ビョルの家でのこと
下ごしらえ中の母にビョルは言った
オモニ・・・・子持ちと結婚したらだめ?
何をいきなり言い出すのよ!!
そばにあったボールでビョルをたたいた。
だめか・・・・
翌日ジュンスはつきあったことのあるガールフレンド
みんなにあってウラムのことを尋ねた。
みんなジュンスは好きだけど誰かに赤ん坊を生ませたと
あっては怒り心頭となった。
全員、
このタコ!!といってジュンスを殴った。
結局母親はわからず。
しかも
粉ミルクを作るジュンス。
泣き叫ぶウラム。
ウラム:「うんちしちゃった」
ジュンスは困り果てた。
少し待ってくれよ。
するとウラムは足でミルクのビンをけった。
意味がわからないジュンス。
食べ物をけるなよ
「ウンチのにおいがわかないの?」
そういってジュンスの顔を殴った
だめだろう??
「わからないのか??」
腹の立つがきだな
「自分こそ」
こいつ
「それでも父親なの?」
うごくなよ。
「もらしたんだよ」
うるさい。
ジュンスはビョルを呼んだ。
「おしりをふいて~~~」
ビョルは家を飛び出してジュンスの家に駆けつけた。
赤ん坊が泣くと
まずオムツを見るのよ
次にミルクね
寝かせておなかをマッサージするのよ
背中も軽くたたいて
空腹かどうかみるには
ゆびを口元に持っていくのよ
口元をぽんぽんとたたくと
口をあけたら空腹なのよ
するとジュンスは疲れて眠っていた
あんたも大変ね
ウラムはにっこりと笑った
笑ってくれたんだ。パパとちがって
やさしいのね
「おちんちんを見たことは内緒ね」
そのころジュンスの両親はスパーランドのようなところに
いた。
のんびりしているが母親は気が気でなかった。
ジュンスを心配していた。
そればかりか赤ん坊が一緒んだなんて知る由もなかった。
赤ん坊の夜鳴きにいらいらするジュンス。
あるアイディアを思いつく。
ごみ置き場にいった。
悪く思うなよ。
「ここで寝ろって?」
するとそんな場所にはビデオカメラがある。
声がした。「ちょっとそこの帽子の人」
おおお!!
「家庭ごみは火・木・土です。罰金取りますよ。
ごみを持って帰ってください」
あ、あああははははは
これはごみではありません。赤ん坊です。
捨てにきたのではなくて
使えそうなものを探しにきました。
ああ・・これは使えそうだ・・・
ジュンスはフライパンをもって帰ろうとしました。
世の中暗闇にまぎれてとんでもないやつがいます。
天使保育園のまえで40男が赤ん坊を捨てようとしていたらしい。
彼とばったりとであった。
ウラムはにこっと笑った。
近くの屋台で彼らは飲みながら話をした。
私はとんでもない男だ。いい年して赤ん坊をつくってしまった。
この子の将来はまっくらだ。貧乏で避妊具を買う金がなかった
だがそんな言い訳を誰が信じる?
死ぬしかないと思った
この子は施設に預けて死のうと決めたんだ
でも君にあって考えが変わった
君はまだ若い。赤ん坊一人くらい養っていけれるだろ?
やけを起こすなよ。わかったね。
またひとり赤ん坊を抱いた男が通りかかった。
おい、こっちへこいよ
おれ??
その男はいった。
子供を捨てにきたのではないですよ。
自分の子を捨てる何て人間ではない
それでも親ですか
ふたりともうなだれた
わかったらいいですが
よかったらここにきて・・・
名刺をわたした。
シングルパパの育児教室を開催している男だった。
翌朝である。
ウラムはミルクを飲まない
おっぱいがいいという
捨てればよかった。
ウラム:「自分の子を?」
悪戦苦闘のとき
そこに携帯がなった。
担任からだった。
学校へ来いという
退学のなりたいのかと脅す
ジュンスはそれどころではないのだが
命が惜しけりゃ学校へ来いといった
こまったジュンスは駅のコインロッカーにウラムを入れようとした。
すると係員がじっとみていた
入れちゃだめだよ~~~~
といった。
さて・・・
ついに
赤ん坊をつれての登校となった
教師は
つまりあんたの赤ん坊なのね
このくそったれ!!!
いったいどういうつもり?
なぜ学校に?
ご両親は??
家出中です。
えええ???
ウラム:「問題の多い家だね」
教室では生徒たちが赤ん坊をめずらしがったが
うんちのにおいでみんな鼻を押さえた
ビョルはウラムの世話をした
くさい~~~
とみんながいうと
「誰でも糞はするものだ」
とジュンスは言った。
あの点取り虫の男スソクは
勉強が手につかずついに怒鳴った。
おい!!!
学校にチビをつれてくるな!!
ウラム:「チビ呼ばわりしたぞ」
ジュンスは、ある考えをもちながら立ち上がった。
そして広げたままのうんちのついたおしめを持って点取り虫男
のそばにいった。
するとみんなくさいので、よけた。
そしてスソクの開いていた教科書に広げたおしめのウンチを
こすりつけて教科書をウンチだらけにした。
おい!!なにをするんだ!!
この光景ごっつう~~~おもしろいけど~~
かなり~~強烈なんだけど・・・
ジュンスは点取り虫男に顔をちかづかせ言った
「お前もくそするだろ?」
「いまに覚えていろよ・・・」
とスソクはわめきながら言った。
ジュンスは自分の教科書を投げて渡した。
それ・・
新品だよ・・・
つまり勉強してないってことかい!!!!
スソクは泣き喚いた。
職員室ではジュンスのこと
が話題になった。
こんな問題は話し合うまでもない
一刻も早く退学に
と英語教師が言った。
担任の女教師チョ先生は反対した。
育児と勉学の両立を提案した。
教頭はジュンスは問題児だから退学だといった。
校則は守るべきだというが
そこにビョルがいきなり現れた。
校則は守るべきですが、育児は禁止されていません。
君は??
何のようなの?とチョ先生は言った。
にこっとわらってビョルは写真を撮らせてください
といった。
携帯をだして構えた
はい・・・
チーズというので、チョ先生はついのってピースをして笑顔で
収まった。
はっと現実に戻って、あっちへいきなさいと
真顔でいう。
皆さん~
ビョルは最後の演説をした。
育児は校則違反ではありません。
教頭は驚いた。
いきなりここで私の感想だが、
この話のおもしろさは、赤ん坊がかわいいことと
チャングンソクがかわいいこと・・・(笑)
そして
ビョルが小気味いいぐらいのキャラであっけらかんと
登場することである。
恐ろしそうな女教師チョ先生・・・・この方の
キャラは、男勝りなのだが、きつそうでやさしいところだ。
また、教師らしさもある。
それを子供たちが親近感をもちながらも先生を支持している。
では話に戻る。
ギソクには重病人の母がいた。
しかし、入院代が払えないので追い出されるところを
ジュンスは見た。
夜遅くなって暗くなった待合室でジュンスはギソクに
昼間見たことを話をした。
かっこわるくて話せなかったとギソクはいった。
忙しいだろ?とギソクは聞いた。
正直ジュンスは
母親探しに、育児に、両親は家出に・・
とぼろぼろ状態を訴えたが。
ジュンスは封筒をわたして、お前が金持ちになったら俺にバイクを
買ってくれといった。
バイクを売ってお金を作ったようだ。
ギソクは驚いた。
帰りの電車・・・やっぱりバイクは売ったようだ。
疲れてジュンスは寝てしまった。
ウラムも寝ていた。
降りる駅でねぼけて降りそこねそうになってあわてて
降りた・・
しばらくして
ウラムを置いてきたことに
気がついた
いそいで追いかけたが・・・
まてよ。
チャンスだと思った。
バイバイ・・・・
ウラムは電車の中で寝ていた。
家に帰ったジュンスはほっとしたが・・・
しかし・・・家にはウラムのものばかりがあふれていた
気にするな
どうにでもなれ
そう思ったが
おもちゃもある・・
いろいろ考えると
ウラムが気になって仕方がない。
おかしい・・・俺はおかしい・・・
そして鉄道の事務所にいった。
その係員はしつこくことの状況を聞いた。
ウラムは無事だった。
よかった~~うれしい~~ウラム~~~~~~
というが
係員は
俺はまだ独り身なのに・・高校生で子持ちかよ
と不機嫌だった
「ほっといてください。」
すると
書類を挿むボードでジュンスの頭バシッとたたいて
「事実だ。文句言うな。」といった。
「別にほしくて作ったわけではない。」
そこにチョ先生が現れた。
丁寧に応対しようとした係員だが
ジュンス・・・とチョ先生が言うと
ジュンスが、驚いた。
それをみて、係員はウラムの母親だと勘違いをした。
高校生に手を出すとはたいした女性ですな
こういうケースは罪にならんのかね~~。
チョ先生はジュンス・・・といったきり怒りで
だまってしまった。
ジュンスはたまりかねて
係員に
おじさん・・・・・と声をかけた
「俺のかばんとおんぶひもは??」
「おじさん?????
まだ独身だぞ・・・・・・」係員は怒りでまっかだった。
そんなこんなで家に帰ることになった。
*************感想****************************:
育児は大変なんです。疲れます。
ましてや、仕事をもっていながらとか
勉強しながらなんて無理です。
犬の子供を育てるのではないのです。
にんげんのこどもです。
そうやって育てている間に愛しい感情がでてくるのでしょう。
やんちゃな高校生ジュンスは
その苦労からウラムをかわいいと思うようになります。
