横浜激辛プチガトー3
東京に降り立った希。
そこから電車に乗って横浜に
いくのだが。
大都会にきょろきょろして
しまう。
魔女人形に話しかける。
「東京やわよ。」
-はい、希にとっても私にとっても
9年ぶりの東京でございます。
目についた観光ポスターが
奥能登だった。
おもいっきりそのポスターを
みるが、秘境とかかれていたので
驚く。「能登は秘境やったんか・・」
希は胸にいつものディバックを
背中にはもうひとつ大きなディバックを
そして、荷物キャリーを引いている。
かなり、田舎もんである。
そうこうしている間に
横浜に来た。
めざすお店は大きくて
厨房もすてきで
ケーキもきれいで
おいしそうで・・
やっとオーナーに会えた。
「明後日来てというと来るって
やつは少ないから驚いた。本当に来たんだね」
という。
希は緊張して履歴書をさしだした。
オーナーは「ずいぶん昔にうちの
ケーキを食べてくれたんだって?」
「その味が忘れられなくてここで
修行したくて」と希は言う。
「うち・・・
厳しいよ。」
希はその言葉を聞いて
「入れてもらえるのですね」と
聞く。
オーナーは「よろしくね
津村さん」といって
手を出したので
希は、うれしくて
「よろしくお願いします」と言って
握手をした。
そこにケーキが運ばれてきた。
新作だという。
「評判がいいから食べて」と言われて
うれしくて、「いただきます」といって
食べた・・・
が???
そのころ能登の津村家は
火が消えたようになっていた。
徹は希がいなくなって元気が
なく、仕事を休んだ。
そこに、希から電話があった。
無事についたという。
めざすケーキ屋もいったという。
採用もされたという。
喜ぶ藍子と徹だが、
しかし、採用を断ったという。
なぜ??
確かにおいしかったが
昔のほうがおいしかった。
徹はそういうものだというが
目指す味ではないので断った
というのだ。
「だったら一度帰って来い」と
藍子は言うが
「このまま探す」と希。
「かたっぱしから食べて歩いて理想の
味を探す」という。
徹は「そこで待っていろ」というが
「お金がもったいないから
店決まったら連絡するさけ」といって切った。
「迎えに行く」と徹がいうと
文は「ほっときなさい、もう子供では
ないんだから」という。
「子供ですよ、あんな後先なしに
行動して」と徹。
「徹さんに似たのかね・・・
残念や・・・」と藍子。
「やるさけね~~~~~~~~~~~」
希は公園で大声で叫んだ。
そして、ケーキの食べ歩きを
したが・・・
どうしても理想の味にであえない。
14軒である。
その頃一子は圭太の塗師屋で
圭太にお弁当の差し入れをした。
そして、岡野亜美たちと
希の話をした。
いま、横浜中のケーキを
たべあるきしている。
「そういうところようわからん」と
一子が言うと圭太は「わかる」という。
「妥協できない気持ちでいる」と。
「どうしても納得できる味に
あえてない・・・。」
「うちもようわかるげんよ」と
一子は先ほどの言葉をひっくり
返した。
すると店の人が「ほれきっとるね~~」と
いう。
亜美は、「はい、なみだぐましいっす」という。
圭太は食べ終わって
店の奥にいった。
一子は、かたづけて、学校へ戻ると
いう。
井田は塗りばしの使い心地を聞いた。
一子は塗りばしのことはわからない。
圭太が初めて塗った輪島塗の箸・・
それはどうしてあげたい人がいると
いって、頼み込んでいたという。
それは一子のことだろうと井田は
誤解したが、わかっている亜美は
井田を黙らした。
一子はあげたいと圭太が思った人は
希だと理解した。
フラフラになった希。
夕方・・・ふと
みると中華街の前にいた。
高志が中華街でバイトをしていると
聞いていたので天中殺という
お店を探す。
やっとの思いでついた。
すると客と間違えた
店の人が荷物をもって
テーブルに案内してくれた。
おすすめは激辛担担麺・・
「あ、あの・・」と戸惑うが・・。
珍さんというそのひとは激辛
担担麺を注文した。
そこに高志が顔を出した。
「あああ~~高志!!」
高志も喜んでくれた。
「仕事中にごめん。
ここでバイトしているって聞いた
から・・・。
どうして横浜なん?」と
希は聞く。
珍さんは中国語で話をしてもいいのか?
と高志にいったらしい。
高志はうなずいた。
高志は大学をやめてバンド活動に
熱中しているという。
そこは親には内緒だ。
そのためにここでバイトをしている
というぐあいである。
「高志は中国語はわかるの?」
と聞くと、「わからない」と
頭を振る。
珍さんは、「わからないよ、でも
通じる。不思議な男だよ。」と。
奥から女性の声がした。
「魂で生きているのね、きっと
そのこは・・・」
声の主は天中殺のオーナーの
輪子という。
マージャンをしていた。
希を見て、「何か探し物をして
いるのね」という。
占い師でもあるらしい。
「この先はお金を取るよ」といわれて
希は見てもらった。
「探し物はきっとすぐに見つかるから」
という。
希は喜んだ。
珍さんが激辛担担麺をもって
来てくれた。
そのよこに、「デザートのサービスね」と
いって
ケーキがあった。
「この店の裏メニュー。
高志からのプレゼント。」
と珍さん・・。
希はそのケーキを食べたとたん
探していた味にやっと出会えたと
泣いて喜んだ。
「こういう味を探していたのです。
ここで修業をさせてください。」
「うちで作ったのではないけど。」
「どこで作ったのですか?」
希はそのお店を聞いて走って
いった。
―希は運命の味に出会いました。
*****************
思い込んだが一直線は
徹ゆずりなのか・・・。
たいてい、採用を断ったら
この夜の泊まるところを確保できず
どうしようと悩むものだが
希のすごいところは
そのまま、ケーキの食べ歩きを
したところだった。
しかも14軒・・・
ってことは14個・・・。
食べれますか?
14個も。
最後の天中殺の激辛ラーメンを
みたら
口に残っているケーキの甘さが
帳消しになりそうな様子である。
唐辛子が数本乗っていたから。
で、その横にある、ケーキ・・・
希の運命を決めたケーキだった。
高志は親に内緒で大学をやめた
というが、ドラマ中で高志の
親はいまだ出てきていない。
どんな人なんだろう?
しかも、高志は中国語を話す
珍さんと、言葉を通わすことが
できるというか・・・
コミュニケーションが取れるとは?
変わった人物である。
そこにもう一人、話を盛り上げる役
なのか、なんなのか
占い師兼天中殺のオーナー、輪子。
不思議な雰囲気の女性である。
中華街の様子は、あの、千と千尋の
神隠しででてくる、中華街・・
お父さんとお母さんが豚になった・・
に、似ている。
そして目指すお店は・・・???
ほんとうに採用してくれるのか?
そして、今夜希は泊まるところは
あるのか????
東京に降り立った希。
そこから電車に乗って横浜に
いくのだが。
大都会にきょろきょろして
しまう。
魔女人形に話しかける。
「東京やわよ。」
-はい、希にとっても私にとっても
9年ぶりの東京でございます。
目についた観光ポスターが
奥能登だった。
おもいっきりそのポスターを
みるが、秘境とかかれていたので
驚く。「能登は秘境やったんか・・」
希は胸にいつものディバックを
背中にはもうひとつ大きなディバックを
そして、荷物キャリーを引いている。
かなり、田舎もんである。
そうこうしている間に
横浜に来た。
めざすお店は大きくて
厨房もすてきで
ケーキもきれいで
おいしそうで・・
やっとオーナーに会えた。
「明後日来てというと来るって
やつは少ないから驚いた。本当に来たんだね」
という。
希は緊張して履歴書をさしだした。
オーナーは「ずいぶん昔にうちの
ケーキを食べてくれたんだって?」
「その味が忘れられなくてここで
修行したくて」と希は言う。
「うち・・・
厳しいよ。」
希はその言葉を聞いて
「入れてもらえるのですね」と
聞く。
オーナーは「よろしくね
津村さん」といって
手を出したので
希は、うれしくて
「よろしくお願いします」と言って
握手をした。
そこにケーキが運ばれてきた。
新作だという。
「評判がいいから食べて」と言われて
うれしくて、「いただきます」といって
食べた・・・
が???
そのころ能登の津村家は
火が消えたようになっていた。
徹は希がいなくなって元気が
なく、仕事を休んだ。
そこに、希から電話があった。
無事についたという。
めざすケーキ屋もいったという。
採用もされたという。
喜ぶ藍子と徹だが、
しかし、採用を断ったという。
なぜ??
確かにおいしかったが
昔のほうがおいしかった。
徹はそういうものだというが
目指す味ではないので断った
というのだ。
「だったら一度帰って来い」と
藍子は言うが
「このまま探す」と希。
「かたっぱしから食べて歩いて理想の
味を探す」という。
徹は「そこで待っていろ」というが
「お金がもったいないから
店決まったら連絡するさけ」といって切った。
「迎えに行く」と徹がいうと
文は「ほっときなさい、もう子供では
ないんだから」という。
「子供ですよ、あんな後先なしに
行動して」と徹。
「徹さんに似たのかね・・・
残念や・・・」と藍子。
「やるさけね~~~~~~~~~~~」
希は公園で大声で叫んだ。
そして、ケーキの食べ歩きを
したが・・・
どうしても理想の味にであえない。
14軒である。
その頃一子は圭太の塗師屋で
圭太にお弁当の差し入れをした。
そして、岡野亜美たちと
希の話をした。
いま、横浜中のケーキを
たべあるきしている。
「そういうところようわからん」と
一子が言うと圭太は「わかる」という。
「妥協できない気持ちでいる」と。
「どうしても納得できる味に
あえてない・・・。」
「うちもようわかるげんよ」と
一子は先ほどの言葉をひっくり
返した。
すると店の人が「ほれきっとるね~~」と
いう。
亜美は、「はい、なみだぐましいっす」という。
圭太は食べ終わって
店の奥にいった。
一子は、かたづけて、学校へ戻ると
いう。
井田は塗りばしの使い心地を聞いた。
一子は塗りばしのことはわからない。
圭太が初めて塗った輪島塗の箸・・
それはどうしてあげたい人がいると
いって、頼み込んでいたという。
それは一子のことだろうと井田は
誤解したが、わかっている亜美は
井田を黙らした。
一子はあげたいと圭太が思った人は
希だと理解した。
フラフラになった希。
夕方・・・ふと
みると中華街の前にいた。
高志が中華街でバイトをしていると
聞いていたので天中殺という
お店を探す。
やっとの思いでついた。
すると客と間違えた
店の人が荷物をもって
テーブルに案内してくれた。
おすすめは激辛担担麺・・
「あ、あの・・」と戸惑うが・・。
珍さんというそのひとは激辛
担担麺を注文した。
そこに高志が顔を出した。
「あああ~~高志!!」
高志も喜んでくれた。
「仕事中にごめん。
ここでバイトしているって聞いた
から・・・。
どうして横浜なん?」と
希は聞く。
珍さんは中国語で話をしてもいいのか?
と高志にいったらしい。
高志はうなずいた。
高志は大学をやめてバンド活動に
熱中しているという。
そこは親には内緒だ。
そのためにここでバイトをしている
というぐあいである。
「高志は中国語はわかるの?」
と聞くと、「わからない」と
頭を振る。
珍さんは、「わからないよ、でも
通じる。不思議な男だよ。」と。
奥から女性の声がした。
「魂で生きているのね、きっと
そのこは・・・」
声の主は天中殺のオーナーの
輪子という。
マージャンをしていた。
希を見て、「何か探し物をして
いるのね」という。
占い師でもあるらしい。
「この先はお金を取るよ」といわれて
希は見てもらった。
「探し物はきっとすぐに見つかるから」
という。
希は喜んだ。
珍さんが激辛担担麺をもって
来てくれた。
そのよこに、「デザートのサービスね」と
いって
ケーキがあった。
「この店の裏メニュー。
高志からのプレゼント。」
と珍さん・・。
希はそのケーキを食べたとたん
探していた味にやっと出会えたと
泣いて喜んだ。
「こういう味を探していたのです。
ここで修業をさせてください。」
「うちで作ったのではないけど。」
「どこで作ったのですか?」
希はそのお店を聞いて走って
いった。
―希は運命の味に出会いました。
*****************
思い込んだが一直線は
徹ゆずりなのか・・・。
たいてい、採用を断ったら
この夜の泊まるところを確保できず
どうしようと悩むものだが
希のすごいところは
そのまま、ケーキの食べ歩きを
したところだった。
しかも14軒・・・
ってことは14個・・・。
食べれますか?
14個も。
最後の天中殺の激辛ラーメンを
みたら
口に残っているケーキの甘さが
帳消しになりそうな様子である。
唐辛子が数本乗っていたから。
で、その横にある、ケーキ・・・
希の運命を決めたケーキだった。
高志は親に内緒で大学をやめた
というが、ドラマ中で高志の
親はいまだ出てきていない。
どんな人なんだろう?
しかも、高志は中国語を話す
珍さんと、言葉を通わすことが
できるというか・・・
コミュニケーションが取れるとは?
変わった人物である。
そこにもう一人、話を盛り上げる役
なのか、なんなのか
占い師兼天中殺のオーナー、輪子。
不思議な雰囲気の女性である。
中華街の様子は、あの、千と千尋の
神隠しででてくる、中華街・・
お父さんとお母さんが豚になった・・
に、似ている。
そして目指すお店は・・・???
ほんとうに採用してくれるのか?
そして、今夜希は泊まるところは
あるのか????
