朝日放送による人気長寿番組、探偵ナイトスクープ。
この探偵のメンバーである竹山。番組をこよなく愛するさくちゃんとしては暑苦しい探偵ができたもんやなぁ~~と、ちょっと残念に思っていた。
しかし・・・・・である。
えーかげんな仕事はしない竹山。25日の放送をみて感心してしまった。
食堂を経営している依頼人。チキンカツを揚げれば、油が低温からパン粉をまぶしたチキンカツをいれて、20分もぐらぐらと煮る。
スパゲティをつくれば、こしも無い、味気も無い。
もちろん客は来ないし、来ても二度と来ない。どうすればいいのかというという依頼である。
そこで竹山、チキンカツとはこう揚げるものと、お手本を示す。油の温度は160度、チキンを揚げてこんがり狐色になったら取り出す。
ソースをつけて食べると、依頼人、「うん、おいしい・・・」という。さくさくでからっと揚がっている。カルボナーラは、スパゲティをゆでるには、お湯に塩を入れて、沸騰した中に、ぱらぱらとパスタをいれる、と教授する。
カルボナーラの具材をきざみ、黄身を生クリームをまぜあわせ・・・と手順をやっていく。
お皿に盛るには、おいしそうに見せるために、クルクルっとまわして、盛り付けると、教授した。食べた依頼人・・・・黙々と食べながら「うん・・・おいしい」竹山いわく、「あの程度なら林先生を呼ぶまでも無いと思いました。」と。
かっこいいでないか!成長したやんか!!竹山!!やさしさと誠実さなんていうと、くさいかなと思うけど、竹山はそんな要素を持った探偵キャラになった。
初登場したとき、カンニングの竹山が、探偵??雰囲気が壊れるわ~~~と思ったものだが、なんともこのようなまじめで、しかもお笑いもまじえてやってくれるのだから、西田局長もきっと竹山のスクープを楽しみにしているだろうなと、おせっかいながらも思うものだ。
がんばれ!ピン芸人カンニング竹山。
