http://ameblo.jp/friends-dc2nd/entry-11633850320.html
中略
現在推奨される一日のタンパク質の摂取量は多すぎると言う事です。その理由をハーヴィ―・ダイアモンド先生が著書フィット・フォー・ライフで説明して下さっているので、要点をまとめてみます。
現代人がタンパク質過剰になっている理由
1、人間のタンパク質の老廃物の70%を体内で再利用している。
2、人体は便、尿、髪、皮膚、発汗等を通して、一日に約23gのタンパク質しか失わない。だから、現在推奨されているタンパク質の量は多すぎる。
つまり、失われるタンパク質23gを補うだけで充分。それ以上摂取しても、体は余剰分を排泄しようと試みる為、体内組織に重い負担がかかる事になります。さらに問題は、余剰に摂取したタンパク質が身体のエネルギーを奪うどころか、有害な老廃物として体内に蓄積されてしまうこと。私達は、タンパク質が最も重要な栄誉素だと信じ込まされてきているが、その考え方こそ誤りであると、ハーヴィー・ダイアモンド先生は言い切っています。
私自身も過去糖質制限を9ヶ月続ける中で、だんだん体に負担がかかっているんじゃないか?と、強く感じました。その一つの証拠としては、安保理論では、免疫力の高さを見る指標として、白血球の分画で好中球tリンパ球の比率を重視します。その比率は、術前には好中球:リンパ球=44.9%/43.1%、糖質制限食事時:68%:25%、玄米菜食時51%:39%、果実・葉食4ヶ月目で49%:41%、13ヶ月目で48%-41%と推移してい行きました。これを見る限り糖質制限食でタンパク質を過剰摂取する事は免疫力が低下する可能性が有ると言えます。
またそれを裏付けるような研究としては、穀物やタンパク質などの酸性の食品を中心に食事をする人ほど体内が酸性(経度のアシドーシス)に傾き、コルチゾールの産生を促進するなどして、交感神経が緊張し、血圧、総コレステロール、LDLコレステロール等の幾つかの危険因子が高くなるというものが有ります。私の場合にもコレステロールが実にジワジワ上昇していきました。
食事性酸塩基負荷と代謝危険因子の関連:!8~22歳の女子学生1136人の横断研究
http://www.nutrepi.m.u-tokyo.ac.jp/publication/japanese/11174.pdf
つまりコレスレロールなどの老廃物が溜まって行くにつれて免疫力の指標である好中球:リンパ球の比率が変化し(好中球の比率が増加)免疫力が低下してきました。また、食事を菜食に変えタンパク質の過剰摂取を抑えると、コレステロール値は再度低下し、好中球:リンパ球の比率が再度変化(リンパ球の比率が上昇)し免疫力が上昇しました。
勿論コレステロールは220前後が一番ガンなどの疾患による死亡率が低下するという意見がある事も知っていますが、個人的には自分の身体の反応から、コレステロール値は菜食を取り入れた時の170~180前後が体調も良いし免疫力が高くなると考えています。
適正なコレステロール値についてはコーネル大学のコリン・キャンベル先生が「葬られた第二のマクガバン報告」の中で、こういう記述をしています。
「「実は、血中コレステロール値200mg/dlは安全な数値ではないし、30%の脂肪の食事は低脂肪ではない。そして、コレステロールが0mg以上含まれている食品を食べることは有害なのだ。」
私もこのコリン・キャンベル先生の主張を強く支持します!
また、以前糖質制限食を実施していた時には、オーソモレキュラー療法のタンパク質は食いだめできない!だから毎日摂取しないとダメだという考え方に従ってタンパク質を摂取していました。
オーソモレキュラー療法で推奨されるタンパク質の摂取量
http://www.orthomolecular.jp/nutrition/protein/
「大人のからだを健康に保つには、1日当たり体重1kgにつき1~1.5g程度のタンパク質が必要といわれます。例えば、体重60kgの人は1日約60~90gのタンパク質が毎日必要になります。」
その根拠はタンパク質の動的平衡にあるとしています。
タンパク質の動的平衡
20世紀の初めまで、からだをつくるタンパク質は、食事で食べるタンパク質とは関係のない、別のものであると考えられていました。しかし、1930年代にドイツ人のシェーンハイマーらの実験によって、からだをつくるアミノ酸が絶えず入れ替わっていることが明らかとなりました。この現象をタンパク質の代謝回転といいます。
そしてタンパク質が代謝回転するたびに、食べたタンパク質のアミノ酸が、からだの中にあるタンパク質を構成していたアミノ酸と少しずつ交代して入れ替わっていきます。見た目は変わらずとも中身が変わっていくこの状態を「動的平衡」と呼びます。
この動的平衡は細胞によって期間が違うものの、速いものでは0.7日というものすごい速さで変わっていきます。これが毎日十分な量のタンパク質を食べなければならない理由です。そして、その必要量は、個人やその人の置かれている状況によってそれぞれ異なってきます。
しかしこのことはまた、日々いいタンパク質を充分量食べることで、新しい自分に生まれ変わることができるという人体の素晴らしい可能性を示しています。
しかしながら、ハーヴィー・ダイアモンド先生は「アミノ酸プール説」で毎食、完全なタンパク質を取る必要はないと、このオーソモレキュラー療法で推奨されるタンパク質神話を否定していますし、80/10/10フルータリアンダイエットの著者ダグラス・N・グラハム博士も次の様に言ってタンパク質神話を否定しています。
■ すべての植物性の食品にはタンパク質が含まれている
毎日の必要なカロリーを満たすために十分な食事をしていれば、タンパク質から約5%のカロリーを摂取することを避けることは難しい。すべての植物性食品にはタンパク質が含まれており、たとえ白米だけの食事をしたとしても(これは推奨されないが)、その日のタンパク質は8%ということになる。だが、それは「正しい種類」のタンパク質だと思うだろうか?
タンパク質は、単純な建築ブロック(アミノ酸)を組み合わせてポリペプチド鎖にした複雑な分子である。タンパク質の合成には、約20 種類のアミノ酸が使用され、その内の8~9種類(人によって見解が異なる)が必須とされている。栄養で「必須」と言う場合、その栄養素は身体が合成できないため食べるなどして摂取しなければならないという意味である。
修正されたタンパク質の神話
1970 年代には、食事の度ごとにすべての必須アミノ酸を得ることができるようにタンパク質を組み合わせることに人々は腐心していた。後の時代の調査により、そのような必要はないことが判明し、事実、『不完全なタンパク質理論』の著者Frances Moore Lappe は、20年後に完全に間違っていたと述べて、撤回している。確かに人間は全種類の必須アミノ酸を必要としているが、それを一緒に、しかも、毎日、食べる必要はない。
タンパク質の摂取源
我々が必要とするタンパク質を作る材料は、食事のタンパク質だけではない。それどころか、人体は毎日、体内の100~300g のタンパク質を効率的にリサイクルしている。人体には新しいタンパク質を作る材料としてアミノ酸のプール(貯蔵)がある。我々は、食事で得るタンパク質や体内にあるタンパク質を分解しては、このプールにアミノ酸を加えている。食事の度ごとに特定の食べ物を選んだり、組み合わせに特別な注意をしたりする必要はなく、ヴィーガンの食事で簡単に必要量のタンパク質を満たすことができる。
(一部引用終了)
という事で、タンパク質摂取量に関しての独断と偏見による結論です。
結論
現在厚生労働省あるいはオーソモレキュラー療法で推奨されている様な、タンパク質の摂取量(1~1.5g/kg)は過剰なタンパク質摂取量。一日に必要なタンパク質の摂取量はそれよりもはるかに低く、食事の度ごとに動物性食品を摂取したり組み合わせに特別な注意をしたりする必要はなく、果物や野菜に含まれているタンパク質量で充分である。むしろ動物性タンパク質を摂取することは、免疫力の低下やコレステロールの上昇を招き非常に有害である可能性がある。
本日は以上ですが、是非皆様にもお勧めしたのが、「自分の身体で検証する」という事です。私は政府やいわゆる専門家と言われる方の意見(食に関しては特に)を最初から拒否したり、鵜呑みにしたりはし無い様に気をつけています。心をオープンにして、様々な意見を取り入れ、そして自分で検証できるところはしていく。最終的な判断はその後です。
今後もこちらのブログでは、食に関する検証を重ねまたご報告させて頂きたいと考えています。現在は、完全果実・葉食ローフード生活を3ヶ月実施した後の血液データの変化を見たいと、日々頑張っていますが、なんせ穀物中毒だからパンやお米が食べたくて食べたくて~(汗)禁断症状が出ています。完全ローフードやフルータリアンを実施されている方からのアドバイスをお待ちしています~♪
それでは、こちらのブログでもよろしくお願いします。当面の所は、食の話題に関しては、こちらのブログで更新していこうと考えています!
中略
現在推奨される一日のタンパク質の摂取量は多すぎると言う事です。その理由をハーヴィ―・ダイアモンド先生が著書フィット・フォー・ライフで説明して下さっているので、要点をまとめてみます。
現代人がタンパク質過剰になっている理由
1、人間のタンパク質の老廃物の70%を体内で再利用している。
2、人体は便、尿、髪、皮膚、発汗等を通して、一日に約23gのタンパク質しか失わない。だから、現在推奨されているタンパク質の量は多すぎる。
つまり、失われるタンパク質23gを補うだけで充分。それ以上摂取しても、体は余剰分を排泄しようと試みる為、体内組織に重い負担がかかる事になります。さらに問題は、余剰に摂取したタンパク質が身体のエネルギーを奪うどころか、有害な老廃物として体内に蓄積されてしまうこと。私達は、タンパク質が最も重要な栄誉素だと信じ込まされてきているが、その考え方こそ誤りであると、ハーヴィー・ダイアモンド先生は言い切っています。
私自身も過去糖質制限を9ヶ月続ける中で、だんだん体に負担がかかっているんじゃないか?と、強く感じました。その一つの証拠としては、安保理論では、免疫力の高さを見る指標として、白血球の分画で好中球tリンパ球の比率を重視します。その比率は、術前には好中球:リンパ球=44.9%/43.1%、糖質制限食事時:68%:25%、玄米菜食時51%:39%、果実・葉食4ヶ月目で49%:41%、13ヶ月目で48%-41%と推移してい行きました。これを見る限り糖質制限食でタンパク質を過剰摂取する事は免疫力が低下する可能性が有ると言えます。
またそれを裏付けるような研究としては、穀物やタンパク質などの酸性の食品を中心に食事をする人ほど体内が酸性(経度のアシドーシス)に傾き、コルチゾールの産生を促進するなどして、交感神経が緊張し、血圧、総コレステロール、LDLコレステロール等の幾つかの危険因子が高くなるというものが有ります。私の場合にもコレステロールが実にジワジワ上昇していきました。
食事性酸塩基負荷と代謝危険因子の関連:!8~22歳の女子学生1136人の横断研究
http://www.nutrepi.m.u-tokyo.ac.jp/publication/japanese/11174.pdf
つまりコレスレロールなどの老廃物が溜まって行くにつれて免疫力の指標である好中球:リンパ球の比率が変化し(好中球の比率が増加)免疫力が低下してきました。また、食事を菜食に変えタンパク質の過剰摂取を抑えると、コレステロール値は再度低下し、好中球:リンパ球の比率が再度変化(リンパ球の比率が上昇)し免疫力が上昇しました。
勿論コレステロールは220前後が一番ガンなどの疾患による死亡率が低下するという意見がある事も知っていますが、個人的には自分の身体の反応から、コレステロール値は菜食を取り入れた時の170~180前後が体調も良いし免疫力が高くなると考えています。
適正なコレステロール値についてはコーネル大学のコリン・キャンベル先生が「葬られた第二のマクガバン報告」の中で、こういう記述をしています。
「「実は、血中コレステロール値200mg/dlは安全な数値ではないし、30%の脂肪の食事は低脂肪ではない。そして、コレステロールが0mg以上含まれている食品を食べることは有害なのだ。」
私もこのコリン・キャンベル先生の主張を強く支持します!
また、以前糖質制限食を実施していた時には、オーソモレキュラー療法のタンパク質は食いだめできない!だから毎日摂取しないとダメだという考え方に従ってタンパク質を摂取していました。
オーソモレキュラー療法で推奨されるタンパク質の摂取量
http://www.orthomolecular.jp/nutrition/protein/
「大人のからだを健康に保つには、1日当たり体重1kgにつき1~1.5g程度のタンパク質が必要といわれます。例えば、体重60kgの人は1日約60~90gのタンパク質が毎日必要になります。」
その根拠はタンパク質の動的平衡にあるとしています。
タンパク質の動的平衡
20世紀の初めまで、からだをつくるタンパク質は、食事で食べるタンパク質とは関係のない、別のものであると考えられていました。しかし、1930年代にドイツ人のシェーンハイマーらの実験によって、からだをつくるアミノ酸が絶えず入れ替わっていることが明らかとなりました。この現象をタンパク質の代謝回転といいます。
そしてタンパク質が代謝回転するたびに、食べたタンパク質のアミノ酸が、からだの中にあるタンパク質を構成していたアミノ酸と少しずつ交代して入れ替わっていきます。見た目は変わらずとも中身が変わっていくこの状態を「動的平衡」と呼びます。
この動的平衡は細胞によって期間が違うものの、速いものでは0.7日というものすごい速さで変わっていきます。これが毎日十分な量のタンパク質を食べなければならない理由です。そして、その必要量は、個人やその人の置かれている状況によってそれぞれ異なってきます。
しかしこのことはまた、日々いいタンパク質を充分量食べることで、新しい自分に生まれ変わることができるという人体の素晴らしい可能性を示しています。
しかしながら、ハーヴィー・ダイアモンド先生は「アミノ酸プール説」で毎食、完全なタンパク質を取る必要はないと、このオーソモレキュラー療法で推奨されるタンパク質神話を否定していますし、80/10/10フルータリアンダイエットの著者ダグラス・N・グラハム博士も次の様に言ってタンパク質神話を否定しています。
■ すべての植物性の食品にはタンパク質が含まれている
毎日の必要なカロリーを満たすために十分な食事をしていれば、タンパク質から約5%のカロリーを摂取することを避けることは難しい。すべての植物性食品にはタンパク質が含まれており、たとえ白米だけの食事をしたとしても(これは推奨されないが)、その日のタンパク質は8%ということになる。だが、それは「正しい種類」のタンパク質だと思うだろうか?
タンパク質は、単純な建築ブロック(アミノ酸)を組み合わせてポリペプチド鎖にした複雑な分子である。タンパク質の合成には、約20 種類のアミノ酸が使用され、その内の8~9種類(人によって見解が異なる)が必須とされている。栄養で「必須」と言う場合、その栄養素は身体が合成できないため食べるなどして摂取しなければならないという意味である。
修正されたタンパク質の神話
1970 年代には、食事の度ごとにすべての必須アミノ酸を得ることができるようにタンパク質を組み合わせることに人々は腐心していた。後の時代の調査により、そのような必要はないことが判明し、事実、『不完全なタンパク質理論』の著者Frances Moore Lappe は、20年後に完全に間違っていたと述べて、撤回している。確かに人間は全種類の必須アミノ酸を必要としているが、それを一緒に、しかも、毎日、食べる必要はない。
タンパク質の摂取源
我々が必要とするタンパク質を作る材料は、食事のタンパク質だけではない。それどころか、人体は毎日、体内の100~300g のタンパク質を効率的にリサイクルしている。人体には新しいタンパク質を作る材料としてアミノ酸のプール(貯蔵)がある。我々は、食事で得るタンパク質や体内にあるタンパク質を分解しては、このプールにアミノ酸を加えている。食事の度ごとに特定の食べ物を選んだり、組み合わせに特別な注意をしたりする必要はなく、ヴィーガンの食事で簡単に必要量のタンパク質を満たすことができる。
(一部引用終了)
という事で、タンパク質摂取量に関しての独断と偏見による結論です。
結論
現在厚生労働省あるいはオーソモレキュラー療法で推奨されている様な、タンパク質の摂取量(1~1.5g/kg)は過剰なタンパク質摂取量。一日に必要なタンパク質の摂取量はそれよりもはるかに低く、食事の度ごとに動物性食品を摂取したり組み合わせに特別な注意をしたりする必要はなく、果物や野菜に含まれているタンパク質量で充分である。むしろ動物性タンパク質を摂取することは、免疫力の低下やコレステロールの上昇を招き非常に有害である可能性がある。
本日は以上ですが、是非皆様にもお勧めしたのが、「自分の身体で検証する」という事です。私は政府やいわゆる専門家と言われる方の意見(食に関しては特に)を最初から拒否したり、鵜呑みにしたりはし無い様に気をつけています。心をオープンにして、様々な意見を取り入れ、そして自分で検証できるところはしていく。最終的な判断はその後です。
今後もこちらのブログでは、食に関する検証を重ねまたご報告させて頂きたいと考えています。現在は、完全果実・葉食ローフード生活を3ヶ月実施した後の血液データの変化を見たいと、日々頑張っていますが、なんせ穀物中毒だからパンやお米が食べたくて食べたくて~(汗)禁断症状が出ています。完全ローフードやフルータリアンを実施されている方からのアドバイスをお待ちしています~♪
それでは、こちらのブログでもよろしくお願いします。当面の所は、食の話題に関しては、こちらのブログで更新していこうと考えています!