こんにちは
分子標的薬「ジオトリフ」が、装いも新たに新登場!
その名も「ジオトリフ500」
〜ということではなくて(汗)
なんと今朝飲んだジオトリフが
500錠めのジオトリフでした
たまたま、新しいシートを開封です
2016年10月、お薬について
なんの知識もなかった頃、
「そうなんですか?先生がそんなに勧めるんなら、
はいはい、飲みますジオトリフ……」
……なぁんて、今思えば
バチあたりな気持ちで飲みはじめたこの白い粒
まさかの500ゴックンになるまで
おつきあいすることになるなんて……
先のことはわからないもんですね
こんなときは
感謝しかしちゃいけませんね
今まで書いたことはなかった
ような気がしますが
実をいうとわたしの主治医は、
呼吸器外科の先生です
一般的に
「昔は、外科の先生が
抗がん剤の処方もしていました。
餅は餅屋、そんなのありえないですよね
化学療法のプロは内科ですよね」
という意見もよく聞きますし、
一理あるよな〜と思います
とはいえ、わたしには、
呼吸器外科で肺の手術を受けた後、
どうしても、同じ病院の呼吸器内科には
戻りたくない理由がありました
ステージ4になるまで
がんが放置されたのは
経過観察の担当だった
呼吸器内科の若造ドクターの怠慢&見逃しが
理由だったから
ギリギリのところで
こりゃヤバい!と
同じ病院の呼吸器外科に
かけこんだわたしを受け入れ、
あっというまに病巣を切除してくれたのが、
今の主治医です
しかし、時すでに遅く、
がんは胸膜に播種しており
手術中の迅速細胞診で、ステージ4が発覚
とはいえ、
まかり間違っても、この病院の呼吸器内科なんかに
戻るつもりがなかったわたしは、
こうなった以上、都内のがん専門病院に
転院させてもらうしかないと考えていました
主治医に紹介状をお願いすると
「大丈夫。薬はボクが出します
副作用のお薬も、軟膏でも、クリームでも
いってくれたら、そのくらいの処方箋は
ボクが書きます。
だから、がんと戦わないで
一緒に長期戦でつきあっていきましょう」
という言葉を返してくれた。
あの時「ほな、さいなら〜」と
あしらわれなかったことが
わたしなりに頑張ろうと思う気持ちの
原動力になりました
というわけで、
ジオトリフの最少容量の20㍉を
毎日飲むところからはじめて、
少しずつ減薬し、
現在の、20㍉×隔日服用に落ち着いて
とうとう今日500錠を飲み終えた
……わけなのでした。 ←イマココ
今のところ、ジオトリフ、
しぶとく働いてくれてます。
身体中に回った(であろう)がん細胞に
コツコツ休むことなく
キャップを被せてくれている模様〜
ところで、前回、もったいぶった感じで
ブログを締めた
昨日の通院がどうだったかというと……
麦粒腫も出来ちゃったことだし、
免疫力の激ダウンを覚悟して
イジイジ診察室に入ったのですが
不思議なこともあるもんです
前回、1月29日のデータと
昨日のを比べてみますね
CRP(炎症反応)
0.02以下 0.02以下
クレアチニン(腎機能)
0.87 0.79
白血球
5700こ 4900こ
好中球
3600こ 2400こ
リンパ球
1700こ 2100こ
好中球のパーセンテージ
63.5% 49.1%
リンパ球のパーセンテージ
29.5% 42.7%
N/L比
2.15 1.14
リンパ球、減ってない……
むしろ、増えた
いや、爆増してる
40%台にのったことは何度かあるが
ここまで増えた記憶はない
ひょっとしたら、手術後の
最長不倒飛行距離を樹立かも
さらに注目したいのは
クレアチニンが0.7台になってること
Hがつかないのは、昨年の6月以来の
これまた快挙です
結局、麦粒腫なんなのよって話でした
ふりあげた拳の下ろしどころが見つからず
主治医に、
「先生、どういうことですか?
どうして麦粒腫なんかできたんですか?」
と、詰め寄ったりして、反省です
理由のみつからない
←結局、旅先で不潔だったってことなんじゃ
不思議な眼の腫れ事件ではありましたが
大事にいたらず、ひと安心……
あとは、切開になったりしないように
目薬がんばって付けないとですね
てことで、あいかわらず
バタバタではありますが
危ういピンチをすり抜けながら
ジオトリフの力も借りて
地味に過ごしていけたらと思っています
前回のブログでもったいなんかつけて
そして、心配かけてごめんなさい
みなさんっ!桜のつぼみも
少しずつふくらんできましたよ
一緒にがんばりましょうね
どうかお変わりなくお過ごしください
さあ次は、あのブログに跳ぼう!