市、狐憑きの日 | 幻妖かわら板

市、狐憑きの日

大須oysにて演舞も無事終了。

今回テーマにしたのは九尾の狐を模造アレンジ。




九尾の狐といったらキュウリに似てると言われたり、東方では橙を溺愛するスッパテンコーと散々いじられてる妖怪だが(;´д`)←なので病みネコ嬢に「ちぇぇぇぇぇん!!」とできて満足。
なのでBGMにもちょこちょこ東方の曲を織り混ぜていた。すべて気づいた方は東方厨。

狐狩りで家族や仲間を狩られ、唯一生き残った狐。逃げ回ってるうちに毒を放つ殺生石の元に来てしまう。
ちなみにこの石は現代でも栃木に実在しており、毒ガスを充満させています。

殺生石に気に入られた狐は人間の姿に変えられる。自分の仲間を狩った人間に復讐することに。

狐狩りの主犯、鳥羽上皇(実在した人)に取り入り、側室の座を手にします。ここでぬ~べ~でもお馴染みな『玉藻』という名をつけられる。(何で『藍しゃま』にしなかった!という苦情は受けつけます)

玉藻は贅沢三昧を楽しみ、人間同士を殺し合わせ、逆らう者を炮烙の穴に突き落とし、やりたい放題。鳥羽上皇は玉藻を溺愛しているので何も言わず、国は傾く一方。
(はしょったけど正室や他の妾も殺してたと思う)

それでも家臣や町人達が一丸となって反乱を目論む。あまりの数の多さに玉藻もついに観念…


と思わせて。
隠し持っていた殺生石の力で全て毒殺。仲間の仇が討てるなら自分のしてることが正しいとか間違いとかどうでもいい、地獄に堕ちるのも覚悟の上。

な話。


【演目帖】

壱.桔梗の楔

弐.九尾(己龍カバー)

参.曽彩灯歌


また妖怪モノはやりたい!


次回の演舞は12月11日、全国障害者芸術・文化祭となります。場所はSMBCパーク栄にて(イベント自体は栄全体)。





「コマさん、ハモりズレ過ぎてたニャン!」
「あれはお市の教え方が悪いズラ!ジバニャンこそギター時々ズレてたズラ!」
ギャーギャー


市じゃぞ。