躁がしばらくつづくと、こんどは
耐え難い、醜い鬱の時が訪れる。

躁の時に言ってしまった暴言へのはてない後悔
買ってしまった物の支払い
考えて、考えてのめり込むように
鬱という泥沼に引きずりこまれる。

簡単にゆうと、両足をがちっとつかまれて
真っ暗な闇にずりずりと連れていかれる感じ

こわくて、こわくて例えようもなくこわくて
何度も何度もギャーと叫び続ける。
そのうち、叫ぶ力も無くなり
ただただ固まり、声を発する事もなく、身動きすることもなく、鬱廃人と化す。

鬱は、軽いほうから、重度までものすごい幅がある
私は、一旦なればあっというまに重度になる。

日常生活なんて、送れるわけもなく
考えられない、起き上がれない、意欲が湧かない
歯もみがけない、お風呂にはいれない
外がこわい、着替えもしない、ありとあらゆる事が
ストップしてしまう。

唯一出来ることは、泣く事だけ。