないのよ・・」と。
「インチキして勝ってもしょうがないから
だよ。
希・・・
あんたのこと大っ嫌い!!
ほんでも
大好きやネン。
もう、こじれすぎて自分でもどうしたら
いいのかわからん。」
一子は泣いた。
「もう・・・
帰りたい・・・」
希は一子の手を追った
「みんなのところへ
希の所へ帰りたい。
友だちでおってくれるけ?」
「やっと
能登の言葉でしゃべってくれたね。」
希は一子をだきしめた。
洋一郎もその様子を見て泣いた。
******************
やっぱり一子は一子だった。いいこだった。
まっすぐだった。
希の高級スイーツは
コンビニでも売れるという。
売れると思う。
安いだけがいいという
考えもあれば
高いものもたまには
食べたいと
思う時もある。
それが急にほしくなったとき
駆けつける店がコンビニで
そこには本格的スイーツも
並んでいる。
ああそうだったらいいのにね。
いまでもコンビに行くと
スイーツコーナーには
コンビニの安いスイーツが
並んでいる。
これが高級スイーツだったら
な~~~~と
思うこともある。
