広島に引っ越してきて数年。
たまには親孝行でも…と、旦那さんのお母さん&うちの両親を招待してランチに行ってきました
今回チョイスしたのは旅雑誌などでも度々『いつかは宿泊してみたいお宿』として名の挙がる
【庭園の宿 石亭】
こちらのお宿、宮島よりもさらに西の宮浜温泉にあります。
ランチタイムは 11:00~15:00 まで。
その間個室でのんびりしたりお風呂に入ったり、自由に過ごせます。
ちなみにランチはすべて個室対応です
ブーツを脱ごうとしたらすかさず「お椅子をどうぞ」と、係の方が椅子を差し出して下さいました。
さすがの心遣いです
玄関入って左手には、器などの展示販売のコーナーがありました。
館内は照明を抑えており、至る所に可愛らしい明かりが置いてあります。
趣があって素敵
左手には瀬戸内海を臨む庭園が広がっています。
緊張した面持ちの振袖のお嬢さんがいらっしゃいました
お見合いか結納かな?
この階段の雰囲気も素敵~
置いてある家具がどれもアンティークでとっても味があるんです。
「こんな場所で撮影したい!」と思ったことは言うまでもありません(笑)
色んな場所に季節のお花が活けてあるのもよかったなぁ
趣の違ったお部屋が12室あり、全部屋制覇した方もいらっしゃるとか。
他のお部屋はこんな感じ
http://www.sekitei.to/heya/heya.html
瀬戸内海をの~んびりと眺められるリラクシングソファー。
お食事が運ばれてくるまでゆったりと過ごしました。
HPのお部屋説明にはこうありました。
『お風呂あがりには、用意してあるバスローブをはおり、よく冷えたシャンペンがセットされた
長いすソファーに寝転がる。
そんなシチュエーションを考えて寝椅子を2つ用意しました』
宿からのメッセージが書かれた紙の上には小さな石と松の葉が添えられていました。
『恋しく待つ』という意味があるそうです。
文面の最後はこう綴られています。
≪お客様のご来亭、心よりお待ちいたしておりました≫
さてさて、お風呂に行ってから部屋に戻って寛いでいると、お待ちかねのお食事が運ばれてきました
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今回チョイスしたのは≪昼餉のフルコース ¥9,345≫
心づくしのおもてなしと並んで有名なのが、こちらのお料理の美味しさなのです。
≪食前酒≫
さっぱりした口当たりで美味しい
程よく一部が凍っていて、フローズンカクテルのような感じです。
田芹胡麻味噌和え
鶯絹さや 梅びら 紅白散し
穴子福紗焼
酢立寄せ
牡蠣 穴子 湯葉 燻し
鶯の絹さやや梅の花びらに春を感じます。
暦の上ではもう春だもんね
和食には季節を感じられる遊び心があって楽しいですね。
一品ずつ丁寧に作ってあってどれも美味しい
もっちりとした黒米と穴子のお寿司です。
鶯仕立て 雲子真薯 焼目蕗の薹 蕨
綺麗なうぐいす色のお吸い物です
こちらのお椀も春満開!
優しく深みのあるお味でした。
お刺身も新鮮で文句なく美味しいです
こちらは器が土筆でした
食材も春の物をふんだんに。
もうこれが美味しいのなんの!
お肉は火を通しすぎず柔らかで、山菜との相性も抜群。
出汁は素材の味を活かすためにあっさりしています。
梅型蕪
牛蒡煎りじゃこまぶし
石焼六角 小蛸空豆グラタン
美味しいものを少しづつ
小蛸空豆グラタンがお気に入りです。
辛子酢味噌
針生姜
穴子釜炊きご飯
止椀 香の物
実はこちらのお宿、穴子めしで有名な『うえの』が経営しているんです。
なので、もちろんお食事は穴子めし
これでもか!というくらいたーっぷり穴子が炊き込んであります。
『うえの』の穴子めしは言うまでもない美味しさです。
釜の底のおこげの部分も最高!
これは釜ごと供される醍醐味ですね
蓮根餅
練乳アイス
デザートまで期待を裏切りません
絶品の会席料理を堪能
お昼から贅沢しちゃいました。
でもたまの親孝行だし、いいよね?
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お食事を楽しんだ後は、『床下サロン』と呼ばれるこちらの読書室での~んびり
広い窓からは庭園が見渡せます
館内を彩る季節の花々、スタッフの方々の温かい応対、そして美味しいお料理たち。
至る所に『もてなしの心』を感じる、大満足の石亭STAYでした
両親たちも喜んでくれてよかったです。
次はぜひ泊まりで来たいものです
住所: 広島県廿日市市宮浜温泉3-5-27
電話: 0829-55-0601