三毛猫ではありませんが
飼い主の発想が貧困なため
こんな単純な名前になりました。
それも、もう・・・・・・・・・・・・・・・
14年も昔・・・・・・
はじめてあった猫でした。
捨てられて何日もたっていません。
病気している様子もないし・・
人懐っこそうな猫でした。
縁があればね
なんて、猫がほしいという
子供たちに言ったのですが
縁があったのか、おいで
というと
ついてきたのです。
あら~~~~~
ついてきたわ・・・・・・・
その時はあかちゃんではなく、
もう生まれて1年か、多くて二年たっていたと
思われます。
だからいま、かなりの高齢となりました。
昔は、よく狩りをしていました。
バッタ、ネズミ、スズメ、やもり、こうもり・・・・・・・・・・・・・・
などを取って
加えてきては
娘に見せにいきます。
娘になついています。
すると、怒ってはいけない!!!
と、娘はぐっとがまんして、よくやったわね・・
と震える声で
ひきつった顔で
ミケをほめていました。
もちろん、そっとそとに返したこともありました。
しかし、
死んでいたこともあります。
明けがた、ミーとも泣かずに
窓から入って帰ってきた
ミケの気配に
娘は、なぜ泣かない????
と、ふとんのなかで不安になったそうです
もしや・・・
口に・・
なにかを
くわえているのでは????????
その想像は当たったらしく、
部屋の前でことっと音がしたとおもったら
ばたばたばたと
羽の音がして
何やら鳥のピーピーという
声がしました。
しばらく、ミケは鳥と遊び
その間羽音と鳥のヒステリックな
声がしていたそうです。
突然、甲高い
ぴーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という声が最後となって
アタリは静まり返ったそうです。
あとで、起きてその場所に行くと
スズメが死んでいました。
ちぎれた羽と
肉片になった本体・・・・
スプラッターは
嫌いなんですが・・
猫を飼う以上しかたありません。
その肉片となった
スズメに手を合わせ
そっと、つまんでゴミとして
処分したそうです。
若かりし頃の
ミケの武勇伝でした。
いまは狩りをすることもなく
穏やかに過ごしています。

