地方自治体によって、収集する家庭ゴミのゴミ袋を有料化しているところがある。ここ愛知県尾張旭市でも、ゴミ袋の有料化を実地しているらしい。
が、こんな事件もあった。
他人が出したゴミをふきんの民家に不法投棄し、からになったごみ袋を持ち帰っていた婦人がいた。ゴミ袋がほしかったらしい。
廃棄物処理法違反の書類送検である。
この婦人は70歳で、経済的に困っていた様子もないそうだ。
京都市も10月からゴミの袋の有料化がはじまった。
ごみを常識的に出すことは、いかに難しいことか。
たとえば、収集日の朝出すのだが、違う日に出して、カラスや野良猫が袋を破って、中身が散乱したとする。
収集場所のご近所の方々は、嫌な思いをされる。不潔である。クルマが通る場所となれば、風圧や直接車にひかれて、ますますゴミが散乱する。
そんなときは、以前なら、近くの人がほうきとゴミ袋を持って掃除をしていた。ボランティアである。ところが、ゴミ袋が有料化になったら、掃除をしても、その後が大変である。敗れた市指定のゴミ袋をそおっと、透明のゴミ袋に入れ替えて、掃除したゴミを一緒にいれる・・・なんてことをせなあかんなるねん。
透明袋入りであったとしても、中身は指定ゴミ袋である。それをきちんと収集してもらわないと、困るけど、「このゴミ袋は違う!!」といわんばかりに、置いていくかもしれない。
わざわざ透明のゴミ袋を購入して、収集場所の掃除をやるいことじたい、周辺住民への負担でもある。
実施前に公務員にそういった問題点をあげて質問した。
「ゴミ美化環境局へご一報ください」とのことであった。ゴミ袋を無料で配るというのだ。
つまり、掃除をしたけど、そのゴミを集めるためのゴミ袋をくれと手柄のように大げさに報告しないと、他人のゴミに対して自腹を切ることになる。市民が認めたゴミ袋有料化ではない。公務員からの押し付け制度になぜここまで市民が負担をおわねばならんのや!!!
ボランティアもやりにくくなったものだ。
地方行政の指定ゴミ袋とゴミに関する考えは、十人十色であるといいたい。
特に、不祥事の多い自治体だと普段の市民の分からない所で、税金の無駄遣いを堂々とやっている可能性が高いから!!!
公務員諸君!!税金は無駄に使うものではない!!足りなくなったら、なんとか節約してでも、予算を立てるように!
くれぐれも、市民への負担をもとめることなかれ、である。簡単に税金をアップしたり、保険代をアップしたりしすぎる。
裏では、公務員の飲み食い代(宴会、接待)や、豪華な使いもしない施設の建設と維持費に使われているなんて、なんとかしろ!である。
