不思議の国のアリス
ア「ふぁ・・・・」
白「退屈そうだね、アリス」
ア「まぁな・・・・向こうではばたばたしてたからな」
白「向こうって、人間界のことかい?」
ア「まぁな」
白「向こうでは大変だったもんね」
ア「・・・まぁな」
白「今日は帽子屋も眠りねずみもいないしなぁ・・・」
チェ「呼んだかい」
白「あ、チェシャ猫」
ア「おーお前いたのか」
チェ「僕はいつでもアリスのそばにいるよ」
白「僕も一緒だよ」
ア「はいはい・・・・ってことはあれか、女王も・・・・」
女王「アリス!!!」
ア「きたきた」
女王「アリス!!今帰りましたの!寂しかったですわ!」
チェ「おや、女王 どこかに行ってたのかい?」
女王「ええ、少しほかの国に行ってましたの」
ア「お前も大変だな」
女王「アリスを守るためですもの、このくらいなんてことないですわ」
ア「俺を守る?」
女王「・・・・なんでもないですわ、アリス」
白「・・・・・。」
チェ「・・・・トコロデ、帽子屋たちはどうしたんだい?」
ア「あいつらもほかの国に行ってるよ 呼ばれたんだと」
チェ「・・・・ソウカイ」
女王「白うさぎ」
白「なんだい、女王」
女王「少しお話がありますの、付き合ってくださる?」
白「うん、いいよ♪ 行こうか」
ア「お前らどっか行くのかー?」
女王「ええ、少し待っててくださる?アリス」
ア「おう」
~白うさぎ・女王~
(歩く音)
女王「・・・白うさぎ」
白「なんだい、女王 ・・・・なにか問題でも起きたのかい」
女王「・・・・・白うさぎ、ごめんなさい」
白「・・・・どうしたんだい」
女王「暗い森の侵食が・・・・」
白「・・・・・そうか、ついに来たのかい・・・・」
女王「はい・・・・ほかの国に頼みに行ったのですが、取り合ってもらえませんでしたわ・・・・・」
白「何が原因なのかなぁ」
女王「・・・・私たちのアリスの心が」
白「・・・・やっぱりそうか」
女王「・・・・・ここは、チェシャ猫に任せるしかないね」
白「そうだね・・・・うまくやるといいけど」
~アリス・チェシャ猫side~
ア「・・・・。」
チェ「アリス」
ア「あ?・・・・?!」
チェ「何を抱え込んでるんだい(耳元で)」
ア「っ・・・・なん、でもねえよ・・・・」
チェ「君の綺麗な青い瞳が濁ってるジャナイカ」
ア「なんでもねえ・・・・ってば・・・・・」
チェ「見てごらん 暗い森の侵食が始まってる」
ア「・・・・。」
チェ「アリス」
ア「なんだよ・・・・」
チェ「君の味方だ」
ア「っ・・・・」
ア「・・・・怖いんだよ、お前らに捨てられるのが」
チェ「アリス・・・・・」
ア「お前らとずっと一緒にいたい・・・・・離れたくねえんだよ・・・・」
チェ「・・・・・離れるわけないじゃないか」
ア「心配なんだよ・・・・・」
チェ「アリス・・・・(抱きしめる)」
ア「?!」
チェ「僕はここにいる みんなここにいる 君のそばにずっと」
ア「チェシャ猫・・・・」
チェ「俺たちはそばにいる・・・・だから、悲しむなよ」
ア「・・・・チェシャ猫・・・・・・・・・・・」
~白うさぎ・女王side~
女王「暗い森の侵食が・・・・・」
白「収まっていく・・・・・?」
女王「・・・・・どうやら、チェシャ猫のおかげのようですわね」
白「そうみたいだねぇ」
女王「やっぱり勝てないですわ・・・・猫には」
白「いいじゃないか(女王と手をつなぎ)」
女王「白うさぎ・・・?」
白「僕たちは僕たちで、ね」
女王「そうですわね・・・・」
白「さて、戻ろうか」
女王「・・・・はい」
チェ「おや、戻ってきたようだね」
ア「あ、ほんとだ」
女王「アリス!! ・・・・ってチェシャ猫!!あなたなにアリスを膝に乗っけてるんですの?!」
チェ「お帰り いや、アリスが乗ってきただけだヨ?」
ア「きゅぅ」
女王「あら、アリス・・・どうしたんですの?」
ア「・・・なんでもねえよ、女王」
チェ「子供時代に戻ったようだネ?」
白「アリスは可愛いなぁ」
ア「・・・・つなげよ・・・・・・・」
白・女王「ん?」
ア「手・・・・つないでくれよ・・・・」
白「・・・・喜んで、僕らのアリス」
女王「もちろんですわ、私たちのアリス」
チェ「僕らのアリス、君が望むなら」
~Fin~
番外編
白「女王様♪」
女王「どうしたんです、白うさぎ」
白「膝に乗ってもいいかい?」
女王「ええ、いいですわ」
白「えへへ」
女王「あなたはあったかいですわね・・・・」
白「もふもふしてるでしょ」
女王「ええ、とっても」
白「だーいすきだよ、女王様♪」
女王「私もですわ、白うさぎ」
