「デスノート」は、少年漫画でアニメと映画と両方で支持されている。
でも、いくら綺麗系の藤原竜也が主人公だからといって、映画を見に行きたいとは思えない。私にとって、こういったマンガははじめてである。こういったマンがとは、死神という正義に反する悪が主人公なんて、純粋であるはずの少年漫画には適さないと、判断したからだ。別に私が反対してもどうにもならないのはよくわかっているが。
このマンガを知った時はすでに人気を博していた。なぜ人気が生まれるのかと、コミックを買って読んでみた。
感想その一、わ・・・・わからん!!台詞のひとつひとつが、どれがトリックでどれが本音なのか、・・・・・???
感想そのニ、Lこと竜崎VSライト、が一部。ニア、メロVSライトが、二部として、おもしろかったのは、一部だった。ライトの狂気がまだ入り口だからということだから・・・・かも。
感想その三、夜神月は、同性からみて、どう思われていたのだろう?親しい友人っていたのだろうか?常に何をしてもトップクラスだったことから先生からも親からも一目置かれて、友人からも一目置かれていただろうけど、近寄りがたいひとでもあり、馬鹿だと馬鹿にされそうだという恐れもあったのではないだろうか?そのライトに、「私の初めての友達」と、竜崎にいわれた時の衝撃はなんだったのだろうか。
感想 その四、自分が神になることをなぜ、目的としてしまったのだろうか。それほど、自分は優れた人間だという自負心があったのだろうか。神になってどうしようとしたのだろう??その後の世界をどうするべきだと思ったのだろうか。だが、この物語の救われる所は、「どうしようもないやつ」はどこにでもいるということである。そのためにはこのような人を簡単に殺す神がいてもいい、と思わせるところである。つまり、かつての必殺仕事人のようなもんでしょうか。
感想、その五、松田桃太という、単純でお人よしで、明るくてお調子者の刑事がいる。何のことやら?と深く考えることが苦手でもある。その彼が、最終章で、最後の力を絞って、ニアを殺そうとするライトを、「こいつだけは、殺さなくてはいけない」といって、銃を向けて打つ。おおおお!すごいぞ松田!!天然のイメージが逆転した瞬間だった。
感想、その六、最終章をいうなれば、なんでやねん?何度読んでも、ライトがどこでニアの読みを読んだのかわからない。が、最後に正義は勝つとでもいうのか。なんとなく、綺麗にドラマチックにまとまった、ドロドロマンガであった。
感想、その七。母は、妹はその後どうなる?息子がキラだった。父親はそれを追って殉職した刑事だった。妹は巻き添えになって、心を病んでしまった。夜神家の崩壊である。母にとって、あの頼りがいのある主人はなぜ死ななければならなかったのか、その事件の解決のためになぜかわいい娘は巻き添えを受けて、病気にならねばならなかったのか。なぜ大事な主人と息子を失くさなくてはならなかったのか、辛い現実である。
感想、その八、とにかく、ライトは、目的を達成するためには、手段を選ばない。女性の心など、達成の道具にしか思ってない。が、野心家の男であればあるほど、そうなんだろうなぁ~~~と思ったりするが。それでも野心家でも愛情を大事にする男性は多いに違いないと願ったりする。
感想 その九。竜崎は、デザートをバリバリ食べるから、その辺がみていて楽しかった。いろんなスイーツ、駄菓子があるもんだと思った。ニアは、推理中、おもちゃで遊ぶ。これはどう見ればいいのかと疑問であった。最後にでてくる推理を説明するための人形は、なかなかおもしろい道具だった。メロは板チョコをかじる。このキャラは、いまいち支持されないし、わけの分からない存在だった。しかし、解決の決め手を作った大切なキャラであった。
感想 その十。リュークは、面白かったらいいという、あくどい死神である。
ライトについたのは、彼が普通ではない考えの持ち主であるからついたのだろうか。
不幸なことやまちがったことを面白がる傾向にあるリュークには疑問を持つ。ノートの使い方もあまりきちんと教えてないし、目の取引の詳しい話もいわない。信用できない。
レムは、ミサを好きだったし、ミサを守ろうともした。リュークは形勢不利におちいったライトをやすやすと捨てて、デスノートにライトの名前を書いて、殺した。
最初からそうするつもりだったのか?それとも、成り行き的に面白くなくなったから、そうしたのか?わからない。無責任で、腹の立つ死神である。
感想 その十一。魅上照という人物。暗い。悲しい。不幸を身にまとった男である。この男が最終的にライトの餌食になってしまった。いい事何一つなかった人生を、キラの手下という犯罪人として検察官でありながら、犯罪を犯して捕まる。なんにしても、悲しい運命の男である。
感想 その十二、最初にでてきたFBIの捜査官の婚約者、ミソラナオミさんはどうなったのだろうか?夫のおかしな死に、事件解明をしようとしたけどその後・・・どうなったのでしょうか?いずれでて来ると思ってたのに、最後まで出てこなかった。なぜでしょうか?
分からないのはわたしの読みが浅いからでしょうか。
疲れました・・・・・・
このマンがの中で好きなキャラはやっぱりこいつです。ちょっと不気味だけど、こいつしか好感を持てるキャラは他にいなかった。
そう・・・・竜崎です。
・・・・スイーツが、好きな男の子って、本当はほのぼのとしているのだけどね~~~。

