こんにちは。
ありすです。

最近ある本を読みました。

ベタですが東野圭吾さん著

『クスノキの番人』
the camphorwood custodian
です。


私はあまり小説を読まない方で、
しかも東野圭吾さんって
数えきれんくらい本出してるし
名作も名作で、万人ウケって感じで
なんか面白さとか新鮮さがないように
感じていたから、手に取ることはなかった。


でも、ふと話題の本あたりを見てると
この本が目に入った。
というより、言葉が気になった。








「明日に希望を持てるように」








毎日毎日、嫌気がさして
明日なんか、未来なんか考えたくない。

生きることに疲れて、
こんなことなら死んだほうがいい、
そんな風に感じている私は、
こんなありふれた言葉だけど、
それに惹きつけられた。


生きなきゃいけない、
死んだらいけない、
そんな事は分からないけど、
分かってる。





それでとりあえず
4日ほどかけて読みました。




正直面白かった。
現実には起こりえないこともあったけど
人の想いは、繋がっているし、
忘れてはいけないんだろうとも思った。


そろそろ親も年だし、
祖父母はもう1人になった。
私は自分さえ働けば生きられるけど、
親は年金暮らしになれば、
たぶん生活に困るだろう。
病気になれば、介護がいるし、
何かと先の事を考える必要が出て来てる。

土地の相続もどうすれば?
めんどくさいとか言ってる場合じゃないんだろうなぁ。
もう自分だけの事を考えて生きられるような
年齢じゃなくなってきてる。

私には配偶者も子どももいない。

兄弟の中で一番自由だ。

だからと言って私が全てを背負うのは
かなり嫌だけど
だからと言って結婚間近でもないし、
保証もない。

一生涯独身を貫くかもしれない。

母が亡くなれば、私は誰とも暮らせない。



多少母との関係が悪くても
今のうちに親孝行はもっとすべきだろうなぁ。



早く、治して、
働いて、
お金稼いで、
ご飯や旅行にでも連れて行こう。