絶体絶命メッセージプレート2
陶子がステータスホテル
のシェフとして採用されお店をさる
ことになった。
次のスーシェフになって
引継ぎをする希。
材料の仕入れの内容まで管理する
のも仕事のうちらしい。
希は陶子にお世話になったことを
感謝した。
最後までうざいと陶子が言う。
でも、希が来たおかげで
抜かれたくなくて頑張ったと
本音をいった。
スーシェフは根性だけではできない
という。
店の伝統を守って
スタッフの面倒を見て・・
希は陶子の演説が始まった
のでいきなりお店の電気を
消しに走った。

そこに、美南と大吾がろうそくの
光がともったケーキを作って
もってきた。
プレートに
『矢野、お疲れ様』とあった。
大吾から陶子にサプライズケーキ
である。

「お疲れさん
いいパティシエになったな。」と
大吾。

陶子は、ケーキのろうそくを
吹き消した。
浅井は花束を渡しながらいう。
「陶子さん、プライベートも
しあわせになってくださいね。」
陶子は「うるさい」、といった。

陶子は「いただきます」と言って
ケーキを食べた。
「おいしいです。」

陶子の再出発ともに
お店は新しい
スーシェフの誕生となった。

美南は卒業となったので希は
おめでとうとお祝いを渡した。
美南は司法書士になるという、
大輔の美南への卒業祝いは
サハラ砂漠の砂だった。
希は「一緒に選びにったのに結局
これにしたいって」とあきれた。
「それが一番だと思ったから」と
相変わらず大輔のペースだった。

そして徹の企画したグルメサイト
まいもんネットが繁盛している。
喜ぶ徹だった。

そのころ能登ではみのりが
一徹のディートレードの成功を
真人に報告していた。

浩一は一子のブログを見て
喜んでいた。
また更新されているという。
写真や、記事が載っている。
ファッション関係がおおいみたいで
ある。
どうやら、東京にいるらしい。
浩一とはるは
一子に会いに行ってすごいホテルに
泊まったという。
まめにブログを更新していると
いうことは男はいないと
マキがいった。
洋一郎は二年半前に大阪にいったとき
一子に会って圭太と別れたことも知った。
そして、そんなことは吹っ切れていると
いった。
また東京へ行く話もした。
今度こそ東京でおしゃれで
かっこいい生活を
送るから村には絶対帰らないと
いった。
洋一郎は心配そうに
一子のブログをみた。

藍子の修業も着々と進んだ。
京子がやめるという。
圭太も亜美も年季が開ける。
圭太は頑張っていた。

スーシェフは忙しい。
できあがったケーキのチェック。
材料のチェック・・・
そして、新しいスタッフの
面接・・・

いろいろいるけど、
植田弥生という女性がいた。
パティシエになりたいという理由を
聞くと
最初はなりたいと思わなかったと
いった。
子供のころはお菓子を作るのは
好きだったけどプロになれるかどうか
確立を考えると不安になって
区役所に就職した。

美南はどっかで聞いたようなと
いう。

弥生はそれでもパティシエになり
たくてという。

「それで区役所をやめて夢を追いかけたいと
思ったのですね?」と希。
希は驚いた。
自分によく似ている。

「ものになるかどうかわからないけど
田舎から出てきたのですね?」

「家は東京です。
どうかお願いします!!!」

そのいきおいに弥生を採用した。
最初は希の時と同じく
フロアスタッフである。
弥生はよく働いた。

いい人に入ってもらえたと
徹に報告する希。
それはいいのだけど
「今日ぐらい早く寝たら」と
徹は言う。
どうやら、ずっと希は
寝不足でがんばっていたらしい。
机の上にうつぶせて
転寝を始めた。
もうすぐ能登に帰る日かと
徹はカレンダーを見た。

翌日から弥生は仕込を教えて
もらった。
「ボウルを左手で持って
右手でかき回すのよ」と
希は教えた。

しかし、弥生はドジでボ―ルを
落としてしまって小麦粉が
散乱した。
リンゴの皮むきも
へたくそである・・そのうえ
ケーキの上にフルーツを載せる
作業も失敗して
ケーキを壊してしまった。

大吾は怒った。
「俺様のケーキをよくも、
ダメにしたな」といって
捨てるように命じた。

浅井は「不器用すぎますよ」と
つぶやく。
疲れて帰ってきた希に徹は
心配した。
「ところで能登へいう夜行バスにのる
はずでは?」と。
希は驚いた。忘れていた。
急いで荷物を詰めた。

翌朝
能登についた。

海辺で圭太を呼んだ。

「圭太ぁ~~~~

圭太ぁ~~~~~」

「希~~~」と圭太が答える。
海辺を走る若い二人。


なんと

いうか・・・

恋愛もの映画か?

希は砂地に足を取られて
ダイブしてこけた。

しかも
やっとの思いで乗った夜行バスで
寝過ごして
倉庫までいってしまった。

ひたいの砂を圭太が「大丈夫か」と
いって、はらった。
「着替えも何もしてないし
髪の毛も何もできなかったし
ごめん・・・」
と、
焦って泣き声になる希に
圭太は
「わかった、わかった、落ち着け」といった。
希はじっと圭太を見た。
圭太も希を見た。

圭太は「久しぶりやな」といった。
二人は思いのたけを込めて
抱き合ったのでございます・・

***************
職人の道のりは険しいですね。
圭太も希もこれぐらい
自分を抑えて行かないと
お互いがだめになるという
ぎりぎりを生きているようです。

弥生さん、かなり不器用ですが
この子の面倒を見る希は
どう成長していくのでしょうか。

ま、それはそれとして
圭太役の山崎賢人君は
どっかのテレビの番宣でも
見た気がします・・・・。
確か見たような・・・
あまりわかっていませんが。

そして、昨日娘から聞いたのは
デスノートでL役をするとか??
あれは松山ケンイチさんのはまり役では
無かったのかなと
おもいます。
Lの役をするとは、才能がある
役者さんなんですね。
このじみ~~~~な圭太役と
違ってLと聞くと
はっとします。
楽しみです。
山崎君がLって聞いたとき
ええ?と思ったけど、L・・・
似合うかもしれない。
と、思いました。

朝ドラにでると全国区です。
一躍有名になりますね。
ある旅番組で
有村加純さんが、村のおっちゃん
おばちゃんに
あんた誰と聞かれて
あまちゃんの小泉さんの若いころ役と
説明したら
ああ、あの人やと村のおっちゃん、おばちゃん
たちが理解したシーンがありましたが
朝ドラの影響はすごいですから
山崎君もこれから
が楽しみです。