中国の反日デモについて

中国の反日運動が注目されている。
４０００年の歴史というが、いろんな国が生まれては消えていった広大な国だ。

こんどのことは、ネットが影響しているらしい。

広い国だから、なかなか情報が行き届かない分、インターネットで情報伝達をしているそうだ。
たしかに、日本よりはネットが貴重な存在になる国だ。
ネットで、反日ののろしを上げて、アジ的な書き込みに、どんどん支持が広がっていく。

その影響であの群集となったわけだ。
しかも、彼等は、子供のころ学校で反日思想教育を受けている。

これが、これからどのような形に変化するのか。

ひとつに、現政府への不満をインターネットに書き込めば、それが、即座に伝わるという。
資本主義と共産主義の矛盾は、いまの政権にとっては、危ない橋を渡っている状況ではないだろうか。
香港を戻してもらった時から、商売上手な華僑の血と、共産主義に生きる労働者の血という相容れない
民族の血がおなじ国で共存する事になった。

いままでは、政府の矛盾や問題点を海外批判という形で国民の目を海外へ向けることによって、
愛国心をあおり、国内の問題点を隠してきたような国である。
もちろん、現政権といっても、選挙で選ばれた政治家ではない。

共産党独裁の国である。

この点に、批判が集中したら、もちろん現政権は、持たない。
今の反日運動が、自国の政治への批判につながっていく事。

これが、注目すべき所である。
第二の天安門事件が起こるのだろうか。