ーお父ちゃん、私たちは次元の低い
けんかをしてしまいました。

「じゃ、僕なんかとはさっさと離婚したら
どうですか?」

「ああ、そうするわよ。
これ、書かせてもらいます。」

そういって、純は離婚届に・・・

階下に行って晴海に帰ろうというが
晴海は相変わらず、「あなたは誰?
愛さん、純はどこ?」と聞くばかり。

多恵子の好意で晴海は待田家に泊まること
になった。

「はぁ~~なんでこんなになったのかな。
わかっている・・・
全部自分が悪いんです。」

純は1人家でつぶやくのだけど

どうしたら、ホテルで働く気になれるか
わからない。

その頃愛も
純が書いた離婚届をみていた。
実は、捺印がなかった。

突然、明かりがつき多恵子が来た。
愛は前髪をたらした。

「ワインでも飲まない?」

「いえ、僕は・・・」

「離婚届出すんでしょ?
私としては待ち望んだ日が来たわけだから
乾杯したい気分なんだけど」

「いやぁ・・・・」

うーーーん、なんでこんなことになちゃったんだろ
純さんがホテルをやるっていってくれたら
こっちはすぐに帰るつもりなのに

「いろいろと心を聞くのやめてくださいよ・・・
もう・・」

愛は前髪をたらして、頭を振った。

「だったら、こんなところでうじうじしてないで
彼女がその気になるにはどうすればいいのか
考えたら?」

多恵子は去っていこうとした。

「おかあさん・・

今まで聞きたかったこと今聞いて良いですか?」

「なに?」
多恵子は背中を向けてまま、答えた。

「お母さんはどうして弁護士になったのですか?
一人娘でおじいちゃんのあとを継ぐためですか
それとも、困っている人や
弱い人を助けたいと・・・」

「忘れたわぁー」

「じゃ、お父さんとなんで結婚したのですか?
お父さんのどういうところが好きになったのですか
僕と純が生まれたときどういう気持ちでした?
僕の名前、愛と書いていとしと読む名前をつけたの
はどうしてですか?」

多恵子は振り向いて愛を見た。
愛は・・・じっと多恵子を見た。

多恵子は、口をあけて(何と答えるか・・)

「ああ・・・・・(え?)

勘弁してくれる?眠くて・・」
とあくびをして去っていった。(見事な演技)

翌日、ブティックでのことだった。

もう離婚届出したのかな・・・・・
浮かぬ顔の純。

J&Aというブティックだけど
そこに、久世秋代が来た。
驚く純。
「何であんたこんなところにいるの?」
と秋代は聞く。
「先日からこちらで働くことになりまして
J&Aだから私にぴったりかなと思いまして」

里やは、もうしないのかと聞く
「あなたはまだ、わたしを笑わせてないのよ
それも無理なの?」

純は、「それは・・・

素敵な服を見つけて・・お客さんが
笑顔になるような、そのために頑張ります。
これなんかいかがですか?」
といった。

「どんなのがお好きですか?」
と聞くと

秋代は「ここには一つもないわ」と言った。

そこに上司が来た。

「あの、秋代先生では?
ご無沙汰しています。」

「久々にきたけど、どれもこれも
ろくなものじゃないわね」

「すみません・・・」

「ああ、それから、この人」
と純のそばに行き

「向いてないから今すぐ首にして。」
そういって、純の手をとって
店を出た。

「え??」

いった場所は、正のマンション。
「勘弁してくださいよ
何で自ら首にならないといけないのですか?」

「人間はうれしいのにうれしくない不利は出来るけど
その逆はすぐにばれるのよ。」

つまり純はうれしくないのに、うれしい不利をして
いたということか。

正が出てきた。

「久世先生、お待たせしました。
お着替えをお願いします。」

秋代は「はいはい」といって部屋に入っていった。

純は正に、秋代の正体を聞いた。
秋代はJ&Aのデザイナーだという。
純はびっくりした。

「なんでそんなすごい人が里やにいたわけ?」

なにもかも失ったらしい。
J&AのAは秋代さんのAでJは
パートナーのJだという。
二人でいちから頑張ってブランドを大きく
したらしいが、有名になって周囲にちやほや
されたら意見が合わなくなった。

で彼にデザインがマンネリだと攻められたら
言ってはいけないことを言ったと言う。
それは・・・
「あんたなんかいなくても1人でやっていけれるわよ」
っていったのと、秋代が出てきていった。

「あ・・・あの・・失礼ですけど
そのあと相手の方とは?」

「もちろん終わりよ」

「あの・・・
秋代さん、そのパートナーの方と別れて後悔
しているのではないですか?

だって、J&AのAは秋代さんで
Jはパートナーのかただったのですね。」

秋代は黙っていた。

正は部屋の扉をしめた。

純は浮かない気持ちで家に帰ると
家の中から音がする。
ドアは開いていた。

そっと開けてみると誰かいる。

「ちょっと誰よ、あんた
何やっているのよ、うちで!!!」

と大声で叫んだ。

驚いたそいつは頭をぶつけて
いたた・・・といいながら出てきた。

愛だった。「僕ですよ、僕」

「あ、なんだ、帰ってくるならいって
くれればよかったのに」

愛は、荷物を取りに来ただけと言う。
純は機嫌を直して欲しいと言うが

「僕の機嫌がどうのと言う問題ではない
でしょ。」と愛は言うが

「なによ、全部私が悪いの?じゃ・・」

そこに、携帯がなった。

セクシーからの電話で、士郎がいなくなった
という。

純と愛は士郎をさがしに行こうとした。

羽純に聞くと、一緒にいるという。

駆けつけた先は里やがあった場所。
羽純と士郎が一緒にいた。

羽純は沖縄に帰れるきになれず、まだ
大阪にいた。たまたまここに来たら士郎
が泣いていたと言う。

純は士郎になにがあったのかと聞くが
士郎は答えない。

セクシーとセニョールがかけつけた。

セクシーは、ママを困らせないでと
士郎をしかった。

すると士郎は、羽純の後ろに隠れて
紙だまを投げた。

そこには
「ママなんかきらいだ」

とあった。

「いい加減にしなさい。
こんなことして。

おいで。」

セクシーは士郎を引っ張って
帰ろうとした。

「いやだ。ここがいい」

士郎が

声を出した・・・・・。
いや、叫んだ。

純は驚いた。

セクシーは士郎を見た。

「みんなと離れたくない。」

「何言っているの、
行くの!!」

とセクシーは士郎をひっぱっていこうと
した。

士郎は振り返って純に
いった。

「助けて!社長!」

呆然とする純だった。

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士郎君、初めてセリフを言いました。
こういう声だったのですね。
しかし、最後の「助けて!社長!」は
聞き取れなかったです。

そう書いたらトーマス様が
セリフを書いてくださいました。

私は何度聞いても
「ドッペりサンジョー」って聞えます。
何語やねん・・・と悩みました。
「助けて!社長!」が、
「ドッペりサンジョー」って・・・
やばいかも。

愛が多恵子に聞きたかったこと。
弁護士になった理由。
謙次と結婚した理由。
愛と純が生まれたときうれしかったかどうか。
なぜ、愛と書いていとしと読む名前にしたのか?

それは、視聴者も興味深いです。しかし多恵子は
ごまかして逃げました。
さて・・・・??

純はブティックの店員は似合うと思いますか?
なんだか、普通の女の子ですよね。

センスもいいと思えないし。

純は自分のピンチをどう乗り越えるのでしょうか。

(セリフがわかったので記事と感想を訂正しました。)