先月 下旬のことになりますが、
湯河原のブリティッシュケーキハウスの
英国菓子レッスン アドヴァンスド講座に
行ってまいりました
今回の レッスンテーマは、
イギリスのパン菓子でした。
小澤オーナーの講義では、
イギリスのベーカリーショップの特徴や、
日本のベーカリーショップとの違い、
イギリスで食べるパンについて、
イギリスのパン菓子について、などなど、
今回もまた とても興味深い内容のお話を
伺わせて頂きました♪
祐子先生の 英国菓子レッスンでは、
サリーランバンズ、
デボンシャースプリット、
ジャムドーナッツ、の
3種類のパン菓子を教えて頂きました♪
サリーランバンズは、
イングランドの バース(Bath)にある
サリーランズハウスというお店の
名物バンズ(丸いパン) だそうで、
ふかふかの軽い食感に、ほのかな甘味、
バターと 卵を使った リッチな味わいの
ブリオッシュのようなパンです。
大きさも特徴!
お教室では 15㎝の丸型で作りました。
サリーランとは 女性の名前だそうで、
1680年代に、フランス人の難民少女
ソランジュ・ルーヨン(サリーラン)が、
亡命先のイングランド バース(Bath)で
卵とバターを使った フランス式の
ブリオッシュを作ったところ 大評判となり、
それが このパンの 元となった
といわれているそうです。
食べ方は、スイート、軽食、
色々あるようですが、
お教室のティータイムでは、
薄くスライスしたバンズを
カリカリにトーストして、
シナモン&バターを塗って
紅茶とともに いただきました。
(塗ってからトースト…だったかな?)
そのままで いただいても
十分に美味しいパンですが、
シナモン&バターを塗ると
とても美味しくて 大好きな味わいに
紅茶にも良く合いました~
デボンシャースプリットは、
牛乳たっぷりのパン生地を
まんまるに焼き上げて...
パンの中央に ナイフで
切り込み(スプリット)を入れて、
クロテッドクリームと、
ストロベリージャムを挟みました。
もともとは このデボンシャースプリットと
紅茶を ともにいただく事を
クリームティーと呼んでいたそうですが、
徐々に スコーンに変化していったのだとか。
デボン産のクロテッドクリームを挟むと、
デボンシャー・スプリット、
コーンウォール産のクロテッドクリームだと
コーニッシュ・スプリットと呼ばれるそうです。
スコーンに クロテッドクリーム&ジャムも
とても美味しいですが、
こちらのパンとの組み合わせも 絶品!
クロテッドクリームの クリーミーな味わいが
スコーンよりも 更に 引き立つように思えて
ハマりそうな 美味しさです
ジャムドーナッツは、
パン生地を きつね色になるまで揚げた後に、
サイドに穴を開けて 中にジャムを詰めます。
油の温度もポイントでした
日本だと、カレーや、あんこ、
ホイップクリームに、カスタードクリーム、
などを よく見かけると思いますが、
イギリスでは ジャムがスタンダードだそうで
お教室では ラズベリージャムを詰めました。
ふんわりパフッとした ドーナツ生地に、
ラズベリージャムが良く合って 美味しい~
レッスン後の ティータイムのお写真。
左が デボンシャースプリットで、
右が ジャムドーナッツです。
3種類のパン菓子は、
どれもとても美味しくて、
今回も大満足のレッスンでした!