前回に続いて本のご紹介、第二弾
![]() |
チーズはどこへ消えた?
905円
Amazon |
有名な著書ですが、今まで読む機会なく
今回初めて手にとりました
本のあらすじは、
登場人物は、2匹のネズミと2人の小人。
迷路にはチーズが隠されていて、
それを見つければいい暮らしができる。
※ここでのチーズは
成功、富、名誉、健康、恋愛、結婚・・・など、
人生で欲しいものを象徴しています。
迷路の中に住む彼らは、自分たちのやり方でチーズを探し回り
試行錯誤の末、彼らはついにチーズを発見する。
チーズはたくさんある、と安心していたのもつかの間、
ある日突然チーズが消えた。
本能のまま、すぐチーズを探しに行く2匹のネズミ
一方、チーズがなくなった現実を受け入れられず、途方に暮れる2人の小人。
まとめると、こんな感じです。
彼らの行動には、人間の本質がギュギュっと詰まってます。
チーズが少なくなっていることを予期し、
消えた時は即新しいチーズを探しに旅立つネズミ。
なくなったチーズに執着せず、
本能で前進していく姿がすばらしい!!
ただ、このストーリーは、ネズミより
小人ヘムとホーの在り方に焦点が当てられています。
最初は、チーズがなくなった原因探しばかりで
行動を起こさない彼ら。
しかし、時が経つにつれ
チーズはもう戻ってこないと悟ったホーは
新しいチーズを求めて再び迷路の中へ旅立ちます
一方、、ヘムは
外は危険だし、いずれチーズは戻ってくるはずだと固執し
その場から離れない
この2人の対比も興味深いです。
迷路へと旅立ったホーが最初は、不安や葛藤があったものの、
やがて恐れを解放し、チーズ探しに難航しても
プロセスそのものを愉しんでいく姿は勇気づけられた。
わたしは、自分の中にヘムを見た。
現状維持・安全欲求が強いわたしにとって、
まるで、自分を見るようだった。
ヘム!違う違う!!
チーズを探しに行くんだ!!
とイライラしながら読んだ(笑)
ヘムのように
現状維持という名の退化
に陥っている人も圧倒的に多いんじゃないだろうか?
人生、、想定外のことは起こる。
だから、変化が起きたと思ったら執着せずに順応していくこと。
間違えたと思ったら軌道修正して、新しい現実作っていくこと。
さあ、あなたはこの物語の誰?(笑)
自分の人生、どうにかできるのは自分しか居ない!!
著書の中で、ホーがこう言ってます。
遅れをとっても、何もしないよりいい