遅くなってしまいましたが…

新宿梁山泊「二都物語」
おかげさまで千穐楽の幕をおろしました!
連日超満員のお客様にご来場頂きました
本当に本当に、
ありがとうございました!!!!

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こんな神社の境内に

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大きな大きな紫テント

わたしは梁山泊のテント公演に出演するのは二度目ですが、
花園神社は初体験!

そして二都物語は、幾度もテントを経験されている諸先輩がたが
「自分の関わったテント至上最も過酷だった」
と口を揃えておっしゃった、本当に大掛かりな作品でした

長年上演は不可能といわれた状況劇場の伝説の演目「二都物語」
そんな作品で、トリプルキャストとはいえ、物語の上でとてもとても大切な、大きな役を頂いて、本当に感無量です
光子の役を頂いて、座長・演出の金さんをはじめとした座組のみなさまの期待になんとか応えるべく、必死で毎日を過ごして参りました

あの大きな大きなテント、そして大掛かりなセットを具現化するにあたり、
たくさんの方にご助力頂き、
出演者全員、睡眠時間を削って設営し、
幕があいてからも巨大な水槽のメンテナンスのため、男性陣は毎日毎日寝ないで作業して下さいました

わたしも出演者ながら、
初日のオープニングでは、いろんな感情がごちゃまぜになって、泣きながら転換していました…!
(舞台上のセットを動かすのも出演者の仕事なのです)

そして同じく初日のラスト、
エンディングで水嶋カンナさん演じるリーランが赤いペガサスに乗って海峡を渡るシーンでは、
出演者全員で舞台の床にあたる大きな平台を人力で引っ張っているのですが、
またしてもそのシーンで号泣し…

光子の千穐楽では、炎の馬に乗って
「兄さん、わたし炎の馬に乗っているのよ!兄さん、どう?わたし乗れたでしょう?」
と言いながら、
自分の生命が激しく燃えているのを体感しました

今まで少なからず舞台を経験してはおりますが、
そしてだいすきな公演、楽しかった公演も数多くありますが、
こんなに感動し興奮した作品ははじめてです

この作品に関わることができて、
そして、
光子という役に出会えて、
わたしは本当に幸せです
「二都物語」はわたしの役者人生において、演劇の神様がくれた素晴らしい賜物だと確信しています

ご来場下さったみなさま、
そして、遠くから応援のエールを下さったみなさまに心からの感謝を
この経験を糧に今後も精進して参ります
どうぞこれからも応援の程、よろしくお願いいたしますドキドキ?

内田光子


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