翌朝、純が目が覚めると横に愛がいない。
「え??」
さがしたがいない。
トイレに入ると中にいた。
「ごめん」とドアを閉めると「いいんです。
考え事をしていたから・・・。」
「なーんだ」とほっとする純。
「昨日のチューは気持ちよかったって」
そうか、そうか今度はあんたから・・・
「ところで時間は大丈夫ですか?」
「そういえば!!!」
愛は早く起きて朝食を作ってくれていた。
「こんなおいしい朝食、感激!!」
では、といって、愛は荷物を持った。
「え??どこへ行くの?」
「もとのネットカフェに戻ります。」
純はここにいてよというが、
二人には狭いでしょと愛。
「今度かたずけるから、これ合鍵ね。」
そういって鍵を愛に渡してホテルへいった。
水野は「ごきげんだね、いいことあったの?
あ、愛と別れたから元気になったんだ」と
いう。
純は「愛クンとは正式に付き合うことになったから
水野さんは千香ちゃんを大事にしてね」
といった。
フロントから千香がじっとみていた。
「君はメサイアコンプレックスだね」
と、またまた難しいことを言う
「え??」
「弱いものを見るとほっとけないということさ
でもそれは自己満足で相手のためにならない
ってことだよ」
・・・
純はどういうことだろうと
考える
外国のお客様を案内した部屋にはもう来客がいて
えええ???
フロントで確かめるとどうやらダブルブッキングをしたらしい。
千香のミスである。
しかし、自分のミスだと認めない。
桐野はこれはだれのミスではなくホテルのミスだから
お客様のことを考えなさいという。
純は荷物をもって村田という客の部屋に届けた。
ドアを開けて出てきたのは
なんと
愛のパパだった。
えええ???
村田さまでは???
と驚いた。
愛パパもしまったという顔をした。
すると見慣れない女性がやってきて
「荷物をありがとう」という。
「ちなみに私たちどう見えますか??」と笑いながら言うので
純も笑いながら笑ってごまかした。
愛パパは純を追いかけて来て
「このことは妻には内緒にしてほしいという」が
純は「ご心配なく、会うこともありませんから。」
といってエレベータに乗った。
優しくていい人だと思っていたのにな~~~と
がっかりする。
ドアが開いて、純は思いっきり「ああああ!!」と
驚いた。
総支配人と愛ママ多恵子がいた。
驚くわな~~そりゃ。
「君、失礼じゃないか」
と総支配人にたしなめられて
すみませんといって
ロビーに向かうが
多恵子が
「総支配人、この人と話をさせてください」
と、いう。
多恵子は「あなた、居場所を知っているでしょ?」と
聞くので「旦那さんのいるところは知りません」というと
多恵子はイライラして「愛のことよ」といった。
「あ、ですよね、あははは・・・どうしてですか?」
多恵子はこの間愛が人の本性がわかる
というので知り合いの精神科の医者に見せたいとという。
純は愛は病気ではないと言い切った
「あなたの意見は聞いてないのよ、居場所をいいなさい」
純は言えないと言ってさっていった。
そのすがたを多恵子は忌々しそうに見ていた
夜、家に帰ると愛がお帰りなさいと言ってくれた。
純は元気がなかったので愛は心配していた。
「何でもないよ、ちょっとね、今日は何していたの?」
「僕なりに部屋をかたずけました。」
純の部屋がきれいになっていて
洗濯までしてくれて
しかも、夕食も作ってくれていて
愛君をお嫁に欲しいと純はおもった。
「今日ホテルで外国人のお客様に“ちょっと待ってて
フロントに確かめるから”と言えなくて、どういえばいいの?」
愛はすらすらと答えた。覚えられるかなと思ったら
「覚えられるように紙に書きます」といった。読まれた!
「何でもできるのね。どんな仕事でもできそうなのに」
この一言が雰囲気を暗くする。
「すみません・・・」
自分がここにいてもいいのかと愛はいうが
純はいやじゃなかったらいてほしいという。
愛は純の部屋は、いごこちがいいとう。
愛も純の持っているおもちゃのようなものが珍しくて
楽しんでいたらしい。
「ほとんどおじいに買ってもらったんだ。
今日あるものは明日あるとは
かぎらないっていって」
愛はこれは?と聞いた。
「きたかぜとたいよう」という絵本。
「おじいがよく読んでくれたんだ。
この話の太陽になりたくってさ。」
二人は並んで絵本を読んだ。
「ね、愛君このまま一緒にいてくれる?」
と聞くと
愛は
「無理ですね」という
「なぜ??」と聞くと
「ここは二人では狭すぎるし・・」
「引っ越せばいいでしょ
私が何とかするし」
「ちなみに、今のお給料は??」
痛いところを突く。
純は20万円というと手取りでは?というので15万・・。
ここのお家賃は?
7万円・・・
失礼ですが、貯金は??
・・・・・ありません・・・
「だったら僕も働きますね」
というので愛は働きに行くことになった。
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お約束のあさいちの有働、イノッチのコメント
だんだん愛君の顔が好きになりますね
え、今まで嫌いだったのですか?
私は舘さん系がすきだから。
なるほど・・・今は?
彼は井ノ原ファミリーだから・・
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井ノ原ファミリーという言葉
定着しました。
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二人最後の会話。
普通は男女逆なんですよね。
一緒に住もう
僕が養いますというのは男性で。
お給料はいくらほど?
というのは女性で・・・
貯金はいくらほど?と聞くのは
女性で・・
彼の部屋で彼が仕事に行っている間
掃除洗濯食事を担当するのは女性で・・
貯金、ありません・・・
とうなだれるのは男性で
ないの?
だったら私も働きにいかなくちゃ
と女性が・・・と
普通は、なるのですが
普通ではないのがこの脚本です。
(だから気になって見ているのよ。)
登場人物の一人一人のセリフが
伏線となっています。
今回の愛君、穏やかで顔も見えて
かわいいです!!
あの不気味な演技はなくなりましたね。
それだけ二人の仲が進展したということです。
水野の意見はこれからの暗示です。
彼は全く外れたことを言っているわけではありません。
ひと波乱ありそうな今週です・・・。
思いついた順番に打ち込んだ
コメントでした。
