京都駅前にヨドバシカメラが来るという。
駅前の近鉄プラッツという近鉄系の百貨店が業績不振で
店じまいをするのを、ヨドバシカメラがその場所で新店舗を開くという。

京都駅前は、繁華街と言っても、駅ビルがリニューアルされ、伊勢丹が入ったものの、
やはり、四条、烏丸などとくらべてぱっとしなかった。

この間、何年かぶりに、近鉄プラッツへいった。
婦人服などは、もちろんブランド物があるが、買いやすい雰囲気がある。
大丸と比べれば、庶民的である。

我が家の子供達も、近鉄で育った。
というのは、文化センターがあって、そこに子供クラブという、プレ幼稚園ともいうべき
早期教育の教室がある。

1歳からクラスがある。
毎週一回、子供をつれて、近鉄へいったものだ。

一歳のときは母親と一緒に教室に入るので、二歳から子供達が遊んでいる間~近鉄を
買い物してまわり、他のお母様たちと喫茶店でお茶をしたものだった。

京都生まれの京都育ちの主人などは、もっと古くて、近鉄が丸物百貨店であったころ~~

お正月になると、お年玉をもって、丸物へいくのが楽しみだったという。
丸物が近鉄になり、それが、ヨドバシカメラになる。
時代と言えば時代だが、思い出は代々受け継がれていくものだと、思った。

また、ヨドバシカメラという、今の時代を象徴する量販店がやってくる。

新しい時代が始まるのだろう。
でも寂しいものだわ。