泣く事さえできなくなると
ただ、壁や空中をぼんやりと見ている
無気力、脱力の時がやってくる。

頭のなかがからっぽとよく使われるが
まさにそう言う状態
すべての思考と時間が止まるので、何時間でも
そうしていられる。
うちの家族は、私がそうなった時はあえて
声をかけない。
ただ、遠くから様子をみている。
私にとって、この思考と時間の停止状態よりも
その後の方が危険と言う事をよくわかっているからだ

その後の危険
私は何度も死のうとしている。
家族にとって停止状態は、私の死への誘いの
サインなのだ。