今回は、20代の頃のお仕事について。

 
損保会社で派遣勤務していた時、
正社員を目指したことがあります。
 
Free stock photo of person, woman, office, working

当時、会社でパートから正社員登用制度ができて、
同じ部署から私を含めて3人の派遣社員が応募しました。
流れとしては、
 
 
志望届を所属部長へ提出
       ↓
部長が届を承認
       ↓
通過したら東京本社へ面接
      

つまり、第一関門としては、
まず部長がGOサインを出すか、なんですが、
 
 
当時、わたしだけ承認が貰えなかったんです。
(後の2人は面接へ進んでいった)
もちろん、かなりやさぐれましたモヤモヤ
 
 

しばらくして、
志望届を添削していただいた次長と面談することになり、
わたしの試験結果の話に。
そこで、こんな会話が繰り広げられた。
 

 
 
次長
ともこさんを推薦できなかったのは、経験が足りないから。
今後、一部でも社員と同じレベルの仕事を担えば
道が開ける可能性もあるよ。
 
 

私 
できればもう一度、試験に挑戦したいです。
ですが、社員の仕事も担当となると、
今の仕事を全部抱えては、時間的にかなり厳しいです。
仕事の一部を手放すことはできないですか?
 
 
 
次長
うーん、それは無理だね。
パートの仕事もそのまま継続してもらわないと。
やるとしたら、今の仕事ありきだね。
 

 
次長の回答は大体予想してたけど、
やはり、社員への道は前途多難・・・
 



 
  

 
いろいろ話していて、最も不透明だったのが、
 
 
何の仕事をどこまで頑張れば
部長の推薦が貰えるのか、
基準が制度の中で明示されていないこと。
 
 
確かに、社員と同じ仕事を担当すれば
確実に経験値とスキルは上がるし、
社員への道に一歩近づくのは間違いないけど、、
 

やったところで、本当に推薦してもらえるの??


社員と同じ仕事をしてもパフォーマンス的に
もっと厳しい判断基準が設けられてるんちゃうの?


 
そんなことを思って、次長を質問攻めしたけど
次長自身もよくわかってない感じだったkonatu


 
社員レベルの仕事がこのまま上乗せになると、
ハイパフォーマーでない自分がパンクするのは分かっていた。
あと、安月給なので、モチベーションの点でも不安。
 
それにこちらが頑張ったところで、
結局、試験を受けられない可能性も十分ありえる。
 
 
そんな不安要素満載の状態で
リスクをとって頑張れるのかって
自問自答したら、
 
 
答えは【NO】だったがっくし
 
 
しかし、捨てきれない社員への道。
無理って決めつけるのも何だし、希望はあるんだろうか。
 





葛藤の末、
 

一気に難易度高めの担当になって自爆するより、
ベビーステップでちょっとずつスキルを上げる方が自分に合ってるし、うまくいけば社員へ一歩近づけるかも。
 
 
と、いうところで落としどころがつき、
現状でも両立可能な、新しい仕事を担当することになった。
 
 
スキルアップを目指したのは、他にも理由があって、
 
 
他の2人が正社員へ向けて
着々と精度の高い仕事に励んでいるのに
(←2人は最終面接で不合格だった)
 

【自分だけ現状維持のまま成長しない】
ってことだけは避けたかった。
 
 
こうして、
正社員登用制度には不信感を抱きながらも、
自分なりにステージを上げる為に模索していた。
 
 
次回へ続きます。