私は狸のように執念深い性格です。

自覚あります、バリバリ、あります。

 

「はないちもんめ」という遊び、ご存じでしょうか?

 

子どものころ、、、小学生低学年のときかな

ヒトケタの年齢の頃の遊びです。

 

例えば10人いたら、5人5人の2グループに別れ、

手を繋いで

「負け―て悔しい、はないちもんめ・・・

勝って嬉しいはないちもんめ・・・」などと歌いながら

それぞれのキャプテンがじゃんけんをします。

じゃんけんで勝った方が、負けた組から一人を選んで

自分の組に入れていく・・・

これを繰り返し、

最終的に人数が少なくなったら負けだけど、

私は選ばれない子どもでした。

最後までいつも選ばれなかった。

 

なんのチカラもないくせに

賢しげにしったかぶって。

おまけに狸のように執念深い。

・・・の気配がヒトケタ年齢の子ども界でも

敏感に伝わったのだろうなと

分析しています。

 

人生の折り返しの、そのまた折り返しに来た今、

自分の性格をあれこれ鑑みて

いやはや、ほんとに夫に出会えたことだけが

僥倖といえるものでした。

 

オトナになって、私の性格が劇的に

変化したわけではありません。

多少のタヌキを被る智恵はつきましたが、

本質は執念深く、賢しげで知ったかぶりです。

 

夫に対してもそれは変わってはいませんが

夫は私の性格を面白がってくれました。

 

衝突したこともありましたが、

たいていのことを夫は受け流してくれました。

いちいち反応するもの面倒だったのかな?とも

思いますが、これが

相性というものだったのかなと

ただただ感謝です。

 

誰も選んでくれなかったヒトケタ年齢の

あの日の自分に

夫に選んでもらえるよ、大丈夫だよって

教えてあげたいです。

 

ホリエモン氏とか、ヒロユキ氏なんかだったら

たとえ子ども時代でも

「はないちもんめ?!なんだそれ、あほらし!

選ばれたくなんかないわ!」

って言うかも・・・だろうな。

(最近見ている彼等のYouTube・・・

彼等以上に、気になるのが、その両親というか

御母堂様。

どんな教育をしたのだろう?

え?我が子、ちょっと規格外と感じた瞬間があったはずですが、

どんなふうに向き合ったのだろう・・・と

興味深々です)

でも、私は選ばれたかったんだよ。いつも。

誰かのナンバーワンに。