夫が亡くなった歳月イコール私の一人暮らし歴です。
まだ、3ヵ月と少しです。まだまだ慣れない生活です。
「会話」はもう、ありません。
でも、家のあちこちに、夫と交わした会話のなごりが漂っています。
さかむけが痛いとか、
背中がかゆいとか、
携帯どこいったんだろ?しらない?とか
洗濯物が生乾きだよ、とか
今日は昨日より暑いとか、寒いとか、
言ったそばから忘れてしまうような、いつもの会話。
窓際に、夫がいつも座っていた椅子があります。
椅子に座った夫は私に顔を向けて応えます。
どれどれ、見せてみ、とか
どれ、掻いたる、とか
携帯、ならそか?とか
そんなん適当でええとか、
着替え、持ったほうがええか?とか
掬いあげるほどではない日常の
ありふれた、ごくありふれた会話が
宝物だったと気が付いたときには
夫はもうこの世の人ではありませんでした。
何かの罰なのかな。
私、そんな悪いこと、したかな?
どうしたら許してもらえるかな、パパ。