街を歩くと、イルミネーションの文化の定着を感じた。

あれが出始めは、浮ついた文化だと思ったものだが。デパートや

量販店ではそれなりに、イルミネーションのグッズをにぎやかに売っている。

我が家でもどうだろう?と考えたものだが、これほどまでにグッズが多く出回っていると何をどうやって組み合わせるのか、どんなイメージをどうつくりだしたらいいものか難しい。

陳腐とおもうようなイルミネーションは、いただけないが、これは綺麗だとおもうようなイルミネーションにであうと、つい足が止まってしまう。

京都の京セラという会社の本社は、夜のビルの窓に、クリスマスツリー状の電気を点灯する。今年もビルの窓がツリーになっている。が、そのビルの前の広場の並木が、白とブルーのきれいな電飾で飾られた。

LEDの灯りは冷たいイメージですきではないが、ここのライトアップはデザインが上手なのか、冷たいなりに、雪国のイメージが爽やかに演出されていた。

飾ればいいという時代では終わり、何をどう表現するかというイルミネーション文化への問題提起があるような気がする。