逆転一発パンケーキ2
徹が大吾に力を貸すというが
大吾は金を貸せという。
「アドバイスをするというのですよ」と
徹が言うと
「おまえが経営をして俺にケーキを
つくらせろ。」という。
(これ・・・いいアイディアですよね。)
大吾は話を切り上げて店を出た。
徹は怒ったが
希は「とにかく帰って欲しい」という。
「お母さんと約束したでしょ。
一人で頑張るって」と
希が言うが
徹は家賃を半分払ってやるからと
いう。
希は「寮だから安く借りているのよ。
三万円だから」という。
輪子は、「もう店員じゃないから
六万五千円」という。
(えらい、高い!!)
これで希と徹は一緒に住むこと
になったわけだ。
一方藍子はそのことを希から聞いて
頭に来ていた。
「女の理屈は男には通用せん」と
文は言う。
藍子は文に離婚したことは反対だった
のかと聞く。
「私ならとっくに別れていたけど」と
いう。
藍子は笑った。
そこに圭太が来た。
あの塗の禿げたお重を修理にだす
つもりだった。
藍子は圭太はなぜ輪島塗が好きなの?
と聞く。
「これを話し出したら熱くなるので」と
圭太が言うと藍子は、「聞きたい」という。
圭太が話を始めると文が
「輪島の二股男や」と
いった。
「塗の箸をあっちこっちに配っているらしいな」
と文にいわれて「誤解です」と
圭太は言った。
藍子は「塗り箸ってそういう使い方が
あるのね」と呆れて言った。
希はメレンゲの修業をしていた。
陶子の素晴らしさを目の当たりにして
刺激を受けた。
徹は「ご飯は?」と聞くが
なにもない。
希はケーキの修業しか
みえない。
徹は「宣伝にグルメ雑誌の取材を
受けたらどうだ」という。
「売上10倍だよ」というと
希は本気になった。
希はケーキの材料を一日分だけ
つけで売ってもらって
大吾にケーキを作ってもらおうと
思った。
取材のためである。
希は大吾をフランス帰りの巨匠と
して雑誌に売り込んであるという。
大吾は「この世でマスコミが嫌いだ」という。
浅井は「自分もそういったのですが
あのひと、(希が)が
強引にやってしまえというので」と
いう。
「何一人だけ守りに入っているのよ」
と陶子が
怒った。
希は大吾に「ケーキを作ってください」
といった。
「おまえは首にしたはずだ。」
「もう一遍テストしてほしくて
戻ってきたんです!!」
希はゆずらない。
美南は「どこもお金を貸してくれない
のだから、なんとかしましょう」という。
希は「一発逆転、奇跡を起こすのは
これしかない」と訴えた。
大吾は一周回って
「作るだけだぞ
俺は喋らんからな」という。
「浅井!生地の準備
早くしろ」
活気が戻ってきた。
希は陶子に「仕込みを手伝います」というが
断られる。
「希さんがセッティングをしたのに」と
美南が言うが
「それとこれは別と」
言われた。
さて、取材当日、店のケースにケーキが
並んだ。
ご近所のお客さんは喜んだ。
そこに、徹が雑誌の記者を連れて
やってきた。
坂本という。
希は「よろしくお願いします」と挨拶をした。
「あらあ~~やっているのね?」
「よく来られるのですか?」
「あら~~取材?」
希は、「よろしくお願いします」と
客にいった。
「ここのお店は一番おいしい
のよ」と
客は喜ぶ。
「わたしは
セマヴィが好きよ~~」
「お邪魔します。」坂本は
厨房に入った。
「この店の売りはなんですか?」
スーシェフの陶子が答える。
「フランス菓子の典型である」という。
「洋菓子とフランス風との違いを
徹底的に表現しています」といった。
坂本は「フランス菓子と洋菓子の違いは
何か」と聞く。
陶子は答える。
「食べてもらうと分かります」というが
坂本は「後で資料メールをよろしく」といった。
そして大吾に話をする。
取材は陶子でということだった。
坂本は「写真を一枚」という。
大吾は断った。
「作る人間が表に出る必要
はない。」
坂本は「マスコミ嫌いなら
そういって」という。
希は「もっとケーキの話をしませんか」
と
いった。
「食べて見たらわかりますが
シェフのケーキは素材の味がしっかり
していて・・・」
「いるんだよな、老舗を気取って
取材NGとか・・・」と坂本が
毒を吐いた。
「客が欲しいくせに
プライドばっかり高くて・・」
「そんなこと言うことないやろ」
希が怒った。
「若いパティシエが
取材を受けてマスコミを利用して
スターパティシエとして
活躍している時代ですよ。
少しは流れに乗る努力をしないと
損をすると思いますけどね。」
「下らん能書きはそれだけか?
うちの菓子を食べもしないで
ぺらぺらとフランス菓子と
洋菓子の区別もつかなくせに
うちの記事など一行なりとも
かかせん!
出て行け!!」
徹はあわてて「書いてもらわないと困るでしょ」
という。
「ほうや、出て行って!!!」と希も。
徹はあわてて、坂本を呼び止めた。
坂本は話が違うと
言いながら去って行った。
希は「あの男
ケーキの話も聞かないで、」と怒った。
「あんたが何なのよ」と陶子が言うが
大吾が
「おまえ、初めていいこと言ったな」と
いった。
「ありがとうございます」
希は嬉しかった。
しかし、こうして取材はだめになった。
陶子と浅井はがっかりした。
その後希は夢から覚めた。
相変わらずの閉店である。
裏から店に入ると
「取材を台無しにしたくせに」と
陶子にいわれた。
「付けで買ったのにどうやって払うのか」と
浅井が愚痴る。
希は帰ろうとした。
美南が「なにかあったのでしょ?」と
聞く。
陶子は「言いなさいよ」という。
「実は」、と希は
お店のHPを作る話をした。
徹の会社に協力してもらって
安くしてもらうという。
陶子は乗った。
浅井も乗った。
シェフの経歴は美南が
大吾に聞くという。
店の写真やケーキの写真は
浅井がするという。
希は聞いた。
「あの、一つ聞きたいことが
ありますが・・」
「なに?」と、クールに陶子が
答える。
「店の名前
マシェルシュシュってどういう意味ですか?」
「いまごろ?」
浅井がつぶやく
****************
こんな職人いますよね。
取材はうざくて、作るだけならと
いう借人。
経営も下手でつくるだけ。
徹が経営をして大吾がつくるだけ
にしてはどうかと私も思う。
なんだか、徹が頼もしく思えて
きた・・・。
マシェリシュシュ・・・なんだろう?
なんだろう?
セラヴィというお菓子の名前・・
どういう意味だろう???
この店のケーキの名前は
皆フランス語で
なんだかわからない・・・。
やっぱりHPがいるよね。
徹が大吾に力を貸すというが
大吾は金を貸せという。
「アドバイスをするというのですよ」と
徹が言うと
「おまえが経営をして俺にケーキを
つくらせろ。」という。
(これ・・・いいアイディアですよね。)
大吾は話を切り上げて店を出た。
徹は怒ったが
希は「とにかく帰って欲しい」という。
「お母さんと約束したでしょ。
一人で頑張るって」と
希が言うが
徹は家賃を半分払ってやるからと
いう。
希は「寮だから安く借りているのよ。
三万円だから」という。
輪子は、「もう店員じゃないから
六万五千円」という。
(えらい、高い!!)
これで希と徹は一緒に住むこと
になったわけだ。
一方藍子はそのことを希から聞いて
頭に来ていた。
「女の理屈は男には通用せん」と
文は言う。
藍子は文に離婚したことは反対だった
のかと聞く。
「私ならとっくに別れていたけど」と
いう。
藍子は笑った。
そこに圭太が来た。
あの塗の禿げたお重を修理にだす
つもりだった。
藍子は圭太はなぜ輪島塗が好きなの?
と聞く。
「これを話し出したら熱くなるので」と
圭太が言うと藍子は、「聞きたい」という。
圭太が話を始めると文が
「輪島の二股男や」と
いった。
「塗の箸をあっちこっちに配っているらしいな」
と文にいわれて「誤解です」と
圭太は言った。
藍子は「塗り箸ってそういう使い方が
あるのね」と呆れて言った。
希はメレンゲの修業をしていた。
陶子の素晴らしさを目の当たりにして
刺激を受けた。
徹は「ご飯は?」と聞くが
なにもない。
希はケーキの修業しか
みえない。
徹は「宣伝にグルメ雑誌の取材を
受けたらどうだ」という。
「売上10倍だよ」というと
希は本気になった。
希はケーキの材料を一日分だけ
つけで売ってもらって
大吾にケーキを作ってもらおうと
思った。
取材のためである。
希は大吾をフランス帰りの巨匠と
して雑誌に売り込んであるという。
大吾は「この世でマスコミが嫌いだ」という。
浅井は「自分もそういったのですが
あのひと、(希が)が
強引にやってしまえというので」と
いう。
「何一人だけ守りに入っているのよ」
と陶子が
怒った。
希は大吾に「ケーキを作ってください」
といった。
「おまえは首にしたはずだ。」
「もう一遍テストしてほしくて
戻ってきたんです!!」
希はゆずらない。
美南は「どこもお金を貸してくれない
のだから、なんとかしましょう」という。
希は「一発逆転、奇跡を起こすのは
これしかない」と訴えた。
大吾は一周回って
「作るだけだぞ
俺は喋らんからな」という。
「浅井!生地の準備
早くしろ」
活気が戻ってきた。
希は陶子に「仕込みを手伝います」というが
断られる。
「希さんがセッティングをしたのに」と
美南が言うが
「それとこれは別と」
言われた。
さて、取材当日、店のケースにケーキが
並んだ。
ご近所のお客さんは喜んだ。
そこに、徹が雑誌の記者を連れて
やってきた。
坂本という。
希は「よろしくお願いします」と挨拶をした。
「あらあ~~やっているのね?」
「よく来られるのですか?」
「あら~~取材?」
希は、「よろしくお願いします」と
客にいった。
「ここのお店は一番おいしい
のよ」と
客は喜ぶ。
「わたしは
セマヴィが好きよ~~」
「お邪魔します。」坂本は
厨房に入った。
「この店の売りはなんですか?」
スーシェフの陶子が答える。
「フランス菓子の典型である」という。
「洋菓子とフランス風との違いを
徹底的に表現しています」といった。
坂本は「フランス菓子と洋菓子の違いは
何か」と聞く。
陶子は答える。
「食べてもらうと分かります」というが
坂本は「後で資料メールをよろしく」といった。
そして大吾に話をする。
取材は陶子でということだった。
坂本は「写真を一枚」という。
大吾は断った。
「作る人間が表に出る必要
はない。」
坂本は「マスコミ嫌いなら
そういって」という。
希は「もっとケーキの話をしませんか」
と
いった。
「食べて見たらわかりますが
シェフのケーキは素材の味がしっかり
していて・・・」
「いるんだよな、老舗を気取って
取材NGとか・・・」と坂本が
毒を吐いた。
「客が欲しいくせに
プライドばっかり高くて・・」
「そんなこと言うことないやろ」
希が怒った。
「若いパティシエが
取材を受けてマスコミを利用して
スターパティシエとして
活躍している時代ですよ。
少しは流れに乗る努力をしないと
損をすると思いますけどね。」
「下らん能書きはそれだけか?
うちの菓子を食べもしないで
ぺらぺらとフランス菓子と
洋菓子の区別もつかなくせに
うちの記事など一行なりとも
かかせん!
出て行け!!」
徹はあわてて「書いてもらわないと困るでしょ」
という。
「ほうや、出て行って!!!」と希も。
徹はあわてて、坂本を呼び止めた。
坂本は話が違うと
言いながら去って行った。
希は「あの男
ケーキの話も聞かないで、」と怒った。
「あんたが何なのよ」と陶子が言うが
大吾が
「おまえ、初めていいこと言ったな」と
いった。
「ありがとうございます」
希は嬉しかった。
しかし、こうして取材はだめになった。
陶子と浅井はがっかりした。
その後希は夢から覚めた。
相変わらずの閉店である。
裏から店に入ると
「取材を台無しにしたくせに」と
陶子にいわれた。
「付けで買ったのにどうやって払うのか」と
浅井が愚痴る。
希は帰ろうとした。
美南が「なにかあったのでしょ?」と
聞く。
陶子は「言いなさいよ」という。
「実は」、と希は
お店のHPを作る話をした。
徹の会社に協力してもらって
安くしてもらうという。
陶子は乗った。
浅井も乗った。
シェフの経歴は美南が
大吾に聞くという。
店の写真やケーキの写真は
浅井がするという。
希は聞いた。
「あの、一つ聞きたいことが
ありますが・・」
「なに?」と、クールに陶子が
答える。
「店の名前
マシェルシュシュってどういう意味ですか?」
「いまごろ?」
浅井がつぶやく
****************
こんな職人いますよね。
取材はうざくて、作るだけならと
いう借人。
経営も下手でつくるだけ。
徹が経営をして大吾がつくるだけ
にしてはどうかと私も思う。
なんだか、徹が頼もしく思えて
きた・・・。
マシェリシュシュ・・・なんだろう?
なんだろう?
セラヴィというお菓子の名前・・
どういう意味だろう???
この店のケーキの名前は
皆フランス語で
なんだかわからない・・・。
やっぱりHPがいるよね。
