徳山高専女子学生殺害事件が解決した。
もしかしたらと、懸念されていた容疑者の自殺である。死後10日たっていることやその他のことがらから、事件後すぐに自殺したらしいという。
この事件があった時少年法で顔写真など、非公開になっていた。せめて似顔絵でも、と思ったものだ。
おめおめ捕まるようなことはしないと、頑なに心を封印して、自ら命をたった背景に、うかがい知ることもなくなった、十代の心の結界に触れた思いだった。また、あまりにも究極のエゴイズムをみた思いだった。
これほどの騒ぎを起していながら、食い逃げの如く、この世から誰も捕まえることの出来ない世界へと旅立っていった。
裏切り行為である。
生んで育ててくれた両親に対する裏切りと、信頼していた友人達に対する裏切りと、心から愛してくれているみうちの方々と、殺した女子学生とそのみうちの方々、それから先生方。。。みんなこの二人の前途ある未来に期待していたはずである。
それを少年は、自分のみならず、相手の女性の未来とそれにかかわる全ての絆を断ち切って、この世から去っていったのだ。
少年法は、身柄の確保を最優先するべきである。
そのために、顔写真の公開非公開は、ケースバイケースであるとするべきでは無いだろうか。たとえば、少年の家族が、是非と切望し、被害者の家族もそうするべきだと納得し、彼らを指導している学校関係者もそうして欲しいと望めば・・・・・公開すべきであると、改正できないものだろうか。
ひとの命は地球より重いと、何十年も言われ続けていながらなぜそんな事にも考えがおよばない法律を作るのかと、憤慨している。
それと、日テレ、テレ朝・・・容疑者がなくなったからといって、顔写真と名前を公開するな!!
これに対して、理解は得られないと(何を言おうと)確信する。
