漫画家の石ノ森章太郎氏(98年、60歳で死去)が「最も多くの作品を描いた漫画家」としてギネス記録に認定された。
これは「石ノ森章太郎萬画大全集」(全500巻)を刊行中の角川書店が、申請をした。
石ノ森先生の初期の作品は大好きです。一人の漫画家の全集として500巻は最多記録であり生涯残した作品数は770作もみとめられたという。
大変嬉しい話である。わたしが、漫画に興味を持って書いてみようと思ったときの方向をしめしてくださったのが、氏の著作「マンガ家入門」であった。
この本をかじりつきながら読み(普通むさぼるようにというかもしれないが)カラス口とはなんぞや????という単純な疑問まで解けたのである。
そうして一番感動したのは、「マンガのブームは廃れません。つぎつぎとやってきます。しかもそのたびに大きくなって」と、マンガの発展を予言されていたのです。それを読んで、まさかぁ~~石ノ森先生は漫画家ではなくて預言者みたい~~と笑っていましたが・・・愚かでした。(笑)
そのとおり、大きくなってどんどん大きく日本の代表的産業として成長しました。先生の作品をよみながらいつかわたしもと思っていたことは、挫折してしまったが、マンガを愛する心はどこまでも青春そのままである。(笑)
全集の購買状況を調べてみた。二月一日発売の第9期は、BK1で予約可能という。かなりの人気である。
