コレを見ると、もう二度とカーニバルを同じ目で見れなくなる。残酷な現実。
http://www.imishin.jp/carnaval/?ref=fbブラジルのカーニバルは世界的に有名です。これを見るために多くの観光客がブラジルを訪れ、テレビなどでも放映されます。でもこのきらびやかなカーニバルの陰に、実は暗い事実が隠されていることをご存知でしょうか。カーニバルのゴージャスなコスチュームには、大きく美しい羽根がたくさん使われます。でもこの羽根はどこから来るのでしょう?コスチュームに使用されるのは、キジ、クジャク、ガチョウ、ダチョウなどの鳥の羽根です。しかしこれらの羽根が、自然に抜けるまで待つわけではありません。これらの羽根は南アフリカ、中国、インドなどの国からブラジルに輸出されます。ブラジルは世界最大の羽根の輸入国の一つです。その理由は、もちろんカーニバルです。羽根は実際どのように鳥から取られるのでしょうか。羽根は、首と足を固定された鳥から力づくむしり取られます。もちろん痛みを伴い、その後、直射日光にさらされれば傷口はひどく化膿します。ダチョウの寿命40年の間、羽根牧場ではこれが毎年繰り返されているのです。高額で取引される羽根は牧場主にとって大きな収入源、もちろん鳥の痛みなどは気にせずに行われます。キジの羽根などは、1本で100レアル(約3000円)もの高額で取引されているそうです。ブラジルでは、この事実を受け、近年カーニバルでの鳥から取られた羽根の使用禁止を呼びかける運動が広まりつつあります。今年は、Change.orgでも署名運動が行われています。署名数が目標に達した時点で、リオデジャネイロとサンパウロのカーニバル協会の会長に結果が送られる予定です。また、さまざまな動物保護団体がカーニバル参加者に羽根の生産がどのようにして行われているかを人々に知らせ、人工の羽根で代用することを促す活動を行っています。署名運動の文章「動物たちが無意味に苦められています。ヒトが肌で体を守るのと同じように、動物も毛や羽根で体を覆っているのです。もし私たち人間が他の動物と共に尊厳を持って生きたいのであれば、まず立場の弱い動物を、人間の残忍さから守る必要があるのではないでしょうか。動物の権利の守護者である私たちは、彼らの苦難を敏感に感じ取ることができます。人によっては、これは大きな問題として捉えない人もいるかもしれません。しかし動物たちの痛み、苦しみ、搾取を伴う、人間としての意識が欠けているこの行為には、問題がないとは言えないのではないでしょうか。動物をむやみに利用することをやめ、彼らを自然に戻す時期に来ていると思います。平和を望むなら、まずは自らが平和を示さなければなりません。本物の羽根を人工の羽根で代用してください。痛みがなく、搾取もなく、倫理にかなった楽しいカーニバルを開催してください。エコロジーやリサイクリングの観点からも肯定的な印象を得ることができ、全世界の注目するショーとして大きな一歩を踏むことにもなります」あのきらびやかなコスチュームを作るために、多くの鳥たちが犠牲になっていることに衝撃を受けました。主催者側のコメントが気になるところです。皆さんはどう思いますか?