今年の夏、横綱朝青龍がモンゴルに療養で帰ったにもかかわらずサッカーをしている画面が伝えられ問題となったが。その本人が日本に戻ってきて、九州の巡業に参加した。さすが横綱である。相撲が強いだけでなく、ファンを楽しませる魅力もある。彼の中になにがあって、あのような行動に出たのかわからない。本当のことは今は話せないのかもしれない。
強い日本人の横綱が居なくなって、相撲ファンにとっては寂しい気もするし、日本の国技をなんとわきまえているのかと、朝青龍にいったところで彼は外国人なのである。強い日本人の横綱が必要ならば、育成するべしであって、その角界の闇の世界を暴露したのがあの時太山のリンチ殺人事件である。
相撲で一人前になりたいと願う少年をなぜリンチにしたのかわからない。相撲協会とはなんなのかと、疑問に思う。体育会系はそんなものというのかもしれないが、限度があるはずである。
また相撲人気の低迷のゆえなのか、九州巡業で、天草でチケット一万円で報道陣に売りつけたという。チケットの売上は6割しかなかった。が、朝青龍の参加で報道関係の主催者に問い合わせが殺到した。そのため主催者は報道機関にもチケットを買ってもらうことを決め、一枚1万円としたが、値段の根拠は無かったという。報道関係は抗議をしたというが・・・・赤字なのである。なぜそうなったのか。相撲自体が人気の低迷に苦しんでいるからである。
魅力ある後継者を育成することが相撲を守るすべてではないだろうか。
