絶縁コンビニスイーツ1
わんこのスイーツ工房というブログ。
それはある女性がたちあげたもので
安くてうまくて簡単に作れる
わんこのスイーツ工房という
名目のブログだった。
希の店は横浜でも人気店で
はあるが値段は高い。
その高さは名誉なのか
それとも、キャリア力の
上乗せの値段なのかと
わんこはいう。
「そんな奴に食わせるケーキはない」と
大吾が言うと「そのセリフは
横浜の人気店マシェリシュシュのシェフ
の言葉だ。
とんだ殿様だワン!」
と書いてある。
そして、「食わせるケーキがないなら
わんこがつくっちゃお。
マシェリシュシュの500円
ケーキにも負けない
チーズタルトの作り方を
伝授します。原価はなんと
65円だワン。」
徹はその話を能登にした。
一徹はさっそくサイトを見て
思いっきり悪口を書かれている
事を知った。
「ひどい」というが「それほど希の店は
有名なのでは」と文がいう。
「気にしないでと希に言ってて」
と藍子は言って電話を切ろうと
した。
しかし徹は「元通りになった夫婦だから
一緒に住まないか」という。
会社が東京である限り
徹は能登に行くことはできない。
藍子にこっちに来ないかという。
考えることで電話を切った。
藍子は、能登で暮らしていくと
きめたし・・というが。
「行ってやればいいのでは」と元冶。
藍子はまだ結論が出ない。
一方はるさんたちは
一子の心配をしていた。
「アパレルの仕事は忙しそうだ」と
浩一は言う。
しかし、はるさんはアパレルの仕事とは
何かと聞く。
きれいな服を着て、カフェで
仕事の打ち合わせをして
パーティに出て
何も仕事って具体的に書いて
ないといった。
そこへ洋一郎が来た。
「一子のことだけど」というと
マキは「一子は帰らない」という。
「それを聞きに来たんやろ?」
帰れとばかりにマキは洋一郎を
外に出そうとした。
浩一は「一子はアパレルの仕事で
忙しいから」とうれしそうに
いった。
洋一郎は「え?」といって浩一の
ほうへ戻った。
はるは「あんたがもう少しイケメン
だったら一子もここにおったのにね。」
という。
ふたりはマキに後を頼んで二階へ
あがった。
洋一郎はあっけにとられた。
マキは二人がいなくなってから
「一子にあったのだろう?」と
聞いた。
マキは「電話もメールも調子のいいこと
ばかりで問い詰めたら渋々認めた」と
いう。
マキは一子の仕事を知っていた。
洋一郎は一子のブログはみんな嘘だった
という。はるさんにそれを言うべきだ
というがマキは女が必死に隠して
いるものを暴く必要はないという。
洋一郎はマキに村へ帰るよう
一子を説得してくれというが
マキはなにがあったのか、一生
東京へ行かないと決めたという。
「あんたが何とかしてやるべきだ。
一子に惚れとるのやろ?」
と言われた。
その頃希はあのブログにのって
いたスイーツを
作っていた。
簡単だった。これでできるものかと
希は信じられなかった。
が・・・
やすくて、うまくて、お手軽であると
希は愛想で言うが、
あのブログの悪口はどんどん
エスカレートしている。
マシェリシュシュへの悪口のシリーズ化
となっていった。
今回は高いチョコレートを
使うマシェリシュシュに
対抗して安いチョコで作る
チョコケーキを
発表した。
コメントも好評でみんな
嬉しそうに書き込んでいる。
「私も高いケーキは
肩書代だと思う・・」
「安くてうまいケーキ最高」
弥生は
コメントを書いた。
「あなたのやっていることは営業妨害です。
速やかに削除をしてもらわないと警察に
通報します・・」
希たちは「待って待って」と弥生を止めた。
「穏便にね・・穏便に・・」
穏便にするために「にゃんこ」にする
ことにした。
「ご紹介のレシピを作ってみました。
とっても
おいしかったにゃん
でも高いケーキは肩書ではなくて
ほんとうにおいしいですよ。」
送信
浅井は「穏便すぎて伝わららないと
思いますけど・・」という。
「もう少しだけ過激に・・・」と
希が言うと
そこへ
わんこから返事が来た。
「どっちもおいしいなら安いほうがいいに
決まっているワン」
PCの向こう側にわんこがいる!!
そのサイトを一徹も見ていた。
希はコメントを返した。
「どちらもおいしいと書きましたが
少し訂正にゃん
そもそも500円という値段ですが
フランス菓子は材料の質と非常に
密接なかかわりがあります。」
「あんなちっこいケーキ一個に
500円は高すぎるわん
500円あったら
ランチ食べられるワン
仕事帰りにワンコインバーで
一杯飲めるワン」
希は頭にきてついに
「うちのシェフのケーキには
500円の価値があるわいね」と
かいて・・
皆が止めるのを
聞かずに送信した。
思うつぼである。
一徹はにゃんこは希だと
いった。
「にゃんこさんてマシェリシュシュさん
ですか?」とわんこが聞く。
「ばれました?」
「そりゃ、ばれるわ・・・」
「では提案があります。
わんこのケーキとにゃんこのケーキが
府たるお店に並んでいたら
お客さんはどっちを買うか。
試してみませんかわん???」
「試す???」
徹は、それをみながら
「これ・・・わんこの後ろに
誰かいる」と
いう。
プロが後ろにいると
いうのだ。
人気の上がり方が普通ではない
のでおそらくそうだろうと
徹は言った。
ネット検索で上位にいくようなしくみ
にしてあるのではないのかな?
「どっかの店が
マシェリシュシュをつぶそうと
しているのではないかな?」
「まんまと挑発に乗ったという事か?」
と輪子。
「乗っちゃったにゃん・・・」
希は落ち込んだ。
*********************
これっていらいらしますね。
文字戦というのは
名前も素性も伏せていますから
無責任なやりあいになるのです。
だから、この手の挑発に
乗ってはいけないのです。
無視を決め込むのが
プロですが・・
まだブログのこともあまり
世に出たばかりで
成れていないこともあったので
しょう。
希は乗ってしまいました。
あのわんこというのは・・・あのこ
ですよね・・・。
あははは・・・。
一徹と徹という
ネットに詳しい身内がいることから
希は守られると思います。
しかし500円が高いというなら
買わなければいいのですよ。
500円でも食べたいというひと
を相手にして商売をするのも
パティシエの自由だと思います。
あくまで、
こどものおやつとみるか
誰でも幸せになれる
高級お菓子とするべきか・・・
それはパティシエの選択
による道です。
マシェリシュシュは
高級フランス菓子であることから
あまり庶民には簡単に手が出ない
値段かもしれないけど
ほんとうにおいしい
ケーキはほっとしますから
・・・
わたしは一個100円の卵を
ふんだんに使う
ケーキがあってもいいと
思います。
安いケーキを見るとふと思います。
この材料費は安く上げているけど
ほんとうに大丈夫な食材なのかと。
どこかの外国の粗悪な安い材料を
使っているのでは?と
疑問に思います。
わんこのスイーツ工房というブログ。
それはある女性がたちあげたもので
安くてうまくて簡単に作れる
わんこのスイーツ工房という
名目のブログだった。
希の店は横浜でも人気店で
はあるが値段は高い。
その高さは名誉なのか
それとも、キャリア力の
上乗せの値段なのかと
わんこはいう。
「そんな奴に食わせるケーキはない」と
大吾が言うと「そのセリフは
横浜の人気店マシェリシュシュのシェフ
の言葉だ。
とんだ殿様だワン!」
と書いてある。
そして、「食わせるケーキがないなら
わんこがつくっちゃお。
マシェリシュシュの500円
ケーキにも負けない
チーズタルトの作り方を
伝授します。原価はなんと
65円だワン。」
徹はその話を能登にした。
一徹はさっそくサイトを見て
思いっきり悪口を書かれている
事を知った。
「ひどい」というが「それほど希の店は
有名なのでは」と文がいう。
「気にしないでと希に言ってて」
と藍子は言って電話を切ろうと
した。
しかし徹は「元通りになった夫婦だから
一緒に住まないか」という。
会社が東京である限り
徹は能登に行くことはできない。
藍子にこっちに来ないかという。
考えることで電話を切った。
藍子は、能登で暮らしていくと
きめたし・・というが。
「行ってやればいいのでは」と元冶。
藍子はまだ結論が出ない。
一方はるさんたちは
一子の心配をしていた。
「アパレルの仕事は忙しそうだ」と
浩一は言う。
しかし、はるさんはアパレルの仕事とは
何かと聞く。
きれいな服を着て、カフェで
仕事の打ち合わせをして
パーティに出て
何も仕事って具体的に書いて
ないといった。
そこへ洋一郎が来た。
「一子のことだけど」というと
マキは「一子は帰らない」という。
「それを聞きに来たんやろ?」
帰れとばかりにマキは洋一郎を
外に出そうとした。
浩一は「一子はアパレルの仕事で
忙しいから」とうれしそうに
いった。
洋一郎は「え?」といって浩一の
ほうへ戻った。
はるは「あんたがもう少しイケメン
だったら一子もここにおったのにね。」
という。
ふたりはマキに後を頼んで二階へ
あがった。
洋一郎はあっけにとられた。
マキは二人がいなくなってから
「一子にあったのだろう?」と
聞いた。
マキは「電話もメールも調子のいいこと
ばかりで問い詰めたら渋々認めた」と
いう。
マキは一子の仕事を知っていた。
洋一郎は一子のブログはみんな嘘だった
という。はるさんにそれを言うべきだ
というがマキは女が必死に隠して
いるものを暴く必要はないという。
洋一郎はマキに村へ帰るよう
一子を説得してくれというが
マキはなにがあったのか、一生
東京へ行かないと決めたという。
「あんたが何とかしてやるべきだ。
一子に惚れとるのやろ?」
と言われた。
その頃希はあのブログにのって
いたスイーツを
作っていた。
簡単だった。これでできるものかと
希は信じられなかった。
が・・・
やすくて、うまくて、お手軽であると
希は愛想で言うが、
あのブログの悪口はどんどん
エスカレートしている。
マシェリシュシュへの悪口のシリーズ化
となっていった。
今回は高いチョコレートを
使うマシェリシュシュに
対抗して安いチョコで作る
チョコケーキを
発表した。
コメントも好評でみんな
嬉しそうに書き込んでいる。
「私も高いケーキは
肩書代だと思う・・」
「安くてうまいケーキ最高」
弥生は
コメントを書いた。
「あなたのやっていることは営業妨害です。
速やかに削除をしてもらわないと警察に
通報します・・」
希たちは「待って待って」と弥生を止めた。
「穏便にね・・穏便に・・」
穏便にするために「にゃんこ」にする
ことにした。
「ご紹介のレシピを作ってみました。
とっても
おいしかったにゃん
でも高いケーキは肩書ではなくて
ほんとうにおいしいですよ。」
送信
浅井は「穏便すぎて伝わららないと
思いますけど・・」という。
「もう少しだけ過激に・・・」と
希が言うと
そこへ
わんこから返事が来た。
「どっちもおいしいなら安いほうがいいに
決まっているワン」
PCの向こう側にわんこがいる!!
そのサイトを一徹も見ていた。
希はコメントを返した。
「どちらもおいしいと書きましたが
少し訂正にゃん
そもそも500円という値段ですが
フランス菓子は材料の質と非常に
密接なかかわりがあります。」
「あんなちっこいケーキ一個に
500円は高すぎるわん
500円あったら
ランチ食べられるワン
仕事帰りにワンコインバーで
一杯飲めるワン」
希は頭にきてついに
「うちのシェフのケーキには
500円の価値があるわいね」と
かいて・・
皆が止めるのを
聞かずに送信した。
思うつぼである。
一徹はにゃんこは希だと
いった。
「にゃんこさんてマシェリシュシュさん
ですか?」とわんこが聞く。
「ばれました?」
「そりゃ、ばれるわ・・・」
「では提案があります。
わんこのケーキとにゃんこのケーキが
府たるお店に並んでいたら
お客さんはどっちを買うか。
試してみませんかわん???」
「試す???」
徹は、それをみながら
「これ・・・わんこの後ろに
誰かいる」と
いう。
プロが後ろにいると
いうのだ。
人気の上がり方が普通ではない
のでおそらくそうだろうと
徹は言った。
ネット検索で上位にいくようなしくみ
にしてあるのではないのかな?
「どっかの店が
マシェリシュシュをつぶそうと
しているのではないかな?」
「まんまと挑発に乗ったという事か?」
と輪子。
「乗っちゃったにゃん・・・」
希は落ち込んだ。
*********************
これっていらいらしますね。
文字戦というのは
名前も素性も伏せていますから
無責任なやりあいになるのです。
だから、この手の挑発に
乗ってはいけないのです。
無視を決め込むのが
プロですが・・
まだブログのこともあまり
世に出たばかりで
成れていないこともあったので
しょう。
希は乗ってしまいました。
あのわんこというのは・・・あのこ
ですよね・・・。
あははは・・・。
一徹と徹という
ネットに詳しい身内がいることから
希は守られると思います。
しかし500円が高いというなら
買わなければいいのですよ。
500円でも食べたいというひと
を相手にして商売をするのも
パティシエの自由だと思います。
あくまで、
こどものおやつとみるか
誰でも幸せになれる
高級お菓子とするべきか・・・
それはパティシエの選択
による道です。
マシェリシュシュは
高級フランス菓子であることから
あまり庶民には簡単に手が出ない
値段かもしれないけど
ほんとうにおいしい
ケーキはほっとしますから
・・・
わたしは一個100円の卵を
ふんだんに使う
ケーキがあってもいいと
思います。
安いケーキを見るとふと思います。
この材料費は安く上げているけど
ほんとうに大丈夫な食材なのかと。
どこかの外国の粗悪な安い材料を
使っているのでは?と
疑問に思います。
