いじめイコール自殺の構図が、存在することをこのところの子供達の自殺であきらかになった。

が、文部科学省は、自殺はあっても、いじめが原因と把握していない。いじめが原因の自殺は02年以降ゼロであると報告を受けている。いじめが原因だと学校の責任が大きい。

すると学校の担任の先生はじめ管理職の先生などは、出世のさまたげになるので、隠すことが公然と行われていたのでは、と疑問に思う。

福岡県の三輪中の子供達へのアンケートは、最初どういう質問で行われたのかわからないが、同級生のいじめによる自殺というショッキングな事件があっても平然と(恐らく)いじめに関するアンケート(であろう)を記名式でおこなったという、専制君主の恐怖政治のような学校運営に驚く。遺族のかたが「無記名で」とお願いしたのにもかかわらずである。

二度目のアンケートは遺族の方の抗議で無記名にして行われた。内容的には、遺族の方の思惑にあっていたのか疑問である。

こういうこと(アンケート)は、マスコミや、カウンセリングの権威の方が行ったほうがいいのでは、と思う。

そのアンケートに「学校が怖い」とあったという。先生によるいじめは日常的であったようである。

それが発覚したあと特に学校に対する批判が町や学校に殺到し電話がなりっぱなしという。

ところが、こういった抗議に対してどうすればいいのかという
マニュアルが職員の手元にある。「まず謝る。」「すべてにハイと返事をする。」「特定の名前は公表しない」などなど。

そのマニュアルにそって応対している。

心がない!!
悪かったという、反省も感じられない。

しかも、この自殺の事件が発覚しても、学校はそのまま授業を続けているという危機感覚のなさにびっくりする。何事もなかったかのように普通に、振舞うことが優先されている。

「何事もなかった」ことが大事なことであって、子供たちの心の問題など、どうでもいいという無責任なエゴイズムの現れである。
出世第一主義が大事なのであって、子供たちの心など問題ではないというのだろう。

この町はどうなっているのだろう?
この学校はこれからどうなるのだろう???
こんな町や学校・・・・いちど壊して作り直すべきである。(失礼)