日本人初のマスター・ソムリエ誕生!というニュースはここ数日とても話題になっていますね。
Toru Takamatsu(高松亨)さん、おめでとうございます!!
Wine Reportによると、24歳のシドニー育ちとか!
マスター・ソムリエは世界で現時点で265名しかいない、ワイン業界の最高ランク資格。
その若さで合格するのは歴史的快挙です。
参考リンク:
Food & Wine Magazine
The Drink Business
さて、日本ではあまり馴染みのないコートオブマスターソムリエについてここで解説↓↓↓
The Court of Master Sommelier (CMS)は、1977年にイギリスで設立されたソムリエの資格認定機関。他の国際的なワイン資格と比べ、サービスに重点を置いていることが特徴です。レベル4(マスター・ソムリエ)を最上級レベルとし、4段階に分かれた試験があります。
レベル1(イントロダクトリー)は、2日間のプログラムで、プログラムの終わりに試験があり、その場で合否が発表されます。この試験を合格してもソムリエというタイトルを使用することはできません。
レベル2(サーティファイド・ソムリエ)は短文問題やブラインドテイスティング、サービス技能の試験も加わり、難易度が高くなります。特に、サービス技能の試験では、実際の模擬テーブルでお客様のオーダーを取り、ワインペアリングの説明などを行わなくてはなりません。合格者は晴れて「ソムリエ」と名乗ることができます。
レベル3(アドバンスド・ソムリエ)はワインに関する更に細かい・深い知識を問う問題が出され、時間制限も加わるなど、さらに難しくなります。45分のサービス技能では、ワインだけでなく、アペリティフ、食事の説明、ペアリング、コーヒー、葉巻なども問われます。
レベル4(マスター・ソムリエ)は、口頭質問が新しく加わり、高度なプレゼンテーション能力を必要とします。ブラインドテイスティングも土壌の構成やヴィンテージの特徴までコメントする必要があり、かなりの経験が求められます。レベル3合格者でレベル4に合格できるのは3%ほどとか。。。
マスター・ソムリエについてもっと知りたい!!という方にお薦めしたいのが、こちらの映画「SOMM(2013)」。
マスター・ソムリエ合格までの辛く長い道のりを記録したドキュメンタリー。この映画がリリースされた後、受験希望者が殺到したそうですよ!
続編も3まで出ていて、ネットフリックスでも見れます!!
以前書いたブログも是非併せて読んでみてください :)