長男がまだ保育園に入っていなかった2歳くらいの頃、よく鼻水を垂らすので、いつものように近くの耳鼻咽喉科へ連れて行きました。
中待合室に通され、しばらく待っていたところ、少し離れて座っていた長男より少し年上の男の子が後ろを向きました。
その後ろ頭に長男とよく似たハゲが見えました。
成人であれば円形脱毛症を疑ったかもしれませんが、もうこれは長男と同じ脂腺母斑(しせんぼはん)のハゲに違いないと確信。
男の子の隣に座っていたお母さんに迷わず「あの、息子さんのそれって脂腺母斑ですか!?」と尋ねました。
男の子のお母さんは「えっ、あ、はい」と脂腺母斑であることを認めたので、すかさず私も息子の髪をめくり上げ(毛流れ的に普段はハゲが隠れています)、「実はこの子もそうなんです!」と。
先に病院に来ていたその男の子が診察の名前を呼ばれるまでの短い間に、いろいろ質問したところ、男の子は年中の4歳で、5歳になってから年長になる前までに手術をする予定だということでした。
かなり早い段階からそのお母さんはいろいろな病院を回り、最終的にあるお医者様から「脂腺母斑の手術なら、防府市の山口県立総合医療センターの形成外科のM上先生が上手い」と言われたそう。
今は数ヵ月に一度、ハゲの成長を見せる為に定期的にM上先生のところへ通っているということでした。
ただ、M上先生は小さいうちは全身麻酔をしないと駄目だから、理想は中学生くらいだとおっしゃっている、と。
それから男の子が診察室に入り、続けて長男も診察。
隣にある処方箋薬局でまた二人に会ったので、連絡先を交換させてもらいました。
男の子がK君、お母さんがSさんというお名前でした。
これ以降、本当にSさんにはいろいろ相談や愚痴を聞いてもらったり、沢山ご迷惑をおかけしております。
(左が1歳年下の次男、右が長男↓)
(次回に続く)