iPhoneやiPadにあるAirPlay機能。とても便利ですが、ゲームをする際に音の遅延が気になる人も多いのではないでしょうか。
私の場合は"Lonelyscreen"と言うアプリを使用し、Youtubeでゲーム配信をしています。Youtubeで直接配信するのも良いのですが、
ノイズが乗ってしまったり、音楽を流しながら配信したりしたい場合などはこの方法が有効です。
しかしAirPlayを使用するとiPhone本体からは音が出ないで、PC側から音が流れてしまいます。
かと言ってiPhoneにヘッドホンを挿して本体から流そうとすると、何故かAirPlayが解除されています。恐らくこれは仕様なのでしょう。
ではどうすればPCにミラーリングしながらiPhone本体のヘッドホン端子から音声を再生するか。
答えはAirPlayのBluetooth機能の脆弱性を応用するのです。
やり方は以下になります。






■AirPlayミラーリングでiPhone本体のヘッドホン端子から音声を出力する方法

1.まず下記のものを用意します。

・iPhoneまたはiPad
・Lonelyscreenアプリ (AirPlay機能のあるものならなんでも良い)
・PC (iPhoneまたはiPadと同じネットワーク回線)
・Bluetoothオーディオ機能のあるもの
・ヘッドホン


2.AirPlayをオンにする
まずLonelyscreenをインストールしたiPhoneとPCを用意します。(ここではiPhoneを使用します)
PCでLonelyscreenを起動した後、iPhoneの画面の下側から上にスワイプしてコントロールセンターを表示させ、
"画面ミラーリング"をタップします。
これでPCの画面にiPhoneの画面がミラーリングされるはずです。しかしこの状態ではiPhoneの音がPCから出力されてしまいます。


3.Bluetoothオーディオ機器を接続をする
設定→Bluetoothから、使用するBluetoothオーディオを選択します。すると、AirPlayの画面接続はそのままの状態で
iPhoneの画面がPCの画面に出力され、音声はBluetoothオーディオから出力されるようになります。
AirPlayから先に接続しないとBluetoothオーディオから音声は出ませんので注意してください。


4.iPhone本体にヘッドホンを挿す
Bluetoothオーディオを選択した後にiPhone本体にヘッドホンを挿します。すると、PCにiPhoneの画面がミラーリングされて、
iPhoneに挿してあるヘッドホンから音声が出ているはずです。



と言うわけで、以上がAirPlayミラーリングしたままiPhone本体のヘッドホン端子から音声を出力する方法でした。
現在はこのAirPlayの脆弱性を突いた方法でiPhoneやiPad本体から音声出力が出来ますが、そのうち公式で対応してくれるといいですね。
(逆に対策をされると不可能になってしまいますが)