初めてウンギュはあの男を紹介する。親友のカン・ヒウォンだと・・・
練習室に入らずにジョンウォンは帰ってしまう。
ヒウォンはこっそりと追いかけるが、すでに彼女はバスに乗ってしまった。
屋上では黒猫を捕まえたジョグァンが隣に話しかけているがだれもいない。
ソヒョンさんが好きになった。どうしよう。
馬鹿みたい。相手は年上よ。
愛に年齢は関係ない。
姉貴腹減った。なんかもってきて。
何で私が・・
そういいながらジョウォンもすこし隣が気になっている様子だった。
ある日某ショップを出たとたんジョンウォンは転んでしまう。
あのときの不良たちが足をかけたのだった。「ヒウォンの言うとおりにしないと埋めちまうぞ」という。
そのヒウォンはある楽器屋でビリーシーンが全盛期に使っていたモデルだ、と高価なギターを見ていた。ウンギュもバンド仲間も一緒だった。
夜屋上で歌っていたウンギュは玄関からしめだされて屋上から忍び込もうとしたジョンウォンを待っていた。
泥棒猫!そういったが、ウンギュは
顔に絆創膏をはっているジョンウォンにはっとした。
その顔どうした?
おできよ
・・あんたの口は?
ウンギュの顔も人事ではないほど怪我をしている。
キスの跡さ
目は?
・・・・蚊に刺された(笑)
そういってウンギュは立ち上がってあるものを投げた
それはあの日ハイエナに取られた名札だった。
これを取り戻すために殴られたの?
ジョンウォンは感動した。
泣いているのか?ウンギュは笑っていった
負けたわ。望みを言って
屋上から出入りするな
今すごくつらいの・・・
だから?
私と付き合わない?
ウンギュは笑った。
そうよね。無理よね
条件がある
なに?
明日は学校へくるな
なぜ?
その顔で、きたらはずかしい
そういって
ウンギュは笑って家に入っていった。
さわやかです~~~~グンソク君の笑顔が~~~~~
しかしジョンウォンの顔の怪我はジョグァンの怒りをまねくことになった。
カン・ヒウォンの仕業だといった。
昔・・・二人は仲のいい友人だった。
翌日練習室にジョンウォンが現れた。
キーボードのナリはジョンウォンの顔を見てなにそれ、殴られたの?といった
ヒウォンは黙っていた。
ジョンウオンは笑いながらウンギュに海へ行こうといった。
貝を採って、ジュゴンに乗って~~
頭は大丈夫か?
バスで行く?電車でいく?それとも愛に乗っていく?
恋人なら行くものよ~~~
ウンギュとの仲をヒウォンに見せ付けた
ウンギュはいきなりジョンウォンの顔の絆創膏をとった。
驚いたウンギュはジョンウォンの手をひっぱり練習室を出た。
誰に殴られたのか?
僕の恋人は僕が守る。
もういいの
誰にやられたのかいわないのか?
あんたの友達だったらそれでも復讐する?
ややこしい話だな・・・・
わかった、君が話すまでもう聞かないよ。海に行くときは
愛に乗っていこうな。(笑)
何をいまさら(怒)
ちょっとまってて(笑)
大きな川のある公園でウンギュはジョンウォンにいった。
いいところだろ?落ち込んだときにはここにくるんだ。
そして近くのベンチに二人して座った。
ファンが彼女にっていってくれた。
そういってウンギュはジョンウォンの首に人の形をした
人形のトップがついているペンダントをかけた。
僕のもある。
ペアのペンダントだった。
ある日、ジョグァンから携帯がなって今からカンヒウォンをぶん殴るから見に来いという。
ジョンウォンはあわててその場所にかけていった。
ジョグァンは苦しむ姉を思ってヒウォンを攻めていた。
ジョンウォンは「やめなさい、帰りなさい」という。
ぐったりしているヒウォンに「どうして別人のようになったの?」
と聞いた。
「あの日から変わったんだ。」
ヒウォンの父親は車を運転していてひき逃げをした。
それを見ていたジョンウォンが警察に通報した。
当然父親は刑務所へはいり母親はショックで廃人のようになった。
通報したのはジョンウォン。それは当然のことだという。
しかしその犯人がヒウォンの父親だとは知らなかった。
そのおかげで家族が崩壊した。
おまえのせいだとヒウォンはそれまで仲のよかったジョンウォンをせめて
不良に袋叩きにさせた。
ジョンウォンにとってそれは信じられないほどのショックだった。
ヒウォンはいまだにジョンウォンを憎んでいた。
家族を壊したのはジョンウォンだ。
しかも親友だった。
だからこそ許せない。
ジョンウォンは立ち上がろうとしたヒウォンをたすけようとしたが、彼はその手を払った。
もう一度いう、ウンギュと付き合うな。お前の笑顔なんか見たくもない
あまりのいいぐさですね~~
去っていくヒウォンのもとに不良が集まってきた。
もうゲームオーバーか?
残念だ。
おまえら余計なことをするな。
ヒウォンはジョンウォンと昔仲良く撮った写真を見ていた。
~~素直じゃないのよね。
翌日ジョンウォンはジョグァンをひっぱってヒウォンの家に行った。
昨日のことは誤るよ・・・とジョグァンはいった。
お前たちにはうんざりだ。
帰れ!!
まだ懲りないのか?昔姉貴に・・
ジョグァンが言いかけたとき
約束ってこれか?
ウンギュが来た。
とたんにまずい空気になった。
ウンギュは何も知らない。
だから聞いた。
みんな知り合いか?
・・・・・
かなり、まずい空気になった。みんなだまっている。
ヒウォン説明しろ
二人の関係と怒鳴られるわけを。
ジョンウォンは
ちょっとしたけんかよ。説明するから外へでよう。そうウンギュにいったが、彼は怒っていた。
俺の親友だぞ。
わかったからでよう。とジョンウォンがいっても、
ウンギュは事情は知らないがジョグァンを教育しろといった。
生意気な態度は許さない。
ジョンウォンはジョグァンを引っ張って帰ろうといったが、彼は怒って
ここまでいわれて黙っているのか?といった。
兄貴、よく聞いて。昔あいつと姉貴は友達だった。
やめて!!
それなのに、三年前不良を使って姉貴を袋叩きにした。
ジョンウォンは泣きながらジョグァンの頬をひっぱたき
黙りなさい!といった
ウンギュは驚いた。
誰よりも信頼していた友達に裏切られたんだぞ
ジョグァンは容赦しない。
それでも姉貴はあいつのことは攻めず、じっと耐えたんだ。
親友だと?だったら兄貴があいつを教育しろ
ジョグァンはそういって去っていった。
ウンギュはその場にいられなくなりジョンウォンの手を引っ張って外に出た。
何も知らなくてごめん
いいのよ
警察に通報したのは私よ。一番の親友の父さんなのにね。残酷ね。
おじさんは服役し、おばさんは入院した。
悪いのは私よ。
私が抜けるわ。
そういってジョンウォンはペンダントを返した。
だめだジョンウォン。
ヒウォンにはあんたしかいない。守ってあげて
ペンダントをウンギュの手の中に入れて、ヒウォンとの友情を壊さないでといった。
ジョンウォンは去っていった。
ウンギュはどうしようもなくヒウォンの家に行って彼を攻めた。
殴り合いのけんかの末、ヒウォンはいった。
最初はお前のそばにあいつがいることがいやだった
今はあいつのそばにお前がいることが腹が立つ
ウンギュは
今も昔もこれからもお前が好きだ
というとヒウォンは
一度だけ謝るよ
といった
俺はもう気持ちを隠さない・・・
ウンギュはヒウォンを見た
その夜、家にジョンウォンは帰ってきた。
そしてそ知らぬ顔をして門を通ろうとしたが
その門の下に座り込んでいたウンギュが引き止めた
ヒウォンがやり直したいって
私は・・・
あいつには申し訳ないが僕のそばにいてくれ
僕はあいつなしでも歌える
会う前から歌っていた
でもきみなしでは歌えそうにない
あいつとはいい友達でいたい、三人とも幸せになる方法を探してみる
ウンギュ・・・・
ウンギュは立ち上がろうとしたが足がしびれて立てない。
手を貸して・・・・
ジョンウォンは手を差し出した
立ち上がってジョンウォンの頬を両手で挟んだウンギュは「君の瞳は怪獣の着ぐるみを着ていてもきれいだった」
そういって手を離した。
ジョンウォンは泣きながらこぶしでウンギュの胸をたたいた
ウンギュはジョンウォンの肩に手を置いて抱き寄せて抱きしめた・・
ああ・・・・・いいなぁ~感動します。
そのころヒウォンはある決意をしていた。
バスに乗って出かけた先は母の入院している病院だった。
相変わらず心を閉ざしたままだった。
父の刑務所にも行った。
父は言った
お前に苦労をかけてしまった。すまない・・と。
そのころヒウォンの家にはウンギュが練習の誘いにきていた
しかし、会えなかった。
ジョンウォンとウンギュが一緒に食事をしている。
ヒウォンが戻らないことや大会のための練習の話など。
遊べなくても我慢しろよ
それはこっちのせりふよ
すみませ~~んコーラおかわり!!
元気なジョンウォンだ。
家ではジョグァンが母に向かって怒っている。
猫を売ったというのだ。
隣のソヒョンさんがかわいがっていたのにとご立腹。
猫が見つかるまで戻ってこないといって家出をする。
練習室にあらわれたジョンウォンはヒウォンに誘われる。
急にやさしくなったので、驚いた。
ヒウォンは失ったものを取り戻したいという。
彼の大幅な方向転換だ。
私はウンギュと・・・といいかけた言葉を
さえぎられた。
お前まで背を向けたら俺は死ぬという。
ジョンウォンは困ってしまった。
もう一度笑いたいというのだ。
あまりに勝手なのだが、小学校のときの思い出話までするのだ
ジョンウォンはウンギュとのペアペンダントをみて悩んだ。
練習室で待つ時間を歌う歌うウンギュ。
「♪何も言わずに 君を見送るしかなかった。
あの場所で再び僕はたちすくむ。
すこしずつ遠ざかったいく、君を見つめながら 涙が溢れ出た。
こうして冷たい季節が再びめぐってきたけれど・・・・・」
ベースのいないバンドは息が合わず、途中でストップすることもある。
涙をためて聞いていたジョンウォンだった。
そのうちかえってくるさ。
ウンギュはヒウォンが帰ってくることを信じていた。
ヒウォンさんはまだ戻ってこないのかな。バンドのことも考えてほしいわね。
キーボードのナリがいった。
ちょっとナリ、生きること自体がつらいのよ。弾く気になれないわよ。
そうジョンウォンはついつい大声で言った。
ヒウォンの立場で考えてっていったのよ。そのとき携帯がなった。
ユナだわ~~じゃね~~
ジョンウォンはあわてて帰っていった。
なんだか変だな・・・・
と、ウンギュは思った。
外に出て電話を取ったジョンウォンはただならぬ様子に走り出した。
相手はヒウォンだ。
あるビルの屋上に彼はいた。
建物の渕にすわっていた。飛び降り自殺か?
なにしているの?
ヒウォンは立ち上がって落ちようとするかの様子だった。
おれは母さんの力になれなかった。
なにもできない。
どうしてだよ。なぜ俺だけ、うちの家族だけが・・
ごめん、ごめんなさい、わたしのせいよ
お母さんはきっと回復する。わたしもお見舞いに行くわ
知っているか?
死ぬより生きるほうが悲惨なこともある。もう誰もいない。
私がいるわ、一緒にがんばろう、あんたに笑顔を取り戻させてあげる
あんたが死んだら私も死ぬ。もう一度だけチャンスを頂戴。
私の手をとって。約束するから
ジョンウォンは手を差し出した
そばにいる・・
手を握ってあげる
信じて
ヒウォン~
彼は振り向いてジョンウォンを見た
差し出した手を握りビルの渕からジョンウォンのもとに降りてきた。
一週間だけ時間を頂戴・・
そういって泣くジョンウォンをヒウォンは抱きしめた。
ジョンウォンはウンギュと分かれる気なのだろうか。
続く~~♪
