ちびはよく熱をだした。
生後二ヶ月の時高熱のため救急外来につれていった。

抱っこしている私の腕の中でちびが突然
ひきつけをおこした。

私はパニックになった。
ちびが死ぬ、ちびが死ぬ、助けて
大騒ぎしだした私に、看護師がいった。

このお母さんダメだわ‼️お父さん変わって‼︎
わたし‥‥だめ‥?

わたしがだめ。
でも、パニックが治らない私は病院のローカを
何度も行ったり、来たりして
なんとか、このなんともいえない、息ぐるしさや
あせり、不安を取り除こうと必死だった

お母さん!落ちついて!さっきからなにやってんの
しっかりしてよね!もう!

しっかりしたい。
落ちつきたい。      でも
当時パニック発作の事を知らない私は
完全にパニックっていた。
落ちつくすべも薬も持っていなかった。

うるさい、こっちも病気なんだよ
なんだよその口の聞き方は、
それでも看護師か

いまなら、絶対そういってるだろうが
当時の私は、私まで迷惑かけてる、どうしよう
どうしよう、

ちびがいなくなったらどうしよう。
生きていけない。

神様、神様、神様

罵倒の中でそれしか考えられなかった。

医療関係者の中には、天使もいるがゲスもいる
天使に会ったあとは、ゲスにであう。
ゲスは、私の事を気の触れたバカだとおもっている。

何度も、ゲスに出会うことになる、これから。