第二次安倍内閣が組閣された。面白みとか、サプライズとかいうが、内閣は見世物ではない。仕事をやってくれるかどうかである。
加えて、どのような選挙態勢になっても、足を引っ張らない、ぼろを出さない内閣であることも、総理は必要だと学習なされたようである。平沢氏のご指導が影ながらあったのかどうかは定かではない。(昔、子供のころの安倍氏の家庭教師だったという)
注目は桝添氏である。大臣になっても、ごみを出して、新聞と牛乳を取り入れる作業は、ご自分の担当だとおっしゃる。
まめな方である。
話もわかりやすい。救急患者のたらいまわしによる、事件がまた起こったが、この話も、大臣として職員の前で話された。地域医療と医師不足の現実をどう対処されるのか、楽しみでもある。トークはなじみがあるが、実績はどうなのか、その辺をよくよく見ていきたいものだ。
適材適所というが、組閣前は「大臣なんてとんでもない」とおっしゃっていた。謙遜であったとしても、当選2回であることから出た遠慮なのかもしれない。安倍内閣を支持するつもりはない。しかし、日本の舵取りはすべて安倍内閣に任されている。よって、「頼むよ!」としかいえない。桝添氏の才能がどのように生かされるのか、興味がある。
