アニマルズジャパンさんから

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冬になると、「おしゃれだし、ナチュラルだし、温かい」という理由でコートやバッグなどの毛皮製品を購入する消費者が多いですが、毛皮製品のメーカーが何億円を使ってマーケティングで作り出したそのイメージは、現実と真逆です。

毛皮に隠された事実はあまりにも残酷で、近年毛皮反対のモデルやデザイナーが爆発的に増えて来ました。

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1. 毛皮にされる動物たちは劣悪な飼育環境に置かれている

日本で販売されている毛皮は中国やロシアからの輸入品で、動物たちは法律で保護されずひどい扱い方をされています。

毎年、何千万匹もの猫、犬、ウサギなどの動物が不衛生で狭い檻の中に閉じ込められ、水も食べ物もほとんど与えず、殺されるまでの短い飼育期間を苦しみながら過ごします。

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2. 多くの毛皮は病気の動物から剥がされている

毛皮養殖場の残酷な飼育環境で、多くの動物はストレスや恐怖で発狂し、同じケージにいる動物を傷つけたり、自傷行為をしたりします。

しかし、養殖場は利益優先なので、大きな傷を負っても治療は行いません。

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3. 動物の殺し方は残酷

毛皮にされる動物は、自然に死んだり、安楽死させたりしてから毛皮を剥がされると思っている方もいるかもしれませんが、現実は棒で叩く、首の骨を折る、窒息、感電などといったコストのかからない非常に残酷な方法で殺されています。

潜入調査の映像により、多くの動物は失神せずに生きたまま、信じられないほど苦しみながらナイフで毛皮を剥がされることが明らかになっています。

4. 毛皮は環境にも悪い

リアルファー生産のエネルギー消費量は、フェイクファー生産の15倍も多いのです。その上、毛皮養殖場はたくさんのアンモニアを排出し、動物たちの大量の糞は川や湖を汚染しています。

腐敗しないように、毛皮には環境に悪い化学物質も多くかけられているのです。

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5. 毛皮よりも温かく、おしゃれな洋服は沢山ある

合成のコートは毛皮よりも温かいし、とてもおしゃれ!本物そっくりの「フェイクファー」もあるので、毛皮のスタイルが好きでも動物を犠牲にする必要は本当にありません。