純の職場にやってきた灰田は
結婚しましょう、待田純さんという。

なぜそうなるのですかと聞くと
昨日自殺未遂をしようとした灰田を救ったとき

「あなたは愛があふれているからそれにきづいて
くれる人が現れますよ」

って言ったあの言葉が

プロポーズだと思ったらしい。

さすが

ストーカー!!!!

何でも自分の思うがごとく理解する、
いや、誤解する。

純は自分は結婚しているという。
しかし指輪は?

と聞くと、ペンダントです・・・
といって

手作りをみせたので

灰田は

驚く・・・

その夜、愛にマッサージをしてもらいながらその
話をする純。

愛は灰田のことを聞いた時から
どうやら、不信と不安を持っていたのだろうね

「それで
その人は納得してくれたのでしょうか?」

「なんとかね・・・
話せばわかるという感じですがね・・」

「ふーん、。本当にそうだったらいいのですがね
このままでは済まないような気がします。」

そこへ、電話・・・が

しかし無言電話だった。

おじい  これが事件の始まりでした

なんてことにならないよね。

翌日
社長室に呼ばれた純。

なにか?

といいながら結婚式の件と融資の件
のお礼を言う純だった。

「ホテルを続けるのは大変だよ~~~」

「え?
社長なにか悩んでいるのかな?」

隣に不思議なひとがいて、社長・・そろそろ
はじめませんか?と呼ぶ。

相変わらず変な人がいるなぁ~~~と純。

社長は、「あ!!」といいながら
「思い出した、君に言わないといけないこと。

君はね・・・天中殺だから気を付けて。」

「は??」

そんなことあるかと
純は、お客様と結婚式の打ち合わせをしていると

灰田がやってきた。

あきらめてないのだ!!!

純、天中殺の意味を調べろよ~~。

そして同じことを言う。
「結婚式をしたいから予約してほしい」と。
断ると
灰田は、とにかく結婚式だけでも
という。
お金持ちらしい。

純は断ると、「あの人たちみたいに
一緒に結婚式の準備をしていければ
お互いが必要だとわかりますよ」

と勝手な持論をいう。

そいういう問題ではないと純は言うが
わかってくれたのか?

昼休み、桐野に相談すると

桐野はそのことを把握していて
お客様を友達かなんかと勘違いしているから
そんな誤解をされるのよ

という。

悪いのは純といわんばかり。

私もそう思いますよ。
純は、世話焼きすぎ

プライベートに入りすぎ!!!

そうはいっても
灰田の勘違い行為はエスカレートする。

純がマンションに帰ると
通路で
灰田が待っていた。
しかも、大きな花束をもって・・

驚く純
「家を調べたの?」

「だってあってくれないから。」

「いい加減にしてください
私は結婚しているの」

「別れたほうがいい
君を本当に幸せにできるのは僕しか
いない!!」

「気持ち悪いこと言わないで
気持ち悪いことしないで」

「君こそ結婚してないのでは?
表札だって純とあいって書いてあるし。」

純は愛を連れてきて
「これが正真正銘の私の夫、旦那、
配偶者、ダーリン、ハニーよ。」

愛は、
「すみません~~
あいと書いていとしと読みます。
いま、靴磨きの最中だったので
こんな格好ですみません・・ね??」

というと

灰田は

「こんな情けない男・・・
誰がどう見ても俺のほうが断然いいじゃないですか!」

という。
水野の持論に似ている。

ところが純は

「こんないい男世界に二人といませんから
料理はおいしいし
靴は毎日磨いてくれてぴっかぴかだし
目覚まし時計をかけなくても起こしてくれるし
夜は後ろから抱きつけばぼかぼかしてぐっすり眠れるし
愚痴だって最後まで聞いてくれるし
マッサージはしてくれるし
愛君
私、感謝してもしきれないよ
私頑張るから一生そばにいてね」

といって
愛を抱きしめてキスをする・・・

「・・って感じよ

どうよ、こんな私たちの間に入れる隙間がある?
ないよね。ということで出て行ってくれますか?
さよなら!!!」

と言ってドアを閉めた。

純はそれでも不安でいっぱいになっていた

「純さん大丈夫ですか?」

「変な奴連れてきてごめんね」

「うれしかったです。あんなこと言ってもらえて。」

「ま、これであんな馬鹿なこと
辞めてくれるよね」

しかし、またもや鳴り響く電話の音
しかも
無言・・・

二人は不安になっていく。

 夜、愛のせなかに抱き着きながら
純は愛に聞いた。

「あいつの本性見た?」

「はい、あの・・なんていうか・・」

「いいや、聞きたくない。
お休み」

「おやすみなさい・・
あの純さん、気を付けてくださいね。
あのひとこのままおとなしくしてくれたら
いいけど
何が起こるかわからないので」

「うん・・・」
もう眠りに入っていて
うわの空の返事だった。

翌日ホテルでメールをチェックしていると

ーーどぶす絶対殺すーー

と、あった。

池内が、HPの掲示板をさして
純を中傷するかきこみがあったことを
いった。

・・・ブライダル部のMJは態度が下品で最悪。
どうしようもないエロ女で客の男を誘惑する・・。と

おじい、なんでこうなるの???

****************************

ここでは、純は自分のありかたを
反省しなくてはいけません。

むやみにストーカー男に近づく
ものではないし、桐野がいうとおり
お客様は友達ではないのです。

そう言ってしまえば・・簡単だけど
純のめざすホテルは、悪人がいない世界の
ホテルなので、うまくいかないのは当然かも。

愛は、ここでまた灰田からも「どうみても
こんな情けない男」と言われます。

ストーカー男にこんなこと言われるとは
どっちが情けない男なんだよ

といいたいが、世間は見かけが重視されます。

水野はまだ、プライドが高いので、こんなあほな
ことはしませんが、それも紙一重の差でしょう。

やがて、ネット上の中傷へと
拡大します。

あさいち、今日のテーマは「いじめ」でした。
あら・・・・

なんだか、続いているような。

大人も子供も人間関係が
より、難しい時代です。