給食費に続いて問題になっている保育料未納問題。

納めるのが当然なのだが、金銭的に甘い世代が親になっているのか、ローンで、テレビを買い、ローンで、化粧品を買い、ローンで車を買う。

すると毎月返済をせなあかんことになるのは当然である。いくらまでだったらローン返済にあてることができるのか。自分の経済力を知っているはずだからよくよく、考えるべきである。

そもそも、保育料を未納にして大型液晶テレビなんてのを買うこと自体、おかしい。テレビがないと生きてられないってのは、信じられない。でもこどもを家にほったらかして、働きにでるわけにもいかない。テレビよりこどもが大事なのではないのか。車よりこどもが宝ではないのか。逆に、テレビが大事とか車が宝と返事をする親がいれば、親の資格はない。

そんな自己中で金銭的にだらしのない親を持った子供がまともにそだつものだろうか?

どんなこどもも真っ白な心で生まれてくる。どんな色をつけるのか、親の生き方にかかっている。

ローンを組まないと、買えないものを買うのは不動産などの大型商品であって、けっして、化粧品や、洋服や家電製品ではない。

そこまでして買わないといけないものではないからだ。それほど、物質的には欲しいものがいっぱいあって、しかも格差社会で、生活レベルが下流にあるとすれば生活は苦しい。こどもを預けて働きにいくことにもなる。そこまではいいとしても、それからはそこまでである。

他人も払ってないのに、はぜ払う必要があるのかという言い逃れは、赤信号皆で渡れば怖くないをエスカレートさせたようなものだ。

「皆がやっている」から自分も未納でいいという考えは自己中そのものである。簡単にローンが組めるこの時代も、問題でもあるが、貧乏はあえて貧乏と受け入れるしかない。

宝くじをかったところで、一億円があたるわけでもない。宝くじのすごさは、一枚200円を買って、一億円を当てることにある。くじ購入に何万円を使うこと自体、無理がある。値打ちがない。

自治体も払ってくれないと嘆く前に、保育園は足りないのだし、待機児童もおおいのだから、払ってくれない人には、退園勧告を出すぐらいの勇断をしたらどうだろうか。6ヶ月で、忠告、一年で退園。もっと短くしてもいいかもしれない。保育料や、小学校の給食費の支払いは、銀行振り込み、口座からの引き落としだろうか?

給料振込みの口座を保育料支払い口座にしてもらうなり、カード会社からの払い込みにしてもらうなりするのも手である。それなりの対策を講じれば、保育料も、給食費の支払いも未納がもっと減るのではないだろうか。

それにしても、大阪市、10億円超、京都市も5億円を越える。これじゃ、赤字でどうにもならないし、保育料を払っている人は払ってない人を攻めるより羨ましいと思うはずである。