ページはめくられてしまった。
 
最終ページは彼のラジオ放送だった。
この放送はイロイロなヒトビトが聴いていた。
この放送を聴き終えて、彼をアイスルヒトビトは
彼をオモッテ胸を傷めたりナミダを流したりした。
 
ケレド、この放送の内容は終了時刻とほぼ同時にInternetnewsに流された。
彼が放送のサイゴに叫んだナマエ。二つ目のミョウジ。
この放送の内容も事前にライターモドキに知らされていたということだ。
ジゼンニシラサレテイタノダ。
 
ページがめくられてから放送された、サプライズ出演したTV programは
彼にあたたかなメッセージをおくってくれた。
ケレド、このメッセージにツカワレタ『寄り道』というコトバ。
彼がラジオ放送の中でツカッテイタコトバだ。
ということは、このTV programのメッセージは彼のラジオ放送の内容を把握していて
ツクラレタことばだったのか。