純は24時間コンhセルジュ宣言をした。
『どんな要望にもお答えします。』
というもの。
キャッチフレーズは『待田純の辞書に”無理”という
言葉はない。』
従業員の反応はひややか~~~
そのおかげで、
宿泊客の観光ガイドや
寝ていても携帯が鳴ったり
明け方、頼まれた買い物をしたり
階段を上るときおんぶしたりと大変。
愛はそれを支えた。
毎日くたくたになったが
愛のマッサージでげんきになるわけで。
「夫婦ラブラブ選手権があれば
絶対優勝だ」と二人で笑った。
「夫婦喧嘩とかするひとの気が知れないね」
「そうですね」
といってたら
来客があった。
愛が出るときれいで清楚な女性だった。
隣に引っ越してきた山田という。
愛は、ついつい見とれてしまった。
はあ~~いと純も、でた。
引っ越しのご挨拶をうけて部屋にはいると
顔をじろじろ見ていたけど
本性とか見えたの?」
と聞くと
「あのひとはみたまんま爽やかな素晴らしい女性
でした・・・・」
と、嬉しそうに話すので純は不審そうに愛を見た。
またインターフォンがなったので
「僕でます、僕でます・・・」と
愛がウキウキしながら
出ようとするので、純は愛を押しとどめて
私が出るといった。
するとそこには・・・
マリアさんが、勇気を連れて立っていた。
なんと・・・
正と離婚するという・・・・・。
純はとりあえず、家が狭いので里やにおいてもらうことに
した。
里さんは、なにあかったのかと聞く。
純は「マリアが正の浮気相手を突き止めて
問い詰めたら、正は逆切れして
文句あるなら出て行けといった」という。
浮気相手はもともと正がお見合いで結婚しようと
した相手で、結婚しようとするそのときに
正を奪って逃げたというと
里さんは、
「相変わらず、ドラマチックだね・・あんたの家族は」
という。
マリアさんはなきながら、「私のバカ~~~
男運がないから・・・」と、食卓をかたづけだした。
「いいんだよ、そこまでしなくても」
と里さんが言うと
「ちらかっているのは、がまんできないのです。」
といった。
こちらは那覇。
正のもとに純から電話がくる。
マリアにたたかれて傷だらけにになって
しかも、暗い家でひとり落ち込んでいた。
純に浮気をしていることを責められて
正はなんでおまえに言われなけらばならないのかと
逆切れする。
大阪にいるから連れ戻しに来てといったら
その気はないという。
勝手に出て行ったのだからという。
純は「原因を作ったのはそっちでしょ」
というと
「仕事先のホテルで再会して
ちょっと食事をして
ワインを飲んだら、帰りたくないというし
付き合いたいというので
一回きりのつもりが・・・・・・・・・・・。」
ついに逢瀬がかさなったらしい。
そして、一緒に人生をエンジョイしたいと言われたという。
「自分を好きだといってくれた相手には精いっぱいの
ラブで答えるのが俺のポリシーなんだよ。」
「マリアさんは離婚したいって言ってるのよ。」
「マリアにいっとけ。そっちがどうしても別れたいのなら
好きにしろって。」
正は携帯を投げつけた。
純は急に携帯を切られて、
困ってしまった。
ところが純の後ろにマリアが立っていた。
「なんだって?正・・・」
「うん、明日…迎えに来るから、ゆっくり話そうって」
マリアはじっと純を見て、ホント?と聞いた。
純はうん、うんと答えた。
純は、晴海に正を説得してほしいと頼んだ。
晴海は正たちのことを心配してうんうん、といっていると
台所ではフライパンがこげていた。
善行がこげてる、こげてると
お騒ぎになった。
「お母ちゃん大丈夫?」
「うん、またあとで・・・」
しかし、次の日、里やに、
正はなかなか来ない。
「本当に来るの?正は」
と、マリアは不信顔・・
純はフロアのすみのほうに行き、晴海に電話した。
本当にいってくれたかどうか不安になったからだ。
すると晴海はしっかり忘れていた。
純は、「もしかして忘れたの?」
と聞くと
晴海は、あわてながら「違う」という。
「そ、そうだ、何回も電話したけどつながらないの・・」
と、言い逃げた。
「ちょっと待って、いま電話するからね」
というので
「ちょっとなにやってるのよ、おかあちゃん・・・もう・・
大丈夫?なんかおかしいんじゃないの?最近」
「なんね、親に向かってその言い方は」
「もう、泣きそうなのはこっちだよ、
いい、何とかするから、じゃね。」
と、きって、振り向くとマリアが立っていた。
「純ちゃん・・・嘘ついたの?
今日、正が来るなんて。」
「ごめん」
「昨日の電話、正はなんていったの?」
「どうしても離婚したいならそっちの好きにしろって」
「。。わかりました。好きにします」
「まって、マリアさん、お願いだからもうちょっと待って」
「正にいっといて。二度ともう会わないって。」
「そんなこと言わないで、おちついて
ね?ね?」
そこへなんと愛が正を連れてきた。
「遅くなりました。お兄さん那覇から到着しました」
「おにいちゃん、なんで?」
「いや、愛君におこられちゃって、ちゃんと
コミニュケーション取らなくては駄目だって・・・。」
純もマリアに「ちゃんと話し合おうよ」といった。
マリアは正を見たが
正はあっけにとられた顔をした。
二人の間に里さんがたっていたので・・・
「おかみさん、こっちに来てください。」
と純が里さんを呼び寄せた。
「あ、ごめん、おにいさんがタイプなのでつい…。」
二人はスムーズに話ができなさそう。
純は愛にどうやって言ったのか聞くと
「離婚すると慰謝料や養育費で大変すよって
脅しただけで。。。」
そこかよ・・・
ったく男ってやつは・・・
「私のこと愛してないの?」
「そうじゃなくて」
「だったら向うのことが好きなの?」
「そうでもなくて」
「じゃなんなのよ
正、何を考えているのかさっぱりわからないよ。
勇気がかわいそうだと思わないの
こんな最低な父親をもって。」
「俺はまだ父親になりたくなかったんだ
でもマリアがどうしても生むって
聞かないから」
「なにそれ、私のせいなの」と詰め寄ったマリア。
「殴らないでくれよ、頼むよ・・。」
と、正は頭を抱えた
勇気が泣きだした。
マリアは勇気を正に渡した。
「もう知らない、自分で育てて」
と言って去って行った。
「待ってくれよ、
どうしよう、純・・・・」
「おにいちゃん、早く何とかしないと
追いかけないと・・・」
そういうと正は「うん・・」と言って
勇気を純に預けて
追いかけて行った。
「お兄ちゃん、ちょっと、待ってよ」
勇気を受け取って純は困った。
「どうしたいいの?」と純。
勇気はわんわんと泣いている。
チュルチュルは「逃亡」といった。
おじい、泣きたいのは私だよ。
********************
新しい週が始まって、またまた混乱の里やです。
浮気がテーマだと
正だけではなく、謙次、誠の彼氏
愛の浮気疑惑
など
ありますね・・・しかし、正のこのいい人なんだけど
でもなんなんだ?という不思議な男が
中心になります。
勇気が生まれたからと言って、浮気がなくなる
わけではなく、男ってこれだからと純はつぶやき
ます。
里やはなんだか純の家族のためにあるみたい
ですね。
勇気を預かって子供を育てたことのない
純はどうすのでしょうか。
やっぱり晴海に相談するのかな?
認知症疑惑の晴海ですが、大丈夫なのかな?
失業したことをいまだに隠している善行はどうなるの
でしょうか???
いっぱい、問題はあります・・・
