Des étoiles qui rient

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03Jul
- アリスを愛してくれた友達に囲まれて
  アリスが小学校に上がる前から、付き合いのある友人達。もとは、雄亮のクラスメイトの親御さん達だったのだけれど、すぐに親しくなった。その中の一人、オリヴィエは、偶然にもアリスのクラスの担当教師になった。その年は、アリスにとって、小学校の中で、一番思い入れのある一年になったと思う。小学校を卒業して「僕のこと、名前で呼んでいいよ！」と言われても、ずっと「先生」と呼んでいた。彼にとっても、アリスはとても印象に残った生徒だった。目を潤ませながら、アリスのことを話してくれた。（一番左がオリヴィエ）「少し遅れたけど」と言って、私の誕生日祝いにと、素晴らしいブーケを頂いた。わー、こんな立派なブーケ頂いちゃって、幸せだなあ、、、そう思えた。それを、アリスが描いた絵の前に置いた。食事中、百合の蕾が、何度も揺れていた。テーブルが動くから、花が揺れる、とはわかっている。でも、アリスがいたずらして、花をつついているように思えた。きっと、そうかもね。
02Jul
- 福戻し
  幼馴染が、私の誕生日に寄せて、いろいろ送ってきてくれました。その中でもこれ、福戻し。フランスでもパーティで見かけるもの。「ふーっと吹くたびに、『福運』が戻る」なるほど、こんな意味合いをこめたら、全く別物に見えてしまうね。さおりさん、ありがとう。あの日が帰ってくれば、いいのに、、、２０１６年のクリスマス。アリス１３歳。急にお姉さんぽくなった。クリスマス、我が家の定番、パパの手品。胡椒を使った手品。二人の笑い声が聞こえてくる。あの日に戻りたい。
01Jul
- 花火
  この週末は、私たちの住む村の夏祭りだった。その締めくくりに、花火が上がった。仕事があったので、夏祭りには、一切顔を出さなかった。花火も、見る気もないくらい、気が沈んでいた。でも、あまりにも、クッキーが吠えるので、様子を見に行った。アリスの部屋から見える花火。小さい村の花火だから、大したことないんだけどね。アリス〜、ほら、またクッキーが怖がって吠えてるよ。クッキーも、ルフィも寂しがってるよ。あなたも、寂しいよね。昨夜は、フランス国民議会の開票があった。極右政党が、最大勢力を持つなんて、ヤバいことになった。アリスの友達も、インスタで、反右派の投稿を載せていたが、世間は、そうではないらしい。今回の選挙の経緯と結果を見て、あれこれ言ってるアリスが目に浮かぶ。外国人である私や、二重国籍のうちの子供たちには不利な社会なりかねないらしい。
30Jun
- リブログ記事”Jardin de Monet @ Giverney モネの庭”
  10年前、モネの庭、ジヴェルニーを訪れた。モネの世界が今でも、忠実に再現されていて、とても感動したのを覚えている。帽子をかぶったアリスとお兄ちゃん。先日、SHINeeのKey君が、ルーブル美術館に行ったことは書いた。その彼が、今回のフランス滞在中、モネの庭を訪れたのだ。観光地がたくさんあるフランスなのに、よりによってジヴェルニーだなんて、、、と、また嬉しくなった。アリス、見て！キー君がジヴェルニーを訪れたよ。モネの庭を訪れる、ってことは、アリスと一緒で、印象派が好きなのかな？こんなことに喜びを覚えるのに、それは一瞬にして消えてしまう。すぐに、「どうして、アリスはもう私たちと一緒にいないのか？どうして、こんなことになってしまったのか？どうして、こんなに愛していた娘をなくしてしまったのか？」そんな答えのない疑問ばかりが頭に浮かぶ。ステファンに、言われてしまった。「頼むから、もう少し、頑張ってくれ。俺だって、精一杯頑張っているんだから」そうだよね。わかってるけど、どうしても、奮い立てない。
29Jun
- ニキビ治療薬
  お茶漬けが好きだったアリス。でも、お茶漬けの素が、フランスでは、なかなか手に入らない。だから、アリスは、塩、海苔、わさびで、上手に美味しい味付けを自分でしていた。この写真は、２０２２年８月。この頃、ようやく、ニキビが綺麗になった。ニキビの薬もホルモンに悪影響を与えたんじゃないだろうか、と思えて仕方ない。中学後半の頃から、ニキビが出だして、クリームをつけたり、洗顔を念入りにしていた。アメリカでは、ニキビ治療薬が、ホルモンに悪影響を与え、死者さえ出ているのが報告されている。死者というか、特定の薬を使った思春期の子供達を、自死に追いやったのだ。薬、本当に、怖いよね。私もまた、新しい鎮痛剤を処方されて、飲み始めた。その薬のせいか、使い物にならない、自分が情けなかった。服用期間を終えて、多少、効果が見られたようで、少し、歩きやすくなった。でも、アリスのうつ病には、なぜ、薬が効かなかったんだろう？EMDRの先生は、「それは、お嬢さんが、うつ病ではなかったから。」とおっしゃったけれど、じゃあ、なんだったんだ？何もかも、全て誤診だったのか？アリスを返してよ。
28Jun
- 光
  自分の誕生日の日、「ああ、なんだかアリスを感じられずに終わってしまいそうだな、、、」って思っていたら、光が、「ピピーピ」と視界に入った。「おかーさん」と言っているような、、、。涙が出た。アリスだって感じた。そんなわけないじゃん、って誰かに言われそうだけど、私がそう感じるんだから、それでいいと思う。アリスは、「そばにいるよ　ずっと」と書き残してくれた。『そばにいるよ　ずっと』アリスの住んでいた、パリのアパルトマンの引越しが終わって、荷物はとりあえず、義父母宅の屋根裏で待機している。でも来月か再来月には、取りに行きたいと考えている…ameblo.jp「アリスはいつもお母さんの『サニーサイド』」という言葉も残してくれた。『サニーサイド』アリスが残した手紙、その中で、私のために、ちゃんと日本語で書いてくれた、メッセージもあった。S'il te plait, reste en vie , M…ameblo.jp今の所、、、うーん、サニーサイドというより、土砂降りの雨なんだけど。アリスは、私の脳内にいるのだから、そばにいてくれているのだから、、、と思って、その日の夜は、SHINeeの動画をアリスと一緒に見て、ドラマも一緒に見て、、、眠りに落ちた。
27Jun
- 歪んだDNA
  アリスは、２０２１年１０月、パリで、強制入院させられた。パリの大学に進んで、２ヶ月も経っていない頃だった。「もう自分は成人だから、自分で解決する」、そう決めて、私たちには内緒で、心療内科や精神科に通っていた。志望大学に合格し、希望に満ちた新生活を送っているもの、、、とばかり思っていたのに。実際は違った。（退院直後、カフェで休憩。この笑顔、うつ病だなんて、思えない。）（これも、退院後の写真。薬のせいで、顔が浮腫んでいるアリス。特に目が腫れてる。）退院後、一週間、アリスに付き添って、私もパリに残った。その時、涙ながら、アリスがこう語ってくれた。「どうして、自分がこんなふうなのか、わからない。どうして、死にたいと思うのか、わからない。」世の中に貢献したい、外交官になりたい、と勉学に励んでいたアリス。なのに、どうして、「死」がアリスに歩み寄ったのだろう？アリスの意思ではなく、脳の不具合が、そういう考えをもたらしてしまった。窮地に追い込まれて、つらくても、それを乗り越え、前進しようと思うのが、「正常」なのかもしれない。それを「脳の不具合」が妨げたら、どんなに、前進しようと言う気持ちがあっても、無理かもしれない。生き物は、「生命の法則」として、子孫を残すことが、DNAに刻まれているという。どうして、アリスのDNAは歪められてしまったのか。DNAの問題といえば、これ。Wikipediaのページは、専門用語がいっぱい並んでいて、よくわからなかったけど、、、。『エピジェネティクス』アリスが旅立った日、その日の午後は、いつものアリスだった。ステファンと二人で、アリスに会いに行った。その日のことは、こちらに書いた。『最期の日』お葬式が終…ameblo.jp亡くなる２週間前、初めて、三者面談の場を持てた。それまで、アリスが、断っていたのだ。精神科の先生と、アリスと私たち。私は、絶対治る、と思っていた。先生は、困っていた。アリスは絶望していた。「薬による治療ばかりではなく、心理的療法ももっと力が入れた方がいいんじゃないか？」と私は言ったけれど、アリスの場合、脳の不具合が原因なので、心理療法では無理だったらしい。それに、入院中、アリスを理解してくれる心理療法士に出会えなくて、病気の出口は見つからなかった。「第三の人生に見切りをつけて、第四の人生で、幸せになりたい。」と、友達に話していたアリス。今は、まだ準備中かな？だって、まだ、一緒にいてほしい。
26Jun
- 脳内会話
  フランスに住んでいると、日本のドラマって、あまり、見ることができない。今でこそ、Netflixや楽天Vikiのおかげで、少し見れるけど、見たい作品が少ない。数人の方がブログに書かれていたドラマ「アンメット　ある脳外科医の日記」その中に、こういうセリフがあるらしい。「脳には内側前頭前野という場所があって、自分と他人を区別する場所なんですけど、大切な人や恋人に関しては区別しなくなるという報告があります。つまりその人の事を自分のように感じてしまうんです」なるほど。だから、肉体を持ったアリスには、会えないけれど、アリスと脳内会話ができるんだ、、、と納得してしまった。アンメットある脳外科医の日記 10話名シーン加藤雅也さんと赤間麻里子さんの演技めちゃくちゃ良くて…泣かされた🥺このご夫婦のお話は別途纏めます！書いてもらった絵はリアルにミヤビのインスタのアイコンになってますね🤭一過性健忘収まったのかと思いきや…仕事中にも起きてしまって…😔森ちゃんがミヤビの異変に気づいてましたね👀ミヤビから手術はしないと言われても…...youtu.beそれにしても、予告編を見たけれど、俳優さんたち、全然知らない人ばかり。今では、韓国人俳優、結構知っているのに、日本人俳優、昔の人しか知らない私。私、日本人なのに。最近見たドラマで、知っている俳優さんを見つけると、浦島太郎状態になるし。脳内会話について、ちょっと調べてみた。そうしたら、こんな記事に出会った。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・特別な能力がなくても会話ができます。なぜなら亡くなった人とは脳を共有しているからです。あなたの脳を使っているのはあなただけではなく亡くなった人も使っている脳は異次元の世界の人たちが誰でも書き込める「みんなの黒板」なのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これを読んで、再度、「ああ、だから、アリスの返事が頭の中で、聞こえるんだ」と思ってしまった。（２０２２年、韓国料理レストランにて。キムチが大好きなアリス。家でも、アリスのために、何度もキムチを作ってあげたなあ。）人間だけでなく、生き物なんて、ただの内臓の塊でしかないのに、なぜその肉体が思考や感情を持つんだろうね。脳科学についてのページを読むと、なんだか、いらいらする。「そこまでわかってるなら、どうして、アリスの病気を治せなかったのよ？」ってね。
25Jun
- ありがとう
  私の誕生日に寄せて、家族や友達から温かいメッセージを沢山もらって、胸が熱くなった。そして、「もうちょっと生きていようかな」って欲張りな気持ちも出てきた。リウマチ専門の先生の診療はまだ二週間先なので、その前に、かかりつけのお医者さんのところに行って、検査の結果の解説をしてもらった。レントゲン、血液検査を細かくしていたけど、素人にはわからないので。体内で、炎症は起きているけれど、理由はわからない、、、つまり、心身症なもの、身体表現性障害（最近、教えてもらった）っていうものなんでしょうね。無理もないけど。雄亮が、こんな素敵なプレゼントをくれた。一泊２食付きの旅行。ホテルは、カタログから、選べることになっている。そんな高価なプレゼントは、学生なのに、無理したんじゃないか、とかえって申し訳なる。雄亮曰く、「父の日のプレゼントも兼ねているから、楽しんできてね！」できすぎた息子だ。二人は、お母さんの宝物。アリスがVサインしているこの写真、２０２１年夏、家族でウィーン旅行した時のもの。この時、すでに、逝く事を決めていたアリスなのに、、、どうして、こんな笑顔が作れたんだろう？私たちのため。わかってる。そして、この夏から一年半、私たちのために、生き延びてくれた。でも、病魔の方が強かった。
24Jun
- モナリザ
  昨日の朝は、「自分の誕生日なんて、全然祝う気にもならない」と思っていた。「今日も、１日、仕事をこなすだけだ。別に特別な日じゃない」、、、と思っていた。沈んだ気持ちで、インスタグラムを見ていたら、この写真が出てきた。SHINeeのキー君がパリに来ている！しかも、ルーブル美術館、モナリザの前で、写真を撮っている。急に、テンションが上がって、嬉しくなったよ。「アリス、見て〜！キー君があなたと同じ場所で写真撮ってる〜！」2018年の夏、パリに旅行した時の写真。この時、「モナリザを撮る人はいっぱいいても、モナリザとセルフィーしてる人、他にいないよ。」って笑った。でも、キー君も同じことしてるね。もしかしたら、キー君と、パリの美術館で遭遇していたかもしれないね。美術館巡りが大好きなアリスだったから。来月、パリでオリンピックが開催される。「オリンピックの時、通訳か何かのバイトをする！」って、アリスが言っていたんだけどな。実現できなかったね。でも、オリンピック開催時、ものすごい混雑と混乱が予想されているらしいから、それに巻き込まれなくて、よかったかな。
23Jun
- アリスを感じられるかな？
  今日は、私の５４歳の誕生日なんです。５４年前、きっと母は、私の誕生を喜んでくれただろう。今は、こんな状況になって、申し訳ないなあ、という気持ちでいっぱいだ。自分の誕生日を、祝う気分にもなれない。アリスは、いつも、零時を回ったら、お祝いの言葉を一番にくれた。家族にも、友人にも、いつもそうやって、祝ってくれた。一番のプレゼントは、あなたに会えたらいいな、、、だから、今日一日、アリスを感じられたらな、と思いながら過ごそうと思います。（書いている現在、まだ朝の７時過ぎです）４年前の誕生日。あの日はもう帰ってこない。
22Jun
- 愚問を抱くな
  先日、私の父の誕生日だった。生きていたら、８７歳。亡くなったのは、８０歳になる直前だったから、もう七年も経つのか、、、と時の流れが早いのに驚く。延命治療を拒否したために、思っていたよりも早く逝ってしまった父。お葬式には間に合ったものの、最期の父に会えなくて、残念だったし、申し訳なかった。父に、なんとか褒めてもらおうと、ずっと、頑張ってきた。でも、それが叶えられなかった気がして、ずっと後悔していた。父が逝ってしまった後、沢山泣いた。今の比ではないけど。父が逝って、数ヶ月後、父が夢に出てきてくれた。そして、父が私に向かって、こう言った。「愚問を抱くな！」え？愚問？なんについて、言っているんだろう？どういうこと？って、その時は、全くわからなかった。でも、七年経って、今、思うと、「くよくよしてないで、前向きに進め！」ということなのかな？アリスが、初めての未遂をした時、父の遺影に向かって、「アリスをまだ連れて行かないで、アリスを呼ばないで！」ってお願いした。私には、無口だった父。でも、孫たちには、とても好かれていた。アリスが、ベッタリくっつくものだから、父は、嬉しそうに照れていた。アリス、６歳の夏。きっと、今は、あちらの世で、会えたかな？
21Jun
- コロナ　Covid
  もう終息したと思っていたコロナ。今週になって、お客さんの一人が、コロナに感染したと聞いた。「えー、まだ、コロナ、あるの？」と話していた。そうしたら、今日、来てくれるはずだった、アリスの友人たちも４人中2人が感染したという。なので、会えなくて、残念。高校時代の仲良しグループ。最後の夏、微妙な関係になってしまい、残念に思ってた。意見の食い違いで、仲違いしてしまったようだった。それに、思春期だから、悩みがあって当然かもしれない。でも、支え合うことができず、各自、爆発してしまった感じに見えた。アリスも、ますます体調が悪くなる中、他の子も、問題が堰き止められず、みんな苦しい高校生活の最後になってしまったようだ。彼らの高校生活の半分は、コロナ禍に巻き込まれていた。引き寄せの法則があるというけれど、なんか、問題を抱えた子達ばかりが、意気投合していたように見える。波長があっていたんだろうけれど、アリスだけ、こんな結果になってしまったのが悲しい。コロナのせいで、テイラー・スイフトのコンサートも、ジェレミー・ザッカーのコンサートもキャンセル。演劇部の発表会も、キャンセルになってしまった。他にも、いろんなことが、コロナに盗まれた。「自分の病気は、コロナとは、一切関係ない」と、アリスは、言い切っていた。そうなんだけど、コロナが足を引っ張ったような気がするのは、私だけじゃないはず。って書いてたら、「違う〜！！」って、アリスが反論してる声が聞こえる。
20Jun
- ステファンが飾っている写真
  私達の寝室は、アリスの写真でいっぱいだ。A4サイズに、印刷したものを、沢山、壁に貼っている。ステファンは、写真として印刷、現像したものを飾っている。上の写真は、２０１８年、ギリシアに行った時。この頃、もう発病していたのかな？これは２０１７年。日本から、友達がいらっしゃって、着物をプレゼントしていただいた。美都さん、ありがとう。そして、これは、２０２２年、ストラスブールの大聖堂の上で写したもの。ルフィを抱っこしている写真は、雄亮が撮ってくれたもの。そして、PLAYのボーダーシャツを着た、最期の日の写真。その写真の下に見える、石ころみたいなのは、ベルリンの壁の破片。２０２２年に、アリスが、一人でベルリン旅行した時に買ったもの。写真を見つめていると、「源氏物語」の「須磨」の帖で、紫の上が詠んだ歌を思い出す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・千年前は写真も動画もないから、「鏡にだけでも、姿が残っていれば」と願う、紫の上の想いが、美しく思えた。美しい、っていうのは変だな。ロマンティックというか、当時、恋に恋する年頃だった私には、素敵に思えたものだった。今は、写真や動画も見られる。アリスは、いっぱい動画も残してくれた。だけど、遠くに離れているだけでなく、この世からいなくなっているのだから、いくら、写真や動画を見ても、慰められない。ただただ、アリスが、苦しみから解放されて、笑顔でいる、と願いたい。
19Jun
- 「ソンジェ　背負って走れ」
  話題になっていた韓ドラを、また一つ、見終えた。日本ではU-Nextのみで、配信されているらしい。じゃあ、フランスでは見れるのか？と探したら、Rakuten Viki で見れることが判明！いつもはNetflix をメインに見てるけど、「トッケビ」見たさに楽天にも加入していた。「急逝したバンドマンと、ファンが織りなすストーリー」という触れ込みを見た。でもこのドラマはそれでは、終わらなかった。Lovely Runner | Official Trailer | CJ ENM[Lovely Runner]Admist her despair, top star Sun-jae was the only hope for Im Sol. However, one day, she hears shocking news that Sun-jae has died a tragic de...youtu.be何度もタイムスリップして、愛する人の運命を変えることができた主人公。もちろん、ハッピーエンドで終わる。願い通り、愛する人の命を救うことが出来た主人公。それを見て、「ああ、私も過去に戻って、アリスを助けられたらよかったのに、、、」と思わずにはいられなかった。それにしても、冒頭、バンドマンの死。うつ病と不眠症による自死という設定。それが、SHINeeのジョンヒョンを思い出させて、鳥肌が立った。アリスに、幸せな青春を送らせてあげたかった。曇りのない大学生活を送ってほしかった。大恋愛もしてほしかった。この写真は、某日本人サッカー選手が、トゥールーズのサッカーチームに所属していた時、彼の犬を預かって、お世話をした際のバイト料を手にしているアリス。バイトもいくつかしたアリス。最後の入院をする１ヶ月前も、パリでバイト先を探していた。そんなアリスなのに、暗闇のどん底にいただなんて、どうやって信じられるだろうか？左手の時計。そしてブレスレット。それがリストカットを隠すためだったなんて、知らなかった。
18Jun
- 難しい
  アリスは、何年間も、鬱病だったことを、私たちには隠していた。時々見せる、不機嫌さは、思春期のものだろう、と思っていた。でも、違ったんだね。一人で、どれだけ苦しんだことだろう。今更、そう考えたって、もう手遅れなのに。そして、今、私はその罰を受けている。アリスを失った悲しみが大きすぎて、心も体も悲鳴をあげている。昨日、ほぼ全身のレントゲンを撮ってきた。リウマチの先生の診察はまだ二週間ほど先だけれど、レントゲン技師による解釈は、深刻になるほど悪いところはない、とのこと。じゃあ、精神科に行けってこと？アリスを救ってくれなかった精神科も心療内科も、信用できない。アリスが旅立って、間もない頃、友人の勧めで、EMDRの治療を受けてきた。でも、先生のおっしゃることに賛同できなくて、２回行っただけだ。『EMDR』EMDRという、治療法を受けてきた。EMDRとは、Eye Movement Desensitization and Reprocessing（=Intégr…ameblo.jp今でも、「どうにか、アリスを取り戻せないだろうか？」という考えが頭に浮かぶ。そんなの無理ってわかっているのに。子を失ったら、気が狂いそう、、、と思っていたのに、狂ってないし。アリスを心配させないよう、前向きにならなければ、、、とは、わかっているけど。難しい。雄亮がこの週末、四葉のクローバーを見つけたって、写真を送ってきてくれた。幸せが訪れるといいね。
17Jun
- １８回目の月命日
  アリス、あなたに会えなくなって、もう１年半だよ。未だに、信じられない。今でも、「ただいま〜！」と言って、スーツケースを押して、帰ってきそうなのに。これは、最後のアリスの写真。病院内のカフェテリアで、おしゃべりをした。この日、アリスはたくさんのセルフィを撮った。エアコンの空気孔が、天使の輪みたいで、写真を見た瞬間、「えっ！？」と思った。この日、「仕事があるから、そろそろ行くね。」と言う私たちを引き留めたアリス。「ちょっと散歩しようよ！」引き留めるなんて、珍しいね、と思ったものだ。これは、入院した初めの頃。病院敷地内の散歩道。パパより、背が高いアリス。どうして、後になって、「ああ、あの日は、ちょっと違っていた、、、」なんて、思うのだろう。その日の夜、アリスは、みんなに電話をした。親友にも、お兄ちゃんにも、そして、私たちにも。病院内のお友達から、後になって聞いた話。「あの日、夕食後、アリスと、輪廻転生について話した。　アリスは、蝋燭の火が消えたように、静かだった。」きっと、その後に激越発作（Raptus）を起こしてしまった、、、。誰かが気がついてくれたら、、、最後に私たちの顔を見たくて、動画電話してきてくれたのに、、、あれ？ずいぶん疲れた顔してるな、って気がついてはいたのに、それは、３日前に受けたケタミン治療のせいだと思った。その場で、病院に電話して、「うちの娘が、具合が悪そうなんですけど、見にいってもらえませんか？」て言えば良かったのに、、、。奇跡の薬、と言われるケタミンにも、副作用があって、自殺行為を起こしてしまう可能性があったのだ。アリスは、看護婦さんの忙しい時間、私たちも料理教室をしている時間帯に、逝ってしまった。頭では分かっているけど、まだ信じられない。信じたくない。世界でいちばん可愛いアリス、、、いつも、そう言っていたのに。まさか、こんなことになるなんて、、、あり得ない。アリスの病気に関して書いたブログ。Maladie｜Des étoiles qui rientaliceayaka16さんのブログテーマ、「Maladie」の記事一覧ページです。ameblo.jp
16Jun
- 21歳と１ヶ月 / 6歳の誕生日
  幼稚園の年長さんになる時に、転園したアリス。新しい幼稚園でも、お友達ができた。この年に仲の良かった子と一緒に写っているけれど、この二人とは音信不通。どんな成人になったかな？幼稚園には、担任の先生（下の写真、右の真ん中の写真に写っている方）とそのほか、お手伝いの方が二人いる。そのうち、ベアトリスさん（少し年配の方）が、アリスをものすごく可愛がってくださった。卒園してからも、私の職場に何度も来られたので、その度に、アリスの近況を話していた。けれど、アリスの悲しい知らせをメールで送ったら、届かなかったようだ。知らせないほうがいい、ってことなのかな。右下の写真、嫌いな子の前では、正直なアリス、笑っちゃう。一応、笑顔でいてあげたら良かったのに。きっと、無理やり座らされたんだろう。愛おしくて、愛おしくて、たまらない。あなたが、「毎月お祝いして！」と言ったから、今月も、お祝いするよ。おめでとう。世界で一番可愛い、お母さんのアリス。
15Jun
- 「ヒーローではないけれど」
  今、見ている韓国ドラマ。原題と邦題は、「ヒーローではないけれど」。でも、英語とフランス語では、「非典型的な家族」つまり「変な家族」と訳されている。確かに、すごく変な家族の物語。The Atypical Family | Official Trailer | NetflixOnce blessed with unique superpowers, a family loses their abilities due to modern day problems — until a mysterious woman changes everything.The Atypical Fa...youtu.beタイムスリップ、予知夢、飛行能力、、、などの超能力を持つ主人公家族。でも、その超能力は、うつ病、不眠症、過食症、スマホ中毒などの現代病によって、その力を失いつつある、、、という設定。初めは、「変なの、、、」と思ってみていたけれど、ストーリーに入り込んでしまった。目を閉じると、幸せな時間に戻れる、、、この超能力、いいなあ、、、と思ってしまった。私も、目を閉じれば、アリスに会えればいいのに。（アリス、８歳。爆丸が大好きだった頃。）そして、その過去に閉じこもってしまいたい。
14Jun
- 親知らず( dents de sagesse)
  日本でも、思春期の子供の、「親知らず ( dents de sagesse)」を抜くのだろうか？２０１９年の４月、１６歳になる少し前に、アリスも、その手術をした。これから、親知らず４本を抜くところ。手術後、部屋に戻ってきたアリス。「うわー、あららー、この口、、、なんだか、殺されたみたい！」術後、やっぱり、すごく腫れましたね。かわいそうに。家に戻っても、流動食しか、喉を通らず。この日は、ナエミが、クレーム・アングレーズ（カスタード風のソース状のもの）を持ってきてくれた。氷で冷やしているアリス。お兄ちゃんの雄亮も、同じ手術の予約までしたもののキャンセル。アリスのこの様子を見て、怖くなったのか？手術の必要性を感じなかったのか？ステファンに訊くと、「俺たちの世代は、そんなことはしなかった」らしい。親知らずって、あれば、他の歯の邪魔になりうることもあるし、虫歯にもなりやすいし、、、ということで、今では、抜くことが一般的だけど、術後、かわいそうだった。脳細胞も悪質で不要なものは、こうやって取り除くことができたらよかったのに、、、。

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