6月30日未明、年金の時効撤廃特例法案と社保庁改革法案、が成立した。年金の時効撤廃に関しては、6月19日のブログ記事~「国会内の暴力は厳罰で」にあるように、民主党の「強行採決だ」とするパフォーマンスに邪魔され採決されないままになっていた。国会の会期をのばした原因になった。
4時間も審議してなにが強行採決なのだろう?全く、理解できない。選挙目当てのパフォーマンスでしかない。
つまり民主党は中身のない無駄な、国会運営をやっているということだ。何の実績もない民主党の唯一の実績は、国会を野次と怒号と暴力で汚してしたことだ。
この年金時効撤廃特例法案は、国民にとってうれしい法案である。年金は申請しないと支給してくれない。ついうっかり、申請を忘れていたという人もいる。
ある朝のラジオの番組での話題に、こうあった。兵庫県の豊岡市にすむ90歳代のご婦人が、自分の年金を調べたら、申請漏れがあったという。いそいで、そのことを訴えにいくと、支給できる期限を5年すぎているので支給できませんと、いわれたという。全額500万円にもなる。はやくあの時効撤廃特例法案・・・成立しないものなのだろうかと、ラジオのパーソナリティはコメントしていた。
こんなものである。誰がこの一婦人を救うのだろうか。
「強行採決だ」と強行採決でもないのに、なぜ騒ぐのだろうか。このまま法案を通すと、与党の実績が増えて自分達にうまみがないのを自分たちの至らなさと反省もせずに、いいがかりのような採決の邪魔をする。
国民も強行採決をするなんて与党はなんてひどいことをするのだろうと、憤慨する人が多くいる。
ご近所の奥様とその話しをした。奥様は「強行採決はだめよね~~~~~」と批判的におっしゃった。私は「あれは強行採決ではないですよ」と、いった。あの「強行採決だ!!」と議長に詰め寄って、議長を引き釣りおろす民主党議員や、口をふさごうとする言論に対する低レベルな妨害行為は選挙目当てだけの見てくれの演技であるとの説明をした。
4時間もかけて、話し合いをしてまだこの上審議をしなければいけないほどの、複雑で奇奇怪怪な法案ではない。国民の側に立った法案であることを説明すると、「なぜそれを採決したくなかったのでしょうかね?」と不思議に思われたようだった。
実績のない政党は、こうして批判のための批判だけでなく、妨害までやって自分たちの利益を守ろうとする。批判のための批判など、国民のための仕事ではない。そんな空論より難問である現実をどう変えるかだ。
年金の記載漏れがあったのなら即座に対応するのが政治家である。国会を国民不在にして雲の上でふんぞり返ってるありがた~~い議員先生という時代はとっくに終わっている。
民主党は批判のための批判しかしない○共と同じレベルに落ちてしまったのかと、(それ以下かもしれない)残念でたまらない。
